アレクサンドル・デュマのレビュー一覧

  • 岩くつ王

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    ダンテスさんが最初船長さんだった。悪いことをしてないのに、警察に捕まっちゃった。
    警察の人が話を聞いて 、本当は何もしてないから罪がないことにしたいって言ってたけど言いたかったけど、めんどくさがり屋の人だったからできなくてかわいそうだなと思った。

    2025/05/24 小2

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    2025年05月24日
  • モンテ・クリスト伯 7

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    ものすごい。クライマックスは地獄絵図そのもので、凄まじく、嵐の中猛り立った渦潮のように強烈な引力で読者を引き込む。たとえ読者が疲れていても読む手を止めさせない。読後はしばらく茫然とすること請け合いだ。
    同時に神々しいまでの感動的な展開も併せ持っている。締めくくりは予想通りとは言え、やはりすばらしい。

    僕は岩波の旧訳で読んだが、今では最近刊行された平凡社ライブラリーの新訳が良さそうだ。こちらは全五巻で編成されている。
    面白いが非常に長く、そのテーマも読む人を選ぶ。でも僕の読書人生の中で、間違いなく最推し本の中の一冊に入ったといえる。

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    2025年05月20日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    やっと手にできたモンテ・クリスト伯!フランス文学の中には、やみつきになって止まらない作品がある。
    レ・ミゼラブルもそう。
    はらはらドキドキの展開。面白い

    2024年、本国フランスで映画が大ヒットしたらしいので映画も観たい!

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    2025年04月03日
  • 岩くつ王

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    【脳に馴染みがあるかどうか】

    以前読んだ『古事記』が難しくて
    スムーズに読み進められなかったのは、
    次はどうなるんだろうと
    ワクワクする前に
    「え…土地がおぎゃあおぎゃあと生まれた…?」
    などと脳に馴染みのない状況で
    こまめに一時停止してしまったから。
    全然楽しむレベルに辿り着けなかった。

    それと比較してこちらは楽しくスイスイ読めた♪

    人に陥れられ、
    無実の罪で14年も暗い牢屋に閉じ込められたら、
    そりゃあ復讐もしたくなるでしょう。
    そのために変装?
    うんうん、わかるわかる。
    でも具体的にどうやって?(ワクワク)

    という脳に馴染みのある展開で
    一時停止することなく
    楽しむところまでスッ

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    2025年03月06日
  • 新訳 モンテ・クリスト伯5

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    ネタバレ

    本当に面白かった。
    とにかくストーリーを展開させていくことを意識していたと書いてあって、感心した。

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    2025年02月12日
  • 新訳 モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    決闘のシーンでアルベールが歩いてくる描写で全て理解して泣いた。
    メルセデスに懇願されて受け入れたエドモンにも泣いた。
    復讐する中で、何故復讐するのかの根幹の部分にある人間らしさというか、根本の愛が出てきて感動してしまった。

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    2025年01月08日
  • 新訳 モンテ・クリスト伯5

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    ネタバレ

    5巻では残る2人が圧倒的な筆力のもとで復讐される。絶望三大苦か、破産・狂気・自裁という手段で落とすのはなるほど感あり。圧巻だったのはミステリ仕立ての連続殺人劇の結末だが、カタルシスとともに、何とも言えない無情感があった。それにしても、全ての伏線を上手に回収・利用し、読書の満足感を最高に味わった。若い頃読めばよかったと書いたが、今読めたこと自体が素晴らしい出会いだった。

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    2025年01月06日
  • 新訳 モンテ・クリスト伯 4

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    ネタバレ

    3巻半ばまで、丁寧に登場人物を深堀して書込み、将来の復讐譚としての伏線をしっかりと張り巡らすなかで、4巻、5巻と一気にたたみかけるカタルシス。まさに世界文学の中でも歴史に残る名作を存分に味わえた。復讐を果たす3人のうち、4巻では1名が対象となるが、もっと激しい責め立ての方がとも思ったが、これから始まる復讐劇の発端として置かれたものだろうか。4巻5巻は一気に読み通せるような素晴らしさ。

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    2025年01月06日
  • 新訳 モンテ・クリスト伯 1

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    面白すぎる。読むのが止められなかった。
    物語としての完成度が高すぎる。
    各章で読みごたえがしっかりあった。
    メルセデスの名前が呼べないシーンはめちゃくちゃグッときた。

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    2024年12月03日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    もはや半世紀以上前になるでしょうか。その頃、世界文学全集を持っていて、その中に同じ題名の本・・確か厚い本で3巻に分かれていたと思います。
    それを読み始めてから気になって夜もろくに眠れなかったくらい。
    そして読み終わってからしばらくほかの本を読めなかった‥‥

    もっと子供の頃はラジオで、巌窟王 として放送されていて、
    ♫牢屋の石の壁は俺の心を知っている 虚しく過ぎた14年 忘れられないこの恨み♫

    多分誰も知らないと思いましたが、私は鮮やかに思い出してしまい、読み始めました。少年文庫というのを複数の中から選びました。
    そして「上」を読み終えました。
    薄い記憶の底にあったものが少しづつ浮かんできま

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    2024年11月01日
  • 千霊一霊物語

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    仏革+怪奇譚ということですごく好みの話だった
    特に「ソランジュ」「アルベール」の前後編と「髪の腕輪」が好き

