業田良家のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ現実世界の人物が名を変えて登場して閣僚になってるのにまず笑った。
顔なんかはそのまんまだし、いいのかこれ?とツッコミたくなる。
コルハチョフとか南野タケシとか本当に下らないんだけど、何だかいける気がしてくるのが源さんマジックだ。
大手の三友グループ(これもどこかで聞いたことがある)に単身乗り込んでいってわざとワイロを受け取り、さっさと自首して三友を破滅に追い込んでく流れも最高に面白い。
大手企業がこうも簡単に潰れるっていうのはマンガでギャグだからできると思うんだが、そのマンガでしか見れない話をばんばん見せてくれるのが業田先生の持ち味ってところなのだろうか。 -
無料版購入済み
王道のロボットものでしょうが…
続編、の冒頭部分でしたね。
ただ、どこまで業田さんの独自色を出せるかがキーポイントになるのでしょうね。
人とは何か?という根源的な問いに対する回答ってそうそう容易には出ないでしょうからね。
鉄腕アトムの頃から、こういうテーマってありますし、普遍的な題材だろうとは思います。 -
Posted by ブクログ
近未来設定なのか、ロボットが人間の世界に当然存在している世界。家族の一人一人にロボットの恋人がいたりする世界を書いている。主人公は男子高校生で主人公の恋人ロボットが小雪。
タイトルに「新・自虐の詩」とあるが、「自虐の詩」には、あまり似ていない。「自虐の詩」はどちらかというと当初の設定から大きくはみだし、登場人物たちが勝手に命を持ち、自立的に動きだし、筆者も読者も思ってもみなかった展開に発展し、人間関係の深みを見せつつ結果、ダイナミックな人生ドラマとなる感動があったが、この漫画はどちらかというと筆者が天からの視点で思想先行で描いた印象がある。
志向としてはあまりギャグにこだわりもなく、四コマ -
Posted by ブクログ
ネタバレ是枝監督、ペ・ドゥナ主演「空気人形」の原作、というよりは原案だろう。
わたしを愛してください
ネガティブ・シンキング
情熱
空気人形
真実
怒り
フォークソング
人類の代表
私の花
損得ロボ
キャラクター子熊さん
以上11話のオムニバス。
各話に筋が通り群像劇になっているが、やはり58p 59pの官能の場面は別格だ。
吹き込む息、溜まる空気、幽かな喘ぎ。
もうひとつ。
街を行く人々よ。
オレは気づいたのだ、
とんでもないことに。
あなたたちだって、百年もたてば
そっくり
入れかわってしまう。
今生きている
全世界
六十億の人々が
そっくり違う人に
入れかわって
しまうんだ。
とんでも