五十嵐貴久のレビュー一覧

  • Fake

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    おもしろいが話が長い。カンニングのトリックはありそうだが最後の部屋のトリックはさすがに無理があると思う。しかしだまされたぁ~。

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    2012年06月29日
  • ぼくたちのアリウープ

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    青春sports根性物語は読む者の気持ちを若返らせてくれます。今回はバスケットボール。こんなに一途にのめり込めるのは高校生の特権ですね。

    この主人公、ちゃんと卒業出来るのかな?勉強も頑張れよ。と、言いたくなってしまいます。

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    2012年06月27日
  • ぼくたちのアリウープ

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    バスケを小説として表現するのは難しいようだ。スピーディーな臨場感が求められるだけに、文字を追っているとどうしても間延びがしてしまう。野球だとテンポの悪さを展開で補って、読者を楽しませることができる。同じ作者の作品で題材にしたスポーツの特徴がこれほどあからさまに出たことが面白かった。キャラクターもそれなりに作ってあったし、ユーモア溢れるくだりにはなんども吹き出した。ただ最後の試合が今一つ盛り上がりに欠けたのが残念。バスケはあのマンガを読んでればいいのかな。

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    2012年06月07日
  • 土井徹先生の診療事件簿

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    アジカンのCDジャケットでお馴染みのイラストレーターさんの作品を書店で最近よく目にする。「謎解きはディナーの後で」「夜は短し恋せよ乙女」等。

    この本もそう。上品で穏やかな獣医のお爺さんが謎を解いていく。安心して読める。

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    2012年05月03日
  • ぼくたちのアリウープ

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    私の中で、「五十嵐貴久 青春シリーズ」と呼んでいる一連の作品がある。
    「1985年の奇跡」や「ダッシュ!」「サウンド・オブ・サイレンス」などがそうなのだが、本作は「サウンド・オブ・サイレンス」のバスケ版のような感じである。
    ライトノベルの雰囲気もあるかな。さらっと読めて、すかっと爽やか。
    難しいことは何も考えなくていいし、エンディングはいつも同じパターンでハッピーだ。気楽に読めてとても楽しいんだけど、ちょっと物足りなさも残る。
    ジュンペーは信じられないほどノーテンキな男子である。(それにしても「ジュンペー」とは、なんと秀逸なネーミングであろう。音も文字列もすべてがキャラクターを見事に表現してい

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    2012年04月26日
  • Fake

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    コン・ゲーム物として私的には中の下。主人公の宮本が、そんなに単細胞な人物設定でもないのに、リベンジでも相変わらず同じようなトリックで、敵を100%引っ掛けられると自信満々なのが、ちょっと不自然だったかな。でもまぁ、この手のお話は大好きなので、結構楽しめた。

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    2012年04月22日
  • Fake

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    コーンゲーム。最後は大どんでん返しなんだけど、えーっ!ずるっ!って感じだった。なんか置いてきぼり感満載。そんなオチにするならもっと伏線をはって、鮮やかに回収してほしかったけど、こういうジャンルの本は仕方ないのかな?読者を騙すのね。
    ツッコミ所満載だったけど、少しはハラハラを楽しめて良かった。

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    2012年04月21日
  • 安政五年の大脱走

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    井伊直弼の理不尽な理由によって脱出不可能な山頂に幽閉された藩士と姫のお話です。
    歴史小説だと思って読むと物足りない感じですが、軽くさらっと読めて面白かったです。
    が、物語の半分は南津和野藩士による穴掘り・・・苦労して頑張ってるので応援してただけに最後のオチはちょっと・・・・
    意外な結末はいらないよ~

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    2016年08月23日
  • Fake

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    前半かなり面白みがあったけど、
    後半はやたらポーカ-の説明やらでぐったり。
    最後の持っていきかたも急すぎるしラストがいまいちだった。

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    2012年03月07日
  • 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

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    ビジネス書や自己啓発本をずっと読み続けていたが、長風呂する時には軽い本を読んでみようと思って、駅のキヨスクをぶらついていた時に「スモーク オン ザ ウォーター」の文字に惹かれて買ってしまいました(^_^;)
    主人公がアソシエイトしている文章が、テンポ良く読める。
    決して感情移入できる様な主人公では無いが、「失敗しても何度でもやり直せば良いんだ」というメッセージは伝わってきた。
    この2月から映画化され公開される様だ。キャスティングは…良いのか、あれでw

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    2012年02月07日
  • シャーロック・ホームズと賢者の石

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    本家ホームズものを読んだことがないので、パスティーシュ作品を読みこなすには至らず。実在の人物などとのコラボレーションを満喫するには、シャーロッキアン並みの知識が要るのかも。
    因みに本作は、日本シャーロック・ホームズ・クラブが選考する「シャーロック・ホームズ大賞」を受賞したそうです。日本人によるパスティーシュとしては初の快挙らしい。作品の質の高さが伺われる。

