五十嵐貴久のレビュー一覧

  • 1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

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    読者の年代を選ぶのかもしれませんが、私にはジャストミートでした。私も楽器が弾けませんが、こんな風にバンドがやれたらいいなぁと思いつつ読みふけりました。

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    2011年08月07日
  • 安政五年の大脱走

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    よくできているし、よく考えられている。
    でもベースが大脱走ってことで、ちょっと既視感があったのが残念。それと、あきらめない心、忠義、友情、知恵、正義などが事細かな描写とともに描かれているのだが、あまりにも長くてくどい。
    つまらなくはないが、長さの割には印象は小品。

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    2011年03月02日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    現実離れした人物・状況設定だが、話としてはあっという間に引き込まれて気がついたら読み終わっていた感じ。
    ただ結論が淡白。もつと感動的でもよかったのでは?

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    2011年06月19日
  • 相棒

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    土方さん好きの龍馬嫌いからすると突っ込み満載な一冊。そして読みが当たるという(苦笑)どうして考える事が同じなのか、ある意味彼を可哀想だとも思ってしまう。あり得ないことが起こるのが小説だが、実際に二人がコンビを組んだら土方さんは龍馬みたいな人物はかなり嫌いそうだと思える。仇討をなすほどの仲にはなれないのではないだろうか。幕末、この時期はどこからも狙われていた龍馬が堂々と歩いていることも不思議だし、新撰組第一の土方さんがいかにお上の命令とはいえ近藤さんを立てることもなくこんなことをするだろうか?という邪心ばかりで、あまり世界に入り込めなかったのが残念。

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    2019年01月16日
  • 安政五年の大脱走

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    安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める...。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快!驚愕!感動の娯楽大作。

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    2010年06月17日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    悪ガキがいつのまにかヒーローになってしまうというところが、いかにもという設定だけれど、スピーディーなストーリー展開が小気味よい。さわやか系がもてはやされる普通の青春小説と違って、ワルやはみ出し者への視線があたたかい。成功しそうになっては挫折を繰り返す、高校生の衛星開発プロジェクトの行方(!)が、まるでジェットコースターに乗っているかのようだ。

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    2011年07月16日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    駄目だ。たまらなく好きだ、これ。工業系の出だからか、時間を忘れて読みふけってしまいました。ストーリーはノーマルな青春小説。キャラも濃い。こいつらみたいに馬鹿になれたら、世の中楽しいかもしれない。

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    2013年01月21日
  • シャーロック・ホームズと賢者の石

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    4編収録。こういうパロディというかオマージュは嫌いじゃないです。ただ、ホームズとワトソンの友情を固く信ずる身としては、冒頭の1編は受け入れがたい…!(笑)

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    2010年01月10日
  • TVJ

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    以前読んだ五十嵐貴久の『交渉人』がわりと面白かったので、
    幻のデビュー作(?)である本作を読んでみた。

    結論から言えば、『交渉人』のほうが面白かった。
    が、まあ、この『TVJ』も楽しめたのは楽しめた。

    テレビ局が正体不明のグループに乗っ取られ、
    彼らの狙いはなんだかよくわからない。
    女子経理部社員がひょんなことから内部に取り残され、
    彼女は一人奮闘し、事件解決へと迫っていく。

    最後に彼らのねらいははっきりして、
    なるほどねー、とスッキリはするが、
    『交渉人』のときほどのどんでん返し感はないかなあ。

    ちょっと疲れてるなあという時の一服の清涼剤としてはちょうどいい、
    そんなサスペンス小説と

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    2010年03月25日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    この間野球の方を読んで面白かったのでロケットの方も買ってみました。面白かったです。

    が。物語の定石といえばそうなのですが物語中盤でうん、ここで大成功って訳ないよね、まだこれだけページ数あるし。野球物語のときもパターン的に同じだったし、とか思ってしまう自分。我ながらつまらない読み方してるなあ… 素直に楽しめばいいのに、とか思いました…。

    筋は分かっていても面白いというか軽快なテンポで話が進んでいくので1日で読み終わりました。何となく冷めている若者が一度ぐらい熱血・青春してもいいじゃないか、という辺りが好きです。
    でも野球の方が面白かったなあ。それはロケット(ロケットではなくキューブサッ

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    2009年10月07日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    落ちこぼれ達が、キューブサット(小型衛星)を作る事になって。。。初めはしかたなしに作り始めたけど、だんだんと夢中になっていくという王道の物語です。王道だからこそ安心して楽しめる作品です。個性的な登場人物達も魅力的でした。主人公のツッコミも可笑しかったです。キューブサットを作って何かが変わるという事ではないですけど、登場人物たちの成長というのも見どころです。

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    2011年09月28日
  • 2005年のロケットボーイズ

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    登場人物が多すぎて脇役たちの印象が薄い。誰が誰だか途中で分からなくなった。いい大人になった彼が、17歳の青春を思い出す、という書き出しと書きまとめが効果的だったので読後感はヨシ。

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    2009年10月04日
  • TVJ

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    五十嵐貴久始めて読みました。
    軽い感じでかつ流れるような展開ですんなり読めました。(ちょっとラブコメ色濃いかなと思いましたが・・・)
    他のはどんな感じなのか???

