桑田健のレビュー一覧

  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下

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    読書録「チューリングの遺産(下)」4

    著者 ジェームズ・ロリンズ
       グラント・ブラックウッド
    訳  桑田健
    出版 竹書房

    p57より引用
    “ これは兵士の教訓でもある。アフガニス
    タンでの従軍経験から、タッカーは運命がい
    かに気紛れなものかを知っている。一歩の踏
    み間違いで足元に埋まっていた即席爆発装置
    が炸裂する。たまたま首をひねったところで
    銃弾が頭蓋骨を貫通する。突然の強風にあお
    られて乗っていたヘリコプターが山腹に墜落
    する。そんな例は枚挙に暇がない。”

    目次から抜粋引用
    “ホワイトシティ(承前)
     煙幕
     敵陣突入”

     元陸軍レンジャーとその相棒を主人公とし
    た、アクショ

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    2019年03月09日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上

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    読書録「チューリングの遺産(上)」4

    著者 ジェームズ・ロリンズ
       グラント・ブラックウッド
    訳 桑田健
    出版 竹書房

    p35より引用
    “ SUVの野獣とも形容されるこの車が、小
    指よりも短い鉄の破片にやられてしまうなん
    て、ありえないとしか思えない。最新の科学
    技術をもってしても、屋根釘のような一昔前
    の金属片で走りを妨げられてしまうという事
    実は、肝に命じておく必要があるだろう。”

    目次から抜粋引用
    “人探し
     追撃
     ホワイトシティ”

     元陸軍レンジャーとその相棒を主人公とし
    た、アクションサスペンス長編小説。
    人気作「シグマフォース」シリーズ、外伝第
    二弾。
     1940年イ

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    2019年03月08日
  • ユダの覚醒 下

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    ネタバレ

    マルコ・ポーロ
    名前だけは知ってるけどね。
    そうそう、
    ヴェネチアから中国まで旅した人。
    つか、
    17年もフビライハンの下にいたってのは知らなかったし、
    フビライが嫁に出した人とできちゃったみたいのも知らなかった!
    まぁ、
    過酷な旅をしてれば吊り橋効果でできちゃうよね。


    天使の文字って、
    アレイスタークロウリーが最初に天使の文字を考案したものだと思ってた。
    違うのね。。。


    現在9巻まで読んでますが、
    主人公のグレイのお父さんが認知症である必要ってなんだろう?
    主人公を普通の人なんだよ!
    と、
    表現したいが為の役割なのかな?
    もしくは、
    普通にアメリカでも認知症が問題になっててとりあげた

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    2019年03月06日
  • マギの聖骨 上

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    歴史を暴く、謎を解く話と思って読み進めていったが、化学の話についていくのに必死でマギが発明したのか、もっと後の時代なのかこんがらがる内容。
    でも、スピード感がありハラハラと誰が裏切り者か謎のまま下巻に。。。

    0
    2018年12月29日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下

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    "今回は、歴史的なサプライズはあまりなく、近代的な設定で最後まで一気に読まされた。
    著者が最後に語る、現実とフィクションの境目を示す読書案内では、軍用犬とハンドラーとの世界を語る本(戦場に行く犬 アメリカの軍用犬とハンドラーの絆)とドローン技術についての本(ロボット兵士の戦争)の二冊が気になった。
    ケインとタッカーの冒険はまだ続くらしい。
    続編に期待。"

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    2018年11月25日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上

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    "エニグマという難攻不落のドイツ軍の暗号を解読したアラン・チューリングにまつわる伝説と、最新のドローン技術が融合。どこまでが史実に基づくものかは、下巻のあとがきに記載があるだろう。その時までのお楽しみ。
    続きが読みたくなるシリーズの番外編、スピンオフ作品。
    タッカーとケイン(元軍用犬)の活躍が楽しめる。"

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    2018年11月25日
  • ダーウィンの警告 下

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    ネタバレ

    "ネタバレ感想


    南極大陸の地下では、独自の生態系を持つ広大な世界が・・・
    著者の巻末の解説では、南極にあるロシア基地近くにあるヴォストーク湖に触れている。
    この湖は長年氷河に隠されていたが1960年代後半から1970年にかけて行われた上空からの氷透過レーダーによる調査によって存在が確認されたものらしい。本書を読むまで私は知らなかった。現在も調査、発掘が続けられているそうだ。
    また、本書に登場する仮説で興味を持ったのが、「パンスペルミア説」だ。
    隕石の衝突によりこの惑星に運ばれてきた生命体の種が地球上の生命起源だという説。南極大陸にあるウィルクスランド・クレーターは、地球上の生命大

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    2018年11月24日
  • ダーウィンの警告 上

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    "アメリカ、ブラジル、南極を舞台に謎の生き物(微生物?ウィルス?)による汚染拡大を阻止すべくシグマフォースのメンバーが地球狭しと活躍する。
    今回は進化論を体系的に構築したチャールズ・ダーウィンも登場。
    謎の微生物に感染してしまった仲間を救えるのか?
    続きの下巻を読み始める。"

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    2018年11月24日
  • チンギスの陵墓 下

