アレクサンドル・デュマのレビュー一覧
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ネタバレいよいよモンテ・クリスト伯の復讐の罠が、仇たちに投げかけられる。
ダングラールには高裁で大損をさせ、ヴィルフォールとダングラール夫人の昔の罪がいよいよ暴かれようとする。
そしていったん物語から姿を消したカドルッスが落ちぶれて復活。
人を殺してまで手に入れた宝石と大金はどうなったん?
とにかくモレル家の長男マクシミリヤンのことが大好きなモンテ・クリスト伯。
ところが彼は、モンテ…めんどくさいな、エドモン・ダンテスの敵であるヴィルフォールの娘と恋仲なのである。
意に染まぬ男と結婚させられそうな娘・ヴァランティーヌを救うため、モンテ・クリスト伯に助けをもとめようとするマクシミリヤンにヴァランティー -
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ネタバレ無実の罪で決して脱走などできないシャトー・ディフの監獄に囚われたダンテスは、ファリア司祭から語学や化学などの実学を学び、コツコツと脱獄の準備を進めていた。
しかし、ファリア司祭はついに3回目の発作を起こし、亡くなった。
この機にダンテスは脱獄を実行する。
そして船乗りの経験を活かして、密輸業者の船に乗り込み、機会を見つけてモンテ・クリスト島に隠された宝を見つけ、姿を消したのだった。
とはいえ、ダンテスが変装をしたところで読者にはわかる。
まず最初に姿を現わしたのは、ダンテスのかつての雇用主のモレル氏のところ。
モレル氏は最後までダンテスの無実を信じ、何度も関係者に掛け合ったけれども、ナポレオ -
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ネタバレローマでモンテ・クリスト伯が出会ったふたりの青年、フランツとアルベール。
どちらも良家の青年らしく好奇心のままに行動することに躊躇せず、汗して得た金ではないのに(ないから?)無造作に金を使い、社交の場に顔を出す。
比較的慎重で常識的なフランツは、ローマ以前にも一度モンテ・クリスト伯と会っているので、彼の狙いはてっきりフランツだと思ったのだけど、今巻でモンテ・クリスト伯のターゲットはアルベールだったことがわかる。
アルベールを通してフェルナンとメルセデスの夫婦と知り合うモンテ・クリスト伯。
その後ダングラールとヴィルフォールとも出会うが、彼がエドモン・ダンテスであることに気づいたのはメルセデス -
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ネタバレ岩波文庫なのに読みやすい!というのに、まず驚きました。
注釈なしでもスラスラ読める。(初刷は1956年で、私が読んだのは2018年の94刷)
同じく岩波文庫の『レ・ミゼラブル』とはえらい違いです。
ストーリーは子どもの頃に抄訳で読んでいるのでわかっていますが、それでもページを繰る手がとまりません。
エドモン・ダンテスくんの人の良さというか、世間知らずというか…にヤキモキしてしまいます。
ダンテスの美しい恋人メルセデスに横恋慕して、彼を陥れようとするフェルナンの行動はわかるとして、ダンテスと同じモレル商会で働いている会計士のダングラールがなぜあれほどまでにダンテスに対して憎しみを感じているの -
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クライマックスに近づきつつある6巻
緊迫感とスピード感がさらに加速し、さらには予想外の意外なストーリーが展開していく
(ハイ、興奮しております)
モンテ・クリスト伯ことダンテスの隣人であったカドルッス
軽率で浅はかな隣人であったが、当初はそこまで悪党ではなかったはずだ
それでもダンテスを裏切ったことには間違いない
モンテ・クリスト伯はブゾーニ司祭になりすまし何度かカドルッスに情けをかけチャンスを与えるが、欲深さが増していきとうとうホンモノの悪党に
そのカドルッスの最期
モンテ・クリスト伯は自分の正体を明かす
モンテ・クリスト伯の憎しみと情けと哀しみが溢れる
彼は言う「これで一人」
そうまずは -
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さて相変わらず強欲なダングラール
モンテ・クリスト伯の策略で財産が減りつつあることにビヒり出し、新たに知り合ったイタリア人貴族カヴァルカンティの息子アンドレア(実はベネデット)とモルセールの息子アルベールを娘の婿にと天秤にかけ始める
(まぁ恐ろしい!ベネデットと結婚させたいあんたの娘はベネデットの異父兄弟よ!)