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    2012年02月05日
  • シャーロック・ホームズと賢者の石

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    大変に面白かった短編集でした。
    シャーロック・ホームズの知られざる事件ネタですが、連作短編ではありません。
    それぞれ、独立した if の話だと思って読むと良いでしょう。
    しかし、「バリツ」の話は、調査してこういう結果でしたと報告されても本当に信じてしまいそうですね。
    最近読んだ中ではベストな短編小説だったと思います。
    ま、推理小説としてはどうかとも思いましたが。(^^;

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    2012年01月03日
  • 安政五年の大脱走

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    ネタバレ

    安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める…。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快!驚愕!感動の娯楽大作。

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    2011年12月12日
  • TVJ

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    占拠されたテレビ局の高層タワー。犯人と対峙していながら人質にならなかった経理課の主人公。婚約者を救う為、単身テロリストと戦うと言うどこかで聞いたことのあるようなストーリー。主人公が女性と言う設定もあるがとにかく弱い。どうやって戦うかでなくどうやって隠れるか逃げおおせるかを必死で考える様はサスペンスと言うよりホラーのテイストに近い。ただラスト近くでテロリストの本当の狙いが明らかになった後のサスペンスフルな展開は思わず手に汗握る。伏線がバレバレだったり、ビルの構造が今一つ解りにくかったりと言う難点はあったが楽しかった。

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    2011年11月23日
  • 安政五年の大脱走

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    マックイーンの大脱走を思わせるような、天然の要塞からの脱出劇。
    でもドキドキハラハラというより“ザ・武士の一分”
    面白いけど、どっぷり感情移入はしなかったなぁ。
    割とスラスラ読める感じ。悪い意味じゃないんですけど。
    南津和野の主要人物をもうちょっと掘り下げてあったらよりハマったかも。

    井伊大老も、若君時代のエピソードのおかげで憎めないというか。
    悪役ではないよなーと。
    ただ、やり方が悪かったしそれだけの権力を持ってしまったのも仇になったんじゃないかと。あれだけの権力を持っていなかったら、ああいう手法を思いついたとしても
    実行に移すことはできなかっただろうし。
    力を持ってて「イケそうな気がする

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    2012年03月20日
  • 土井徹先生の診療事件簿

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    中村祐介さんのイラストを発見して購入。

    優しい獣医の土井先生が、警察副所長の令子との会話だけで事件を解いて行きます。人間にとって身近な動物の知られざる生態が事件の鍵を握っていて、単なるサスペンスとはひと味違って新鮮でした。

    短編オムニバスなので、すらすら読めちゃいます。

    でも、環境問題や未成年の犯罪、高齢社会など、現在の日本が抱える問題にも警鐘をならしており、実はとても深い一冊。

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    2011年09月21日
  • 土井徹先生の診療事件簿

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    軽く読めるし、おもしろくないことはないけれど、玲子さんの流され体質が気になるというか、仕事がなければ、探せよとイラっとする。土井徹先生がせっかく動物と話せるのに、もっと活躍させたら???桃子ちゃんも中途半端な気がしちゃって、全体的にもったいない。もっと面白く料理できる素材だと思うのに。

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    2011年09月12日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    青春物の王道。あまり一般に知られていない、小型の人工衛星「キューブサット」を題材にした事で、話への関心をひきつける。幼い感じもありつつ、王道ならではで楽しめた。

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    2011年09月07日
  • 土井徹先生の診療事件簿

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    ネタバレ

    五十嵐貴久さんの作品ということで衝動買いしたんですが…。
    いまいちでした。
    形態としては「謎解きはディナーの後で」と同じでしょうか。
    ただ、そちらは☆1評価でこちらを☆3にしたのは
    ちゃんとした推理をしているからでしょうか。
    土井先生はちゃんと動物のことだけを見ていて勘を働かせているし
    実際に動物と話せるのであればかなりオールクリア。かと。

    そんなことなんで聞いたわけでわかるんだよバーカ!
    とはそんなには思わなかったのと
    出てくる人たちに好感を持てたので☆3評価です。

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    2011年08月31日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    結末を予想させる近未来のプロローグから始まり、全てがうまく終わるエンディング。思わず吹き出してしまうユーモア溢れるストーリーに一度読み出すと止まらなくなる。主人公を囲む家族もチームメイトも全員が個性的で楽しい。目標達成の時の盛り上がりが軽かった気がしたのだが、実際に数々の困難を乗り越えて何かを達成した時は、逆にこんな感じになるのだろうか。そういう体験をしたことがないのが悲しい。

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    2011年08月23日