感情タグBEST3
Posted by ブクログ
南極の氷の下には、一体何が眠っているのかな?
実際にはまだまだ分からない事だらけ。
自然界の進化過程においそれと手を出してはいけないのが良く分かります。
人間は神様には成れない。あくまでも、生き物の一種でしかないんですよね……。
Posted by ブクログ
"ネタバレ感想
南極大陸の地下では、独自の生態系を持つ広大な世界が・・・
著者の巻末の解説では、南極にあるロシア基地近くにあるヴォストーク湖に触れている。
この湖は長年氷河に隠されていたが1960年代後半から1970年にかけて行われた上空からの氷透過レーダーによる調査によって存在が確認されたものらしい。本書を読むまで私は知らなかった。現在も調査、発掘が続けられているそうだ。
また、本書に登場する仮説で興味を持ったのが、「パンスペルミア説」だ。
隕石の衝突によりこの惑星に運ばれてきた生命体の種が地球上の生命起源だという説。南極大陸にあるウィルクスランド・クレーターは、地球上の生命大絶滅(三度目)を引き起こしたといわれている(約二億五千万年前のペルム紀末)。直近では約六千五百万年前の白亜紀の大絶滅(恐竜が絶滅)がある。私たちの起源が宇宙からのものかどうかわからないが、地球上にいまだ発見されていない生物がいたとしたら、宇宙からのものかもしれない。人間にとっては極めて厳しい環境でも生きているかもしれない。深海や高温多湿な火山内などに。
本書の原題は「The 6th Extinction」。地球環境を守るために、6度目の大絶滅を加速させ現在の文明を無にすべく、自らの知力、財力を使ってたくらむ人物を描いている。
合成生物学、XNAなども気になる分野で、人類の未来に影響を与える科学技術のひとつだろう。
この分野の書物はあまり紹介されていなかった。
既に、シグマフォースシリーズでは、次作「イブの迷宮」が発売済み。
早速読み始める。"
Posted by ブクログ
Σシリーズの第九作目。
毎回、事実とフィクションとの境目が分からなくなるが、今回は特に「これが事実だったら…考えるだけでも恐ろしい」って思った、南極大陸の「影の生物圏」の生物達に衝撃を受けた。でも、カリフォルニアの軍事研究施設から流出した驚異的な有害物質も、南極大陸の「影の生物圏」の生物達も、同じ方法で解決できたので、最後まで読んでかなり安心した。…って、こんな事を考えるくらい、話に引き込まれてしまった。
Posted by ブクログ
シグマフォースシリーズ、10作目。
「ギルドの系譜」から登場しているシグマ隊員のジェイソンの出自が今作で明らかに。今作のテーマである第6の絶滅を引き起こそうとする遺伝子組み換え的な話の流れは人口抑制を狙った「ケルトの封印」に近いかな。量子力学的な話より生体科学的な話の方が私的には理解し易かったので、科学的な分野も含めて面白く読めた。
Posted by ブクログ
シグマフォースシリーズの中で、最後まで読むのがきついと思ったのは初めてかもしれない。
今回は、ペインターチームとグレイチームでふた手に分かれて物語が進行したが、どちらも予想通りの展開。
どちらに重きを置いて読み進めたらいいのか判らない上に、意外な展開もなかった。
アクションも単調で、特に南極での闘いは、どうにも想像しづらかった。
最後のグレイの行動が、今後どう展開していくのかは楽しみにしておきたい。
Posted by ブクログ
読書録「ダーウィンの警告(下)」3
著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫
p220より引用
“「ラルフ・ワルド・エマーソンが的確に述
べている。『人類が終わりを迎えるとすれば、
文明が原因となって死に絶えることになるだ
ろう』とね。”
目次から抜粋引用
“地獄岬
文明退化”
機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第九弾下巻。
敵の攻撃をしのいで接触を依頼してきた科
学者と合流した、シグマメンバー達。南極を
拠点に科学者たちが進めていた研究は、かの
ダーウィンの探検にも関わるもので…。
上記の引用は、環境保護論者の言葉。
大地震の後でも24時間体制で災害情報以外の
番組を放映したり、人口減少社会と言いつつ
新興住宅地が増えたりしているのを見ている
と、この言葉通りなのかもしれないなと思わ
ざるを得ません。
便利になるのはありがたい事だと思います
が、今あるものを弄り過ぎると、元に戻せな
くなるかも知れません。何事も程々にしてお
きたいものです。
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Posted by ブクログ
タイトルに惹かれました。
SFはみんなやっぱり大好きなジャンルですよね!
上下巻とも面白かったです!
このウィルスはとんでもない。
人間であるとはどういうことなのか。