アレクサンドル・デュマのレビュー一覧

  • モンテ・クリスト伯 上
    岩波文庫から出ている方を読んだ方がいいのかもしれないけど、あんまりグロテスクだとしんどいかと思ったので岩波少年文庫の方を読むことに。
    結果的に登場人物の言い回しや表現が古い作品だけあってなかなか慣れないところがあったのでまずはこっちを読んでおいてよかった。

    無実の罪で囚われたエドモン。何となくで知...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 1
    数年前に1巻だけ読んで放置してたのを再読。
    びっくりするほど面白くて一気に全巻読んだ。「待て、しかして希望せよ」を見たくて…(なんでこの時期にまた読み始めたのかは察してください)
    好きなキャラクターは主人公とユージェニー嬢だな。当時の価値観ではユージェニーのような思考の女性は変人扱いされたんじゃない...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 6
    いよいよ復讐劇の幕開けとなる六巻。
    何を書いてもネタバレになるからとりあえず感想だけ。

    めちゃくちゃおもしろい。

    以上です。

    詳しい感想は次巻まとめて。
  • モンテ・クリスト伯 5
    モンテ・クリスト伯が他人に化けたり懐かしの人と再会したり、ヴァランティーヌ周りが騒がしくなったりエデの過去が明らかになったり、アルベールが怒り散らかしたりとなかなか派手な動きが多い五巻。→

    復讐の種が育っているゾクゾク感。多すぎると感じた登場人物が繋がっているという衝撃。ここまで読んだからこその驚...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 4
    エデの話から始まりモレル家、カヴァルカンティ親子、ヴィルフォール家、ダングラール家と続きオートィユでの晩餐で終わる四巻。
    人間関係が複雑ッ!笑
    復讐の種を蒔いているところでこれがどう実るのか。
  • モンテ・クリスト伯 3
    青年二人のイタリー旅後編から家令ベルツッチオの過去編、そしてモンテ・クリスト伯の復讐序章、と続く第三巻。
    上手い……話の流れが抜群に上手いんだ……とにかく面白い……デュマ天才じゃね?(語彙力喪失
  • モンテ・クリスト伯 2
    あらすじ書くとネタバレになるかもなんで感想のみ。

    前半は怒涛の展開で、泣いたり息を止めたりで忙しい(私が)
    後半は新キャラが登場して、これから彼らがどう絡むのかが楽しみな展開。
    とにかく面白い!
  • モンテ・クリスト伯 1
    船長候補となり愛する恋人との結婚間近の船乗りのダンテスは、様々な者たちの陰謀により牢獄“シャトー・デフ”に送られる。
    フランスを代表する復讐劇、第一巻!

    面白い〜めちゃくちゃ面白い〜ネタバレ怖くてそれしか言えない笑
  • モンテ・クリスト伯 7
    今まで読んだ復讐劇の中での最高傑作。人物相関が分かりにくく途中で誰が誰が分からなくなってきた。でもこれでもかという程の伯爵の復讐の仕方に過去に自分を無実の罪に陥れた人達への強い憎しみがひしひしと伝わってくる。
  • モンテ・クリスト伯爵

    素晴らしい!!!!!!

    こんな大作を、内容を変えずにギュッとコンパクトに!凄い!

    というレビューを読んで、原作も知らずに購入。
    どれほどコンパクトになっているのかを要点に読んだ。

    素晴らしい!
    一コマ一コマが、とても重要!
    それでいて、感情の起伏では惜しみなくコマ数を使うので、しっかり伝わる!
    これは素晴らしい!

    ...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 上
    罠また罠でスリリング。ひとり閉じこめられたところから、老人で博学の人物と出会い、学んでいく。
    待て待て、と老人はいう。やがて正体を隠しモンテクリスト伯と名乗り、昔の知り合いの人達の前に現れる。やや残酷なところがある。話としては面白い。モンテクリスト伯は金持ちだがだれもどうやって儲けたかは知らない。し...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 上
    無実の罪を着せられた男の復讐物語。岩波文庫から完訳版がかなりの長編で出ていますが、こちらでも十分楽しめました。
  • モンテ・クリスト伯 7
    完結巻。すべての復讐にけりをつけ、幸せの手助けをし、自分も幸せをやっと掴む。スッキリと終わりました。復讐が厳しすぎる結果になったからか、ダングラールの復讐が弱めになりましたが、スカッとします。
  • モンテ・クリスト伯 7
    2ヶ月かけてとうとう読み終わった
    濃密な読書体験だったな、フェルナンとダングラールはざまあみろと思うけど、ヴィルフォールはかわいそうだなと思ってしまった。彼ももちろん悪いけど、あの二人はただ自分の利益のためだけど、彼の父が原因だったし、自分があの立場だったらどうしただろうかと思う。
    またメルセデスや...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 7
    遂に最終巻になってしまった。
    カドルッスは殺され、フェルナンは自殺。
    残る仇はヴィルフォールとダングラールだったのだけど。

    マクシミリヤンの最愛の人がヴィルフォールの娘で、毒殺される恐れがあるから助けてくれと頼まれることからモンテ・クリスト伯の復讐劇が狂い始める。
    モンテ・クリスト伯としては、憎い...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 7
    長いようで短かく次へ次へと駆け抜けた旅路の終わり。鮮やかな復讐劇もさることながら、幸せを掴む資格のある者にも死ぬほどの苦しみを!も必要だったのかと。結果、希望を捨てず生きることの大切さを教えてもらった。翻訳の山内先生の注意書きがとても親切で、知識の深さを感じ物語と共にすごさに脱帽。読むにあたり、Wi...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 下
    長くもなく、文字も大きいため読みやすい本です。

    デュマの作品は三銃士から入りましたが、この本も同様に貴族の暮らしが垣間見えるようでワクワクして読み進めることが出来ました。
    単に復讐譚で終わらないあたり、大人から小さい子まで、考えを深められそうな一冊でもあります。
  • モンテ・クリスト伯 1
    なんで今まで読んでこなかったんだろうか!とても面白い。 ダンテスの天と地のような幸福と不幸。絶望の淵で出会ったファリア司祭。ファリア司祭の賢さ・知恵の使い方・我慢、どれもビジネス本以上の金言。時を味方につけることの大切さを教わった。さてさて、これからどうなるか? もう少しファリア司祭から教えを賜りた...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 7
    ああ、なんと幸福な読書だったことよ。時間も心も魂も、全て持っていかれる。お昼を食べるの忘れてました。心はエドモンと共に。
    読み終えて思わず「はあ〜、デュマすげー」。

    ツッコミどころもままあるし、ヴァランティーヌさんの件はここまで引っ張るかーとなかなかもどかしかったけど、ここまで引っ張ってこそではあ...続きを読む
  • モンテ・クリスト伯 6
    「これで一人!」冷徹に、着々と進めていく復讐劇。

    しかしアルベールくん、そりゃ確かに父が侮辱を受けたかもしれないが、それをやっていたことは事実なんだから、少々逆恨みでは。

    エデの弁舌がキレキレでカッコいい法廷劇。
    ユージェニー、なかなか豪快でいいぞー!
    実はカッコいい女性たちが何人か登場してます...続きを読む