あらすじ
自責に苛まれる復讐者ダンテス。ただ絶望だけがこの物語に残されるのか……。かつて船乗りだった男の、長い長い復讐の旅が終わる!
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Posted by ブクログ
5巻では残る2人が圧倒的な筆力のもとで復讐される。絶望三大苦か、破産・狂気・自裁という手段で落とすのはなるほど感あり。圧巻だったのはミステリ仕立ての連続殺人劇の結末だが、カタルシスとともに、何とも言えない無情感があった。それにしても、全ての伏線を上手に回収・利用し、読書の満足感を最高に味わった。若い頃読めばよかったと書いたが、今読めたこと自体が素晴らしい出会いだった。
Posted by ブクログ
第5巻「判事」の章でヴィルフォールが妻に、「正義」が行われることを迫る。このシーンの迫力は圧巻だ。悪役なのに格好いい。決然とした口調に神々しさすら感じる。法に携わる人間の正義感というよりも、自身の家名や法曹界での名誉名声に傷がつくことが許せないという傲慢な潔癖さからきているのだが……。
ここから三章くらいが怒涛のクライマックス、極上のドラマを堪能した。