アレクサンドル・デュマのレビュー一覧
-
購入済み
よく漫画1巻でまとめたなっていうギッシリ具合で痺れる。あとがきではかなり無理をして1冊12話に収めたって事なのでもっとじっくり読みたい気持ちもあるけど1冊で纏まってるのがいい。面白かった。
-
ネタバレ
ダルタニヤンのちダンテス
三銃士は、アトス、ポルトス、アラミスに加えて主人公のダルタニヤン。
本作はダンテス、エドモントダンテスが主人公。
安定のオヤジデュマ品質、伏線回収でこうくるかでしたね。
お好みで。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ数年前に1巻だけ読んで放置してたのを再読。
びっくりするほど面白くて一気に全巻読んだ。「待て、しかして希望せよ」を見たくて…(なんでこの時期にまた読み始めたのかは察してください)
好きなキャラクターは主人公とユージェニー嬢だな。当時の価値観ではユージェニーのような思考の女性は変人扱いされたんじゃないかなぁと思うけど、それでも自由を選んだのはすごい。
メルセデスはあの時代であの選択をしたのは仕方ないよなと思う一方で、嫌な女だなぁと思わせる何かを感じた。正直ダンテスが最後にメルセデスを選ばなくて良かった…
1巻の辛い展開を乗り越えてからが最高に楽しかった。嫌な奴は徹底的に嫌な奴として描かれていて最高。そこに見える嫌な奴らしい矜持の高さ(ヴィルフォールとか)は結構好き。
恐らく人生で一番楽しいはずの青年時代を奪われ、恋人も奪われ、それでも救われた(と自分は思ってる)のは復讐譚としてはとても良い終わり方だったと思う。復讐なんて虚しいだけだ!みたいなクソみたいな綺麗事を言うキャラクターがいなくて良かった。
キリスト教への信仰が色濃く描かれていて、今の時代の日本人の自分には理解しにくいところもあったけど、それだけ絶大なものであったことはよくわかる。復讐を終えて自分も命を終える、みたいなキリスト教に反するようなことをしなくてほっとした。
あと、主人公の何が好きって、エデのような美女(美少女)を側に置いておきながら男としてそっちの方に流されないところ。恋人ではなく娘のように思っているところが健全で素敵すぎるんだよな…文章からでもエデの可愛らしさがこんなに滲み出てるのにその鋼の精神なんなの?
復讐の神のような振る舞いをしても微かに残るエドモン・ダンテスとしての名残があるのが苦しく感じるけど、そこがたまらなく好きだ。
てっきり3人に対する復讐は最終的に全員殺すのかと思っていた。社会的に殺すというのは相手に大ダメージを与えると今も昔も周知されてるんだな…
この人この後どうなったの?みたいな人が多すぎるけど、復讐を達成したらもう用はないもんな。番外編みたいなものないのか…
また時間をおいて読みたい。違う人の翻訳も読んでみたいな。 -
購入済み
素晴らしい!!!!!!
こんな大作を、内容を変えずにギュッとコンパクトに!凄い!
というレビューを読んで、原作も知らずに購入。
どれほどコンパクトになっているのかを要点に読んだ。
素晴らしい!
一コマ一コマが、とても重要!
それでいて、感情の起伏では惜しみなくコマ数を使うので、しっかり伝わる!
これは素晴らしい!
レビュー買いだったが、申し分なく満足! -
Posted by ブクログ
ネタバレ遂に最終巻になってしまった。
カドルッスは殺され、フェルナンは自殺。
残る仇はヴィルフォールとダングラールだったのだけど。
マクシミリヤンの最愛の人がヴィルフォールの娘で、毒殺される恐れがあるから助けてくれと頼まれることからモンテ・クリスト伯の復讐劇が狂い始める。
モンテ・クリスト伯としては、憎い仇の家族は当然憎いわけで、死んでもしょうがないと思っていたけれど(何なら裏でけしかけてたけど)、マクシミリヤンに泣きつかれてしぶしぶ助けることを約束する。
その後結局ヴィルフォールの妻と息子が死に、旧悪を暴かれたうえに家族をすべて失ったヴィルフォールは発狂してしまうのだけど、その姿を見たモンテ・クリスト伯は、自分のしてきたことは本当によかったのかと思いはじめる。
そのためダングラールに対して行っていた復讐に対して…。
思えばフェルナンもヴィルフォールも、エドモン・ダンテスにした非道ではなく、その後の悪行により身の破滅を招いたのだ。
エドモンに対していたことといえば、嘘の告発文を警察に届けたことと、冤罪とわかって刑の執行を取り消さなかったことだけ。
司法が適切に機能していたら、エドモンはあのような目に遭うことはなかったのだ。
翻ってダングラールは、自分の手を汚さないだけで、一番ひどいことをしたと言えるけれど、その後の人生で他人にそれほどの悪行は行っていなかった。かも。
エドモンに対する思いは変わらないものの、フェルナンを見捨てた自分を責めるメルセデスを見、復讐のむなしさを知るモンテ・クリスト伯。
復讐することを妄想することはあっても、復讐した後の自分を想像することはそれまでなかったんだね。
ところでモレル氏の窮地を救った時にも思ったんだけど、どうして善行を施すときに勿体をつけるのかね。
今回のマクシミリヤンくんなんて、何ヶ月も苦しい思いをさせられたよね。
さくっと、幸せにしてあげればいいのに。
新聞読者へのサービスなのかしら。
モンテ・クリスト伯がマクシミリヤンくんに最後に残した言葉
「待て、しかして希望せよ!」
待たせすぎだって。
そして、人事は尽くさなくてよいのか?