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    2009年10月04日
  • TVJ

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     簡潔な感想を述べるのなら、主人公に対してあまりにもごご都合主義な展開だ。その一方で警察に対しての扱いは非常に不合理この上ない。特に舞台となっているビルの構造は、事件のために用意されたとしか思えない。想定していない天災や人災が起こった場合には、寧ろ邪魔になる構造でしかない。この不合理なビルで主人公が活躍するために、少々納得しかねる話しが展開する。正直、途中呼んでいて、そんな馬鹿な展開があるか。と叫んでしまった。
     ただ、単純にアクション映画のように気軽に楽しむと言うのなら悪くない一冊だと思う。

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    2009年10月04日
  • 死写会

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    うーん

    次々キャラクターが死んでいく、、というあらすじ以外あまり思い浮かびません。

    なぜその呪があるのか、もう少しひねったほうがよかったのでは?と思います。あまりにストレートな理由。実はこんなことが隠されていた、とかなら分かるのですが。
    解決策も対抗策もないままバタバタとキャラクターが死んでゆきます。
    でも理不尽な死という恐怖を感じました。

    #ダーク

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    2024年12月11日
  • リカ 黒髪の沼(3)

    ネタバレ 購入済み

    精神を病む本間

    この巻からどんどん本間の精神がおかしくなり、電車の中で12時間も寝てしまったり、取引先をライバル会社の名前で呼んでしまったり。
    帰宅後、玄関のドアに大量の髪の毛がセロハンテープで貼られていました。
    読者も本間も、髪の毛を貼った犯人がリカだと分かりきっているのですが、リカに対しては何の感情も抱けない私。
    ストーカー女から狙われる男主人公の物語をいくつか知っていますが、大抵はストーカー女に「怖い」「気持ち悪い」「腹立たしい」「外見は悪くないのにもったいない」といった感情を抱くんですよね。
    リカが架空の存在としか思えなくて、現実味が無いからかも。

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    2019年11月25日
  • リカ 黒髪の沼(2)

    ネタバレ 購入済み

    全く同情できない

    「俺は何を間違えたのだろうか」だと?
    よくそんな台詞が言えるな。
    そもそも、妻子持ちが出会い系でお手軽不倫を楽しむ時点で間違ってる。
    タクシーで逃げる本間を走りながら追いかけるリカは、もはや超人。
    リカに個人情報をバラまかれても、本間の自業自得なので全く同情できませんでした。

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    2019年11月25日
  • リカ 黒髪の沼(1)

    ネタバレ 購入済み

    主人公の自業自得

    妻子持ちでありながら出会い系に夢中。
    その結果、「リカ」というストーカー女に狙われる羽目になったのは、どう考えても主人公の自業自得。
    容姿にも性格にも全く魅力の無い主人公。
    会ったこともなく、姿すら見たこともない相手に対して異常に入れ込むストーカー女という設定にリアリティが無い。
    一回以上会ったことがあるか、一方的に姿を知られている設定にしないと感情移入出来ません。

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    2019年11月21日
  • リカ 黒髪の沼(1)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    改変

    原作と違う流れでリカの登場こんなに引っ張って
    連載で読んでた奴らかわいそう

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    2017年10月08日
  • リカ

    ネタバレ 購入済み

    救いがない

    池井戸潤のストーカーものを読み終わり、他にも似たものを探し、この作品を読みました。

    最初から最後までノンストップで読み終わりました。
    読んでいる最中、トイレなどにに立った際、ドアに鍵がかかっているか無性に気になったり、電気のついていない部屋に入ると、言い様のない恐ろしさで無意識に鳥肌が立つほどでした。。。

    読み終わった時、あれがラストなのかと思うと救いがないです。
    読み終えた時、何とも嫌な気持ちになります。
    身から出た錆…なのかもしれないけど、最後はせめてもハッピーエンドにして欲しかった。

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    2015年04月14日