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    "今回は、あまり参考図書が紹介されていない。
    量子力学を学びたくなった。

    チンギス・ハンの陵墓もいまだに発見されていないとのこと。
    歴史の謎はいつまでの謎のままでいてほしくもあり、生きているうちに発見されてほしいという好奇心のせめぎあい。"

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    2018年11月20日
  • チンギスの陵墓 上

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    "彗星の尾に衛星を送り込んだアメリカ。その衛星が墜落するときに撮影した映像は、96時間後の映像だった。しかも廃墟となった東海岸が写っていた。4日後にこの写真のようになってしまうのか?その謎を追いかける。

    グレイとコワルスキとセイチャンはセイチャンの母親の行方を追ってマカオに。
    手に汗握るアクションが気持ちいシリーズ。一気読み間違いなし。"

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    2018年11月20日
  • ユダの覚醒 下

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    相変わらず物語に引き込まれ一気読み。
    今回は2箇所から歴史と科学の観点で話が進み1点に終結。
    若干無理な設定にも3作目とあってすんなり受け入れてしまった。
    グレイとセイチャンの今後の関係もちょっと気になるがまだまだ先は長そうだ。

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    2018年11月15日
  • ギルドの系譜 下

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    "遺伝子操作による不死とする実験。絶大なる権力を手に入れたい闇の組織。ロボット技術の進歩。建築技術の進歩。
    娯楽としても楽しめて、知的興味をそそる作品。"

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    2018年11月14日
  • ギルドの系譜 上

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    "合衆国大統領の娘がさらわれた。国家間の陰謀では無いようだ。では、なぜ彼女がさらわれたのか?妊娠していた子供は?謎が謎を呼ぶ。

    今回は、不死についてが科学的テーマ。すでに人類は不死の技術を手に入れているというのだが・・・

    下巻が楽しみ。"

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    2018年11月14日
  • ジェファーソンの密約 下

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    アメリカ合衆国建国の歴史とナノテクノロジー技術、そしてシグマの宿敵ギルドの謎を追っての手に汗握るストーリー。先住民の歴史を学びたくなる。

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    2018年11月04日
  • ジェファーソンの密約 上

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    今回の科学技術は、ナノテクノロジー。日本のカミオカンデも登場。ニュートリノの観測で大きな役割を担います。

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    2018年11月04日
  • ウバールの悪魔 上

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    "ジェームズ・ロリンズさんのシグマフォースシリーズは、毎回歴史と科学を融合させた冒険活劇で読者を楽しませてくれる。
    今回は、いつもの主人公ではなく、上官として登場しているペインター・クロウがまだ若かりし頃の話。
    いつもは、グレイソン・ピアースを中心に相棒のモンク・コッカリス、キャット・ブライアントらの活躍が見れるのだが、今回は今のところ登場はしていない。
    その昔、落下した隕石で作られた遺跡が破壊された。場所はイギリスの博物館。その謎を解明するために、砂漠の中に埋もれて消えたといわれているウバールという都市を探し出す。
    連休中の楽しみの一つ。早速下巻を手に取ろうと思う。"

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    2018年10月28日
  • ロマの血脈 上

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    今回のお話は、人間は未来を見ることができるのか?脳の能力、遺伝子のなぞを絡めて、シグマフォースという機関の生い立ちの謎も追いかける。さぁ下巻を手に冒険の続きを読もう。

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    2018年10月28日
  • ユダの覚醒 下

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    "読書後の知的好奇心的探究の旅では、
    アンコール遺跡について「天の鏡-失われた文明を求めて」
    バクテリアの世界について「Human Wildlife」ドクター・ロバート・バックマン著
    を手に入れてみたい。
    このグレイソン・ピアース氏が主人公のシリーズでは、著者が巻末に参考にした科学的、歴史の事実を紹介してくれる。フィクションの部分とノンフィクションの部分を見せてくれるのがうれしい。

    作品の中身も3か所で進行している出来事をテンポ良く展開、読者をあきさせない。"

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    2018年10月28日
  • ユダの覚醒 上

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    "今回の科学的なテーマは菌にまつわる話。そして歴史のテーマはマルコ・ポーロさんの「東方見聞録」に秘められた謎。
    人間の体は、多くの菌と同居している。ヨーグルトを食べると身体に良いといわれているのはビフィズス菌が腸の働きを良い方向に整えるから。
    そのほかにも数千の単位で聞いたことのないような菌と同居している。そのほとんどが無害のままで共存している。
    それらが、急に反旗を翻したらどうなる?科学的にあり得る話なのだろうか?
    好奇心を刺激されさらに先を読みたくなる。"

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    2018年10月28日
  • ナチの亡霊 下

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    "この著者は巻末に参考にした書籍を紹介してくれる。今回は量子論についての本は翻訳もされているようだ。きっと読みたくなるだろうなぁ
    物語は、一気にクライマックスに向かって突き進む。
    「ユダの覚醒」「ロマの血脈」とシリーズは続いている。毎回大きな科学テーマの勉強をさせてもらえて、冒険談を楽めるとってもお得なシリーズだ。"

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    2018年10月28日