桑田健のレビュー一覧

  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 下

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    ネタバレ

    シリーズ15作目。相変わらず安定的に面白い。作者のテーマ設定の旨さにいつも驚かされる。今回のテーマは、ホメロスの抒情詩『オデュッセイア』と『イリアス』。古代ギリシアのミケーネ、エジプト、ヒッタイトという三代青銅器文明が忽然と歴史から消えたのは、第三者(国)が三つの国(文明)を攻め滅ぼしたからだという説があることを初めて知った。本作ではその国は驚くべき高い技術を持ち、新しいエネルギーをも持っていたされ、終末思想に犯された狂信者集団が世界に終末をもたらすために、その技術を手に入れようとする。                     コワルスキに幸せが訪れたのに、彼が病に犯されているというシーンで終

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    2021年05月09日
  • マギの聖骨【上下合本版】

    購入済み

    マギの整骨

    面白かった、スピード感がすごいね!

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    2021年01月04日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 上

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    シリーズ12作目
    スミソニアンの創立の話と虫(蜂)の結びつきが面白い。
    蜂の表現が無性に気味が悪いけど、、、

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    2020年12月10日
  • シグマフォースシリーズ13 AIの魔女 下

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    今回のテーマはAI。AIの描写はあたかも人間の感情を学習し理解しているかのごとく表現している。私は、AI描写があるたびに小説の世界から現実の世界に振り戻されてしまった。しっくりこない違和感を感じてしまうから。ゼロとイチのデータ処理能力は優れていても、人間の感情についての理解を深めていくことが本当にできるのだろうか?という疑問がついつい浮かび、冷めた目で見てしまう。
    巻末にいつものように著者が参考にした文献を紹介してくれている。
    次に読んでみたい書物を上げておく
    ・ジェイムズ・バラット著 人工知能 人類最悪にして最後の発明 (日本語) 出版社: ダイヤモンド社 (2015/6/19)
    翻訳出版さ

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    2020年07月05日
  • シグマフォースシリーズ13 AIの魔女 上

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    12月21日から25日までの出来事が上巻。今回のテーマはAI。シンギュラリティが現実のものとなりそうな展開とともに、セイチャン、キャット、そしてモンクとキャットの愛娘二入が襲撃され、キャットは意識不明、セイチャンと子供二人が誘拐される。冒頭から最大のピンチを迎えるシグマフォース。
    今回もテンポ良い展開で物語が進んでいく。続きは下巻へ。

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    2020年07月03日
  • シグマフォースシリーズ13 AIの魔女 下

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    ネタバレ

    シリーズ14作目。今回のテーマはAI。いつもながら作者の知識の広さ、視点の深さに驚かされる。キャットが最後蘇生するのはそうだろうなと思いつつ、やり過ぎ感はあるが。AIとモンクの義手がシンクロするところなどは近未来はこういう風になるのだろうなと思う。いつもながら題材としての宗教、政治、テクノロジーの組み合わせが上手い。いつの時代でもテクノロジーは諸刃の剣、どういう者が、どういう目的に使うかによって、人類は不幸にするのか、幸せにするのか、最後はテクノロジーを産む者に回帰するのだろう。

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    2020年05月04日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 【上下合本版】

    購入済み

    エイリアンのようなスズメバチ

    今回の敵は日本版ギルド。大日本帝国の再興を夢見る大富豪の老人が率いる秘密結社を相手にシグマが激闘を繰り広げる。忍者を模した秘密結社が出てきたり、日本の歴史にも触れるあたり、毎度のことながらロリンズのリサーチ力には驚かされる。ロリンズの物語には奇想天外なアイテムがいろいろ出てくるが、その多くが事実をベースに基づいている、というのが醍醐味。スミソニアン博物館の祖ともいうべきジェームズ・スミソンと、恐ろしいスズメバチがどうつながるのか、など興味は尽きない。登場する古代のスズメバチの生態は、まるで映画「エイリアン」に出てくる宇宙生物のようで、こんなのがまだ生きていたらと思うとゾッとする。

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    2020年04月20日
  • モーセの災い 下

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    ネタバレ

    Σシリーズの第十一作目。
    今作のテーマは旧約聖書の、出エジプト記の「十の災い」を、科学的歴史的に扱っている。映画の「エクソダス:神と王」という映画も見たので、頭の中に映像が浮かびやすかった。
    また、冒険家として有名なリヴィングストンや、電流戦争でエジソンに勝ったニコラ・テスラや、トムソーヤで有名なマークトウェインなどの、歴史上の有名人達に関わる話も解明されている。
    興味を抱いたのは電気細菌。ニコラ・テスラの壮大を超える構想の無線送電システムに、電気細菌を絡めて1つのストーリーを練る著者のアイデアに脱帽。

