無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2014年12月04日
勧善懲悪の復讐劇。
冒頭のエドモンが嵌められるところで、もう腸が煮えくり返っていたということで、この作品の読者を引き込む力は相当なものだと思います。きっとエドモンがなんの汚れもない無垢な好青年として完璧に描かれているからでしょう。
登場人物は多いようだけれど、それぞれ性格がはっきり分けられているので...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月16日
復讐のために生きながらも、結局ダンテスは復讐鬼にはなり切れない。
それは彼が生まれついての善人であり、誰よりも優しく、人を愛する心を持ち合わせているからなのだろう。
そして、マクシミリヤンとヴァランチーヌ、そしてエデという純粋な心をもった三人に巡り合えたからこそ、ダンテスの心も救われたのではないかと...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月25日
モンテ・クリスト伯は「岩窟王」という書名でもその名を広く知られている。岩波少年文庫で読んだので、本来よりコンパクトにまとまっているが、それでもモンテ・クリスト伯の魅力は十分に把握することができる。今までで一番面白い本に出会ってしまったかもしれない。上・中・下巻とあるが、下巻では泣き通しだった。エドモ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月03日
大人になった今、こうやって読み返してみると、あのナポレオン時代から王政復古の時代のフランスの社会描写も巧みで、筋書きには無理がいっぱいあってもそんな情景描写が持つリアリティが勝っているところもあるように感じました。
因みに岩波文庫の完訳版は全7冊。 対するこちらの少年文庫の抄訳版は全3冊。 K...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月22日
" アンドレアはとぶようにして部屋へはいると、カドルスの手紙に火をつけて燃やし、灰のあとまで消してしまった。" P.76
"「いやだ」とカドルスはいった。「いやだ。神さまなんていやしない、摂理なんてありゃしない、ただ偶然があるだけなんだ」" P.105
読...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。