業田良家のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ借りた本。
あやしい本だと思って読んだけど、うっかり泣いた。
特に『怒り』の
「オレは怒らなくなったんじゃない。冷酷な人間になったんだ‼︎ 怒りは、人になんの得ももたらさない。でもそれがなんだっていうんだ!」が心に刺さった。
シンプルに良い話もあれば真理すぎて抉られる話も。
『人類の代表』の、
「とんでもない豊かさだ‼︎」
心に残りすぎて何も言えん。
『損得ロボ』は、
「真に寛容であることは、自分を否定する意見にも否定することができず、寛容であるために身を滅ぼす」というようなことを思い出した。
真に効率的であるが故に、自らを廃棄することを選んだロボットの話。
それでいいの?っていう。
自 -
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レビューを参考に読み始めたら、レビュー通り素晴らしい作品でした。一話一話心に残る作品ばかりで、哲学的な部分もあり、ずっと自分のなかに留まり続ける作品になると思います。
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悲しみを乗り越える
ロボットが出てくる短編集。大きな悲しみを経験する話が複数あり、乗り越え方が様々で参考になる。切なく感じる話が多い。とても面白い内容。
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どの話も素晴らしい
ロボットを題材にした短編集です。どの話も素晴らしく、感情を揺さぶられます。ロボットの話ですが、人間の性質について描かれていて、考えさせられます。
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Posted by ブクログ
近未来で、ロボットが普通に人間と共存する世界の悲喜こもごもを描いた作品。
『ペットロボ』から『グレイト・シード』まで、9篇の短編集。それぞれ味わいのある作品です。
持ち主に飽きられたペットロボの「まい」。
かつて愛された記憶を頼りに、優しかった女性〝お母さん″を探すが、そこには...
病人に尽くすことを喜びとする介護ロボ。
親しくしていた患者さんが亡くなり、遺言状で、全財産を介護ロボに譲ることに。
莫大な遺産を相続し、働く必要もなく、悠々自適の生活を手に入れた介護ロボの取った判断とは?
特に、『リックの思い出』は、かつてロビン•ウィリアムズ主演の映画『アンドリューNDR114』にも似た -
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秀逸
心に響く話、人間のダメさを戒める話、涙が出てくる話、色々入ってます。
仕事で辛い思いをした時に、自動販売機の話を読んで涙が出ました。
これを心にいつも置くようにしていきたいです。 -
Posted by ブクログ
「ラストに思ってもみないオチが…」という前情報を知ってたからどんな風なオチがくるのかひょっとするともっと悪い方へ落とすのか?と思ってちょっとビビりながら読んだけど、予想は外れて感動の方向へしかも深い感動の方へと大きくジャンプして本当に良かった、とても感動した。何回も何回も噛み締めたくなる良いオチだった。一体どの時点でこの構想があったのか?おそらく最初からそうするつもりで作っているのだろう。というかそれが思いついたからこそ作ったのではないか?そんな気がした(全然違う可能性もあるが)だが最初からか途中からかそのどちらにしてもこの作品の評価が変わることはない。四コマの世界に新たな革新的な1ページを刻
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