アレクサンドル・デュマのレビュー一覧

  • モンテ・クリスト伯 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巌窟王のはじまり。嵌められて投獄されて、中で出会った博識の老人に勉強を教わり、復讐のために脱獄。老人に教えてもらった財宝を手にして、復讐開始。じわじわと外堀を埋めていってます。

    0
    2018年01月03日
  • モンテ・クリスト伯爵

    Posted by ブクログ

    良くまとめあげた作品です。
    絵柄もこれからを期待させる作家だと思います。
    「これで悪魔になれる・・・」シビレる台詞です。
    伯爵自体超格好がよい。復讐劇の古典らしいのですが。
    なにぶん教養が足りず無知でした。
    知りたいものです。司祭が所有していた万古普遍の真理が
    分るかもしれない150冊の本ですが。
    男の子の野心を燃え立たせるものばかりです。

    0
    2017年11月24日
  • モンテ・クリスト伯 2

    Posted by ブクログ

    ドラマチックな脱獄劇。そこから宝を探しに行かなくてはいけないが、そこは船乗りとしての能力で見事につないでいく。いろいろな人の話に移り、あれ?誰の話だっけ?と思わせながら、さあ、いよいよ復讐につながっていくらしい!

    0
    2017年11月17日
  • モンテ・クリスト伯 1

    Posted by ブクログ

    大河ロマンっぽい本が読みたくなって、まず一巻目に挑戦。マルセイユが舞台ということで、地中海の話題が多く、またスペインに近い町という雰囲気も楽しい。地図を確認しながら読み進む。ダンテスが獄中の人となってからは、苦しい話になるが、ファリア神父の存在が救いだ。長期に渡る物語には、メンター的な人が必要だ。

    0
    2017年11月01日
  • モンテ・クリスト伯 6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに来たか、いままでの伏線がこんなにもかと。
    エデの描写は本当に力強くて美しい。

    カドルッスに比べてフェルナンはあっけないものだった。でもあの後どう生きていくにも…ね。一番楽な選択かもしれない。
    そしてメルセデスはアルベールに話したのね。復讐をしても正当である、権利がある、そう考えるのは割と時代とか国とか関係あるんだろうか?
    まあ今の時代でもエドモンの人生を振り返ると第三者とかまったく関係ない人からしたらエドモンが復讐をしても正当な感じがしてしまうかもしれない。何より直接手を下してはいないし、過去の告発だからある意味自滅だしなあ…
    カドルッスに関しても…うん。きっかけがあったとはいえ自滅か

    0
    2017年09月24日
  • モンテ・クリスト伯 4

    Posted by ブクログ

    またそれぞれの人物のことが新しくわかります。
    モレル一家がとても良い。彼らが出てくると何度も読み返してしまう。
    エデの描写も毎回美しさが際立ち、ヴァランティーヌさんもとても良い子。
    エデとヴァランティーヌ、とても好き。

    0
    2017年09月24日
  • モンテ・クリスト伯 5

    Posted by ブクログ

    4巻から3連休で7巻まで突っ切りました。それくらいここからは止まれない。先が気になってしょうがない。
    事件の連続、小さな事件と大きな事件がありますが、意外な人物の名前がちらっと見えてフフッとなってしまう。
    なによりエデ、エデが好きだからというのもありますがエデの話はドキドキしてしまいますし、ヴァランティーヌさんもとても良い娘さんでなぜあの父から…と思いつつお母様…とも思ってしまいます。

    利己主義のところ、とてもわかる。

    0
    2017年09月24日
  • モンテ・クリスト伯 3

    Posted by ブクログ

    ようやく来たか!という感じ。
    人脈、知恵を携えて帰って来たという感じ。とうとうここに来たか、と思う。
    前巻あたりから登場人物が新しく増えてきて、だんだん混乱して「あー、人物一覧なり相関図なり紙に書いておけばよかったな…」と思い始めたけど今更読み返すのもあれなので検索してまとめで確認しました。アルベール、ダングラール、ヴィルフォールは我ながらよくそこまで混乱したものだと思うくらいこの先も疲れてるときに読むとごっちゃになったくらい。
    登場人物の多さも気にならないくらいこの巻ではさらに引き込まれていきます。

    0
    2017年09月24日
  • モンテ・クリスト伯 2

    Posted by ブクログ

    今後の彼に大きく影響を与えることになった偉大な神父、シャトーディフからどう抜け出すのか、序盤からワクワクが止まりません。
    自分が監獄にいる間に周囲はどうなっていったのか。
    ファリア神父も偉大ですが、モレルさんは今後の巻でも思い返すたび好きなのですが、エドモンの父が住んでいたはずの部屋にいた若い夫婦も正しき人というようで好きです。

