【感想・ネタバレ】新訳 モンテ・クリスト伯 3のレビュー

あらすじ

舞台はパリへ。美しい謎のギリシャ人女性は誰なのか。カヴァルカンティとは――華やかな社交界を背景に巧妙に仕掛けられる復讐の罠。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 夫婦喧嘩の章は芸術といいたい。今夜ばかりは、夫公認の妻の愛人には丁重にご退出願って、さぁ始めましょう。試合開始のゴングは、男爵夫人が眉ひとつ動かさずに発したこの言葉。

「あなたご存知?ご自分が進歩なさったのを。普段はただ粗野なだけなのに、今晩は粗暴ですよ」

わくわくしますね~。冷え切った男女間の金銭にまつわる醜い言い争い。持って回った言い回し。毒たっぷり嫌味の応酬。

 花束を贈るように毒を投げかける。もちろん丁重な返礼を忘れてはいけない。大切なことは面の皮の厚さ。庶民にはとても真似できない。洗練された夫婦げんかの理想像がここに。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

復讐譚とは知っていたけど、読み始めて驚いたのは、当時のナポレオン失脚時からの歴史情勢が色濃く出ていて、歴史的背景がしっかり書き込まれていることで、大人レベルの優良小説だったということ。あと、モンテクリスト伯は裏切りに合うのも早く、長期入牢してはいるけれど、そこまでひどく書かれておらず、予想より早めに復讐譚が始まったことなど、全体に物語のテンポが良く、とても読みやすいということだった。違う読書もはさみながら、最後まで完走したい。

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2024年12月19日

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