あらすじ
17世紀初頭のころ、剣と恋と冒険を求めてガスコーニュの田舎からパリへ出て来たダルタニャンは、無双の剣士ポルトス、アラミス、アトスの三銃士と終生変わらぬ友情の契りを結ぶ。4人はルイ13世の親衛隊のために働き、王と敵対するリシュリュー枢機官麾下の護衛隊と渡り合う。陰謀と奸計、恋と野望に身を投じるダルタニャンは、ガスコーニュ魂を発揮して着々と運命をきりひらいていく──鈴木力衛氏の個人完訳による、デュマのロマン歴史小説の傑作。
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書籍としては講談社版
全11巻で長い話なのだけど、アラビアンナイトと同じくらい、岩波はマドリュヌス版ですね。
長さを感じさせない面白さ、オヤジの方のデュマの特徴が強く出てる作品群。ちなみに倅は椿姫のデュマ。
再読用に購入、ダルタニヤンと三銃士、アトス、ポルトス、アラミスが三者三様に活躍する話になります。
ストイックで長男キャラのアトス、鷹揚で棚ぼたに金持ちになるポルトス、一番若くて一番ワルなアラミス。
アトスじゃ堅苦しいし、アラミスやダルタニヤンでは疲れるし、ポルトスくらいに鷹揚で、
最期は金に苦労しないでいきたいものです。でも一番早死にする。
長生きしそうなのはアラミス、善人ではないからですね。
ポルトスはルイの王様と食事をとうしてのやりとりが好きですね。
リシュリュー、マザラン、コルベールと王様を支える宰相等も敵に味方にいい味出してます。
オヤジに言わせると倅の作品(椿姫)は説教くさいそうです。倅の方は私生児ながら薬中(大麻)の親父を看取る
アトス的なキャラなので、オヤジの方はダルタニヤン含みのポルトスかなって気がします。
お好みで