    0
    2017年09月24日
  • モンテ・クリスト伯 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    復讐が遂げられてよかったと思い、ちょっと勝ちすぎではと思い、いやエドモンの苦しみはこんなものではなかったと思い、いや子供まで死ぬのはひどい・・・・ぐるぐると、思考が永久ループにはまる。
    こんなことが起きない世の中がいいね。

    0
    2017年01月22日
  • モンテ・クリスト伯 6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに決定的な復讐が行われた。フェルナンは全てを失って自殺。私も溜飲を下げた。
    メルセデスはエドモンが現れた最初のときから気づいていたんだねえ。けなげな。しかしすでに母となってエドモンとは違う道を歩んできた彼女にとっては、嬉しいやら、苦しいやら、だっただろう。

    0
    2017年01月20日
  • モンテ・クリスト伯 2

    Posted by ブクログ

    宝を得て、過去の自分へ好意を寄せてくれた人へは恩返しを、敵意を向けた人へは復讐を画策するダンテス。フェルナンとメルセデスの息子アルベールとの出会い。
    2巻では善行の部分だったが、これから復讐劇になっていくんだろうか。
    読む速度はスノーボール。

    0
    2017年01月09日
  • モンテ・クリスト伯 7

    Posted by ブクログ

    人を本気で愛して憎んだエドモンだからこそ、開けたラストシーン。これから先苦しみ、憎しみがあったとしても、それも含めて円熟していく人生でありますよう。

    0
    2016年01月28日
  • モンテ・クリスト伯爵

    Posted by ブクログ

    あの名作をここまで仕上げられた作者の力量に感服しきりです。初単行本とのことですが、今後が大変楽しみです。

    0
    2015年12月21日
  • 三銃士 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この年になってようやく読む。それも岩波少年文庫版で…

    三銃士の活躍談なのかと思っていたら、三銃士自身は〝天然″で、田舎から出てきた若者が主人公だったとは。。。。

    先日テレビで、文学界の大誤解としてフランケンシュタインが挙げられていたけれど、それと同様のインパクトだった。

    0
    2015年12月07日
  • 三銃士 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この年になってようやく読む。それも岩波少年文庫版で…

    三銃士の活躍談なのかと思っていたら、三銃士自身は〝天然″で、田舎から出てきた若者が主人公だったとは。。。。

    先日テレビで、文学界の大誤解としてフランケンシュタインが挙げられていたけれど、それと同様のインパクトだった。

    0
    2015年12月07日
  • モンテ・クリスト伯爵

    Posted by ブクログ

    色気あふれる豪奢な筆致で描かれる、『モンテクリスト伯爵』の物語。

    当方アニメ『巌窟王』くらいしか知らないのですが、やはり壮大な原作全てをフォローしているわけではないようで、本作で注視されているのは主に「伯爵とエデ」この二人なのではないでしょうか(もちろん主軸たる復讐譚がないがしろにされているわけではないですが)。
    カバー裏やおまけのペーパーみていると、この二人がコミカルに描かれていて、やっぱり愛を注がれているなぁと思うのです。

    それにしても、やはり一度は原典に触れてみなくてはならないか…!

    0
    2015年12月05日
  • モンテ・クリスト伯爵

    Posted by ブクログ

    「モンテ・クリスト伯」のコミカライズ…と思いつつ、とても表紙が良かったので。
    ストーリーの省略はあるものの、一貫してイラストが丁寧でとても良かったです。
    装飾等も良かったのですが、表情や感情等の表現が特に良かったです。

    0
    2015年11月30日
  • モンテ・クリスト伯 下

    Posted by ブクログ

    勧善懲悪の復讐劇。
    冒頭のエドモンが嵌められるところで、もう腸が煮えくり返っていたということで、この作品の読者を引き込む力は相当なものだと思います。きっとエドモンがなんの汚れもない無垢な好青年として完璧に描かれているからでしょう。
    登場人物は多いようだけれど、それぞれ性格がはっきり分けられているのであまり混乱はしません。(とはいっても、私はダングラールとヴィルフォールが中巻まで混ざっていました。まあ名前が似ているからということで)
    読者としてはばっさばっさと悪者を血祭にあげて復讐を完遂させることを期待するのですが、途中でエドモンが迷い始めるところで若干イライラします。でも読み終わる頃には、その

    0
    2014年12月04日
  • モンテ・クリスト伯 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人情の機微のつまった壮大な物語でした。
    モンテ・クリスト伯がなぜモレル父子そろってギリギリまで楽にしてあげないのか、読んでいてずっと腑に落ちなかったのですが、最後に納得しました。
    「大きな不幸を経験したもののみ、きわめて大きな幸福を感じることができる」というのは、辛い時に思い出したくなる一節ですね。
    味わい深い訳文はまたいつか、自分が年老いた時にもう一度味わいたいと思います。
    島から海上遥か彼方に見える白い帆のシーン、印象的で鮮やかに浮かびました。

    0
    2016年07月14日