    18世紀末-19世紀のフランス人の心象が気になる
    革命や共和政に賛成していても、王家やキリスト教への敬意や愛着は残っているのかな

    チョイ役でダントン出てきたのが面白かった(ガブリエルの話ではない)
    他のデュマ作品だと「アンジェニュー」や「赤い館の騎士」、他にもスタンダール「赤と黒」やバルザックのいくつかの作品、さらに20世紀だと直接仏革と関係ないセリーヌやサガンでも言及があるので本当にどこにでもいるなぁと

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    2024年10月06日
  • モンテ・クリスト伯 7

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    ネタバレ

    夏休みを利用して7巻まで読み終えました。
    財宝を手にして復讐を成し遂げていく様子は痛快で、とても読み応えがありました!
    最後の展開には非常に驚かされました。彼は、復讐に燃える不思議な魅力を持つモンテ・クリスト伯であると同時に、ただの船乗りのエドモン・ダンテスでもあるということなのかな? いろいろな人の意見を聞いてみたいです。
    何はともあれ「待て、しかして希望せよ!」のかっこよさ。出演回数は少ないのに、強烈に印象に残っています。座右の銘にしようかな。

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    2024年10月05日
  • 新訳 モンテ・クリスト伯 1

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    発売日が今年の7月。新訳とあったが、なかなか難しい言葉が多く、フランス文学だからか表現が独特で…「苦しい」を何ページにも渡って表現していたり、1人1人が長くしゃべっていたりして、苦しい人には苦しいけど、おもしろさにもつながっていた。

    全5巻と聞いて、意識が遠くなっているが、この後どうなるのか、最後はどうなるのか…

    ただ、1巻は苦しい場面がほとんどずっとだった印象。それでも最後には復讐劇が予感されてきた。

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    2024年09月13日
  • モンテ・クリスト伯 7

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    最終巻。
    14年間の恨みを果たすべく、残る二人も窮地へ追い込み撃破。その破壊力は凄まじく罪のない子供にまで。メルセデスは許し難いけれど。
    自分の復讐に罪悪感を持ち始め苦しむダンテス。
    最後、この結びに納得。「待て、しかして希望せよ!」
    --
    全7巻読むと、ぐるっと一周回ったような感覚になる。絡まりあった人物関係が明らかになっていく過程が見事。さすが大作!

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    2024年09月01日
  • モンテ・クリスト伯 6

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    ネタバレ

    欲深い者は地に落ちる。周到に練られた計画に沿って復讐していくモンテ・クリスト伯。フェルナンがここまで悪党だとは思いもよらなかった。ダングラールへの復讐はこれで終わりか?もう少し懲らしめてほしい所だが。そして残るはヴィルフォールか。目が離せない。

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    2024年08月16日
  • モンテ・クリスト伯爵

    nas

    購入済み

    よく漫画1巻でまとめたなっていうギッシリ具合で痺れる。あとがきではかなり無理をして1冊12話に収めたって事なのでもっとじっくり読みたい気持ちもあるけど1冊で纏まってるのがいい。面白かった。

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    2024年06月25日
  • モンテ・クリスト伯 1

    000

    ネタバレ

    ダルタニヤンのちダンテス

    三銃士は、アトス、ポルトス、アラミスに加えて主人公のダルタニヤン。
    本作はダンテス、エドモントダンテスが主人公。
    安定のオヤジデュマ品質、伏線回収でこうくるかでしたね。
    お好みで。

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    2024年05月20日
  • モンテ・クリスト伯 1

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    ネタバレ

    冒頭の港に帰ってきた船の記述、そして全7巻という大作で、気後れして読まなかった自分が腹立たしくなる。こんなに読みやすく面白いとは。
    人の良いダンテスが天国から一気に地獄へと突き落とされる。しかし天は見放さなかった。ファリア司祭との出会いが彼の人生を大きく変えそうだ。真実を知ったダンテスよ、行けー!第二巻に続く。

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    2024年04月28日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    岩波文庫から出ている方を読んだ方がいいのかもしれないけど、あんまりグロテスクだとしんどいかと思ったので岩波少年文庫の方を読むことに。
    結果的に登場人物の言い回しや表現が古い作品だけあってなかなか慣れないところがあったのでまずはこっちを読んでおいてよかった。

    無実の罪で囚われたエドモン。何となくで知っていた冒頭もこういうことなのか!となりながら読めた。
    脱獄後、これから復讐が始まっていくのだろうけど今はまだ嵐の前の静けさといった具合。次巻からどうなってくるのか楽しみ。

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    2024年04月11日
  • モンテ・クリスト伯 1

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    ネタバレ

    数年前に1巻だけ読んで放置してたのを再読。
    びっくりするほど面白くて一気に全巻読んだ。「待て、しかして希望せよ」を見たくて…(なんでこの時期にまた読み始めたのかは察してください)
    好きなキャラクターは主人公とユージェニー嬢だな。当時の価値観ではユージェニーのような思考の女性は変人扱いされたんじゃないかなぁと思うけど、それでも自由を選んだのはすごい。
    メルセデスはあの時代であの選択をしたのは仕方ないよなと思う一方で、嫌な女だなぁと思わせる何かを感じた。正直ダンテスが最後にメルセデスを選ばなくて良かった…

    1巻の辛い展開を乗り越えてからが最高に楽しかった。嫌な奴は徹底的に嫌な奴として描かれていて

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    2024年04月10日