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インドでポークの同僚、ハイデン・マスターソンと出会ったグレイたちは、パンジャブ地方でギリシアの神殿の遺跡を発見する。しかし、デルポイの巫女から現代へと連なる血筋の謎を解明したものの、ロシア側に捕えられてしまう。三人の子供たちと行動を共にする記憶喪失の男性も、カラチャイ湖の放射線に怯えながら、追っ手の猛獣の恐怖と戦っていた。廃炉となったチェルノブイリ原発四号炉を「新しい石棺」で密閉する式典が進むにつれて、ソロコフとマートフによる二つの作戦――世界各国首脳を抹殺する「ウラヌス作戦」と、地球の生態系を壊滅させる「サターン作戦」――の開始が迫る。グレイと記憶喪失の男性は、作戦を阻止することができるのか? デルポイの巫女の預言「世界は燃えてしまう」は、現実のものとなってしまうのか? 人類の運命は、グレイでも記憶喪失の男性でもなく、ある一人の少年の手に委ねられることとなる……。
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Posted by ブクログ
"最後は、悲しみの涙と喜びの涙で終りました。
今回の作品で著者が紹介している科学的事実は、脳の操作や自閉症とサヴァン症候群、人間は未来を見ることができることなど。
手に汗握る展開で楽しめることは、これまでの作品から継続的に変わりない。
著者が紹介してくれている参考文献から気になるものをメモしておく。
・The Jasons:The Secret History of Science's Elite
・脳は奇跡を起こすThe Brain That Changes Itself
・Intuition:Knowing Beyond Logic
・Thinking in Pictures:My Life with Autism
・Born on a Blue Monday:Inside the Extraordinary Mind of an Autistic Savant"
Posted by ブクログ
読書録「ロマの血脈(下)」4
著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫
p62より引用
“この男は自分が世の中のために必要なこと
をしていると強く信じており、間違った行い
は何一つしていないと確信している。相手の
意見を聞き入れようとしない、狂信的なまで
の信念だ。”
機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第四弾下巻。
亡くなった科学者の同僚と合流し、インド
北部へと向かったシグマメンバー。彼の研究
の足跡を追いかけた先にあったのは…。
上記の引用は、米国の情報局部局長につい
ての一節。自信を持つのは大切かもしれませ
んが、周囲が困るほどとなると問題ですね。
そういう人には、どんな細かな雑用でも、全
て一人でしてもらうようにすれば良いのでは
ないでしょうか。
巻末の事実解説を読んでいると、取材にも
しっかりと金を掛けていそうだなと思われま
す。
解決しきれないかもしれない問題ばかりが
増えるのならば、もう少し落ち着いて考えた
方がいいかもしれないなと思わせる話です。
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Posted by ブクログ
今回の舞台はインドとロシア。地理的には世界的なトレンドに乗ってみた感があるが、扱う脅威は核という前世紀から続く最大の懸念事項。
ギリシアのデルポイの巫女がロマの先祖だったという仮説のもと、その血筋を引くサヴァン症候群の子ども達を利用して現状世界の破壊を企む悪者と戦うΣの奮闘。このシリーズは回を追うごとにストーリーの要素が多く、複雑になってる。
もっとも、寄せ集め要素を都合よく繋ぎ合わせてエンターテインメントにしており、それぞれを深く掘り下げずにいるので、辛くはない。ただドタバタの描写はついていけない部分がある。社会問題の提示というのもお約束、自閉症だったりカースト制度だったり。私のような浅学の知ったかぶりには丁度いい。今回はセイチャンが登場せずに、モンクが大活躍、生きてて良かった!全体としては、超能力で世界を救うストーリーかな…。
Posted by ブクログ
シグマフォースシリーズ、4作目。
前作で生死不明だったモンクが復活。生きていたことは本当に嬉しかったし、メンバーたちと再会できた場面はなかなかの感動モノだったけれど、今回のストーリーに組み込むにはちょっと強引だったかな、、、。実際、サヴァン症候群の方には何らかの特異な能力があるのだろうが、まだまだSFの域でピンとこなかったのが難点。その分、チェルノブイリなどのソ連時代の放射能汚染問題はリアルで、脅威はひしひしと感じられた。
それにしても、このシリーズのキャラには恋愛モノが必須なのだろうか。カップル率が高すぎ。一切、ドロドロしていなくて、お似合いばかりだからいいけど。だからか、余計に独り者のグレイが気の毒。早く、レイチェルとよりを戻すか、新しい彼女を付けてあげてクダサイ。
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