アレクサンドル・デュマのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2004年頃、巷では「岩窟王」やモンテ・クリスト伯」が大人気でした。
ある俳優さんが舞台でやれば見に行った友人がいましたし
アニメ化されて話題になっているというではありませんか!
そして他方向からは、職場の本好きな人が「改めて読むとすごく面白いのよ」と熱烈支持!
これは読まなくてはならないのか!と思いようやく読み始めたのが今月(笑)
子どもの頃にさんざん読んだり、見たりしているから今更感があったのだけど
職場の人の勧めにより、岩波ジュニアにしてみた。(文庫は長いし字が細かいから)
面白い!ザッツエンタテイメント!デュマはもちろん「三銃士」を愛好しているし、どんな作家か
わかっていましたが、こ -
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
この巻は盛り沢山。色々と事態が急転してゆく。面白いね!
伯爵が探し出したダングラール夫人とヴィルフォールの間の隠し子は、カヴァルカンティ公爵として仕立て上げられ彼らと近づきになっていたが、まずダングラールが彼に興味を持つ。株取引により多大な損失を蒙った後も失敗が続くダングラールは、カヴァルカンティ公爵の資産を手にする事を目論んでか、自身の娘ユージェニーとカバルカンティ公をくっつけさせようとする。しかし、元々ユージェニーはアルベールの婚約者であった為それは両家の間に亀裂を生む切欠となる。モルセール伯爵を疎ましく思ったダングラールは、フェルナンが過去に行った事件の真相を表沙汰にしようとする。物 -
Posted by ブクログ
ラストに向けて話が加速していきます。あぁ・・・面白い。
冒頭、前巻から不穏な動きを見せていたカドルッス。彼のその欲深さを持って、アンドレアから今以上の金を吸いだそうと目論む。そして、アンドレアの現在の立場を知り謀略を計るが、伯爵の方が一枚上手であった為にその目的が果たされる事は無かった。一方アンドレアの方も、ただカドルッスに良い様に付き纏われるのが思わしくない為、カドルッスがほうほうの体で伯爵の屋敷から出る所を見計らい、この機に乗じてカドルッスに対して刃を向けた。
重傷を負ったカドルッスは、伯爵の館に運ばれる。カドルッスを襲ったのがアンドレアであると知った伯爵はアンドレアの告発書を書くよ -
Posted by ブクログ
1844〜46年に新聞連載&刊行。
『三銃士』の大デュマ作。
息子の小デュマは『椿姫』の作者。
ファリア司祭の知恵と工夫のくだりが大好きで、時々思い返していた作品。
自分が持っていたのは子ども向けに訳された青い鳥文庫の『巌窟王』で、今は大人なんだからと完訳版に手を出すも、会話が気取っていて婉曲で、話の内容が頭にスッと入ってこない。
そして比喩と引用が多い。かなり多い。
19世紀半ばのヨーロッパ人にとって『神曲』や『ハムレット』は、現代日本人にとっての『源氏物語』や『忠臣蔵』みたいな感覚だろうか。芸術作品やその作者だけでなく、当時話題だったであろうニュースもちょくちょく引き合いに出され -
Posted by ブクログ
あー! スッキリ!人を亡き者とし、人を騙してのさばっていた輩たちが、「亡き者」だと思っていた者の仕業で、ペテン師同士ペテンに掛け合い、ついに自身を滅ぼしてしまった。まるで、「ちびくろサンボ」の虎たちがぐるぐる回ってお互いの尻尾を噛み合って溶けてしまったような感じ。
モンテ・クリスト伯は十四年間も土牢に閉じ込められ、忍耐力が付いていたので、 「復讐」は短絡的でなく、自分の手を血で汚さず、敵が自ら滅びるよう追い詰めた。
三種類くらいの人物に姿を変えながら敵にジワジワと近づき、ありえないようなスピードでありえないようなような工作をして人を助けて行く姿、そして謎めいた部分はまるでルパンのよう! -
-
-
-
-