不倫の末、子供(ベネデット)まで出来てしまった宿敵ヴィルフォールとダングラール夫人
ヴィルフォールから子供が生きている事実を知らされ、またしても倒れそうになるダングラール夫人
しかしこの秘密をどうやらモンテ・クリスト伯が掴んでいると睨んでいるヴィルフォールは、ダングラール夫人にモンテ -
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船主のモレルは臨終の際、自分達を助けたのは、「あれはダンテスだ」
息子のマクシミリヤンから聞いたモンテ・クリスト伯は体中の血潮が逆流し言葉を失う
モレル家でのやりとりはモンテ・クリスト伯にとって心安らぐ幸せなひと時なのだ
そして心の中のダンテスが見え隠れする数少ない場面だ
ここから登場人物がグッと増えていくのだが、皆繋がっていくこのスリリングな面白さ!
この繋がる感じと明らかになる人間関係を頭の整理がてら備忘録していくことにする
宿敵ヴィルフォールが最初に結婚したルネ・ド・サン・メラン(既に死亡)
この一人娘はヴァランティーヌ
その後ヴィルフォールはエロイーズと再婚し、こちらは完全にスポイ -
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もはやダンテスは居ない
長年の投獄生活と人生を陥れられた復讐心からダンテスは死に、モンテ・クリスト伯へ変貌を遂げたのだ
復讐の対象は3人の男たち
彼らにどう近づき、何を仕掛けるのか…
まずはそのうちの一人、ダンテスの婚約者であったメルセデスと結婚し、地位も金もある地位に成り上がったモルセール伯爵(元フェルナン)
その息子アルベールに近づきさんざん恩を売るモンテ・クリスト伯
単純なアルベールはモンテ・クリスト伯に感謝とさらには立ち振る舞いに魅せられ尊敬を以って自宅へ招待するのだ
とうとうフェルナンとメルセデスとの再会を果たす
メルセデスは顔色を変え病に侵されたかのような虚ろな状態に(気付いたの -
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頼みのファリア司祭が亡くなり、見事でスリリングな脱獄劇から始まる2巻
密輸船に助けられ、船乗りの力量を発揮し順調なスタートを切るダンデス
結局彼は14年もの間牢獄生活を送ったことになる
20歳だったダンテスは34歳である
14年ぶりに見る自分の姿の変貌ぶりに「誰一人自分と気づかないだろう」と満足げに微笑む
この辺りがもうダンテスの完全なる精神変化が窺い知れ、こちらも不敵な笑みを浮かべ読み進める
もう以前のダンテスではない
精神を研ぎ澄ませ、知恵を活かし、とうとう宝の在り方であるモンテクリスト島へ
そして…
いやー実にドキドキするスリリングな展開である
まぁ出来すぎた内容でもある本書らしく、紆余 -
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Posted by ブクログ
全7巻の作品
こういう長編作品はなかなか再読が難しいであろうから備忘録としてレビューしたい
そのため一部ネタバレあり
フランス革命後の激動の時代
ナポレオンが失脚しエルバ島へ流刑され、ルイ18世が王権を取り戻した頃…
世間ではナポレオンを支持するボナパルト派とルイ18世を擁立する王党派がにらみ合っていた
何とも純朴な好青年という印象の主人公ダンテス
「父」と「婚約者」と「船乗り(一等運転士)の仕事」という狭い世界で十分満ち足り、人を疑うことも知らず幸せに生きていた
もうすぐ結婚を控え、仕事においては船長に昇格か⁉︎というまさに幸せ絶頂ともいえる矢先
船乗り仲間のひがみ、ダンテスの婚約者メ -
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