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    2019年07月07日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 下

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    クライマックスは、富士山ろくの河口湖近くの施設(小説に登場する架空のもの)。これほど、恐ろしい昆虫には出会いたくない。今回も著者が最後に参考にした文献を紹介してくれている。最後は、急にまとめられたような展開。次回作もすでに本国では発売されているので、次作も楽しみに待つことにする。

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    2019年06月08日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下

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    Σシリーズの外伝で、タッカー&ケインシリーズの二作目。
    第二次世界大戦時の暗号解読のスペシャリストである、アラン・チューリングの考え方を元に、現代の人工知能を悪用する相手との闘いが描かれている。
    ドローンだけでなく戦車まで無人で動き、しかも学習しながら殺戮していくという、新しい戦争の形には恐怖を覚えた。
    今作もケインが、健気でひたむきで、とても可愛く思える。さらに、人工知能を持つドローンのレックスも、最後に粋な計らいをしてくれて、愛着が湧いた。

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    2019年05月30日
  • ダーウィンの警告 下

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    未知の生物圏が南京大陸にあったら、これは面白い。技術者のエゴによるこのような人工創造物は後々出てくるだろう。

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    2019年05月12日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下

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    ネタバレ

    最後は自殺で終わるかぁ。
    まぁ、ホント酷すぎたもんな。
    ケインも怪我しまくって可哀想だった。
    タッカーとジェーンは付き合っていくのか?
    私的にはルースの方がおすすめしたい。

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    2019年05月08日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 下

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    ネタバレ

    作者のシグマフォースシリーズは全作読んでいるが、安定的に楽しめる。最近の数作はなんとなく中弛みを感じたが、久しぶりにワクワク読めた。いつものながら、圧倒的な知識の深さを感じる。日本人としたは、大日本帝国的な結末は、正直??だが。現実的なリアルさを感じる着想は凄い。

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    2019年04月28日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 下

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    セイチャンはきっと助かる、グレイはきっと間に合う。と思うけど…… ドキドキしながら読み進む。
    面白かった。

    彼らはどこまで行くのだろう

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    2019年04月25日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 上

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    ゴーストシップ
    グレイとセイチャンの行くところ、事件はやって来る。でも長期勝手な休暇の間はあんまり来なかったのかな?事件。

    スミソニアンの王冠
    巨大なスズメバチに襲われる!! 大群で襲い来るスズメバチにはゾッとする。日本も一つの舞台になり味方も敵も出演する。忍者っぽいのはちょっと笑える。

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    2019年04月25日
  • ダーウィンの警告 下

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    ネタバレ

    なるほど、ジェイソンそういう事だったのか。
    南極南極言ってるから何か既視感があったが。
    とりあえずみんな無事で良かったね。

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    2019年04月07日
  • チンギスの陵墓 下

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    ネタバレ

    書店時代は文庫担当でした。
    かぐりんが働いてた書店は、
    ライトノベルはコミック担当がやってたんでよく知らないです。
    外国文学=外文も読まないのに担当してたっすね。
    でも、
    よく売れてたのが、
    初代「ミレニアム」シリーズ。
    と、
    映画化もされてたりもするダヴィンチコードなどの「ラングドン教授」シリーズですね。
    で、
    今回の「シグマフォース」シリーズですね。
    8作目の「チンギスの陵墓」です!
    現在、
    11作目の下巻を読んでる。。。
    そして、
    スミソニアンの王冠もGET!
    で、
    忘れないうちに感想を・・・。



    あれなんですよね、
    ダークエネルギーと、
    ダークマターって違うの?
    このあたりからよく

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    2019年04月07日
  • モーセの災い 下

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    古細菌について、とても興味を持ったが、残念ながら巻末の著者の解説には参考図書の紹介がなかった。歴史上の人物とのつながりを詳しく紹介している。
    このシリーズはいつも新しい視座を示してくれるので、楽しみだ。
    すでに、次作が店頭に並んでいる。著者の作品を生み出すスピードにも驚かされる。

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    2019年03月29日
  • モーセの災い 上

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    旧約聖書の「出エジプト記」が事実だったら?
    今回は、古細菌という種類の細菌が登場する。初めて聞く細菌の種類が登場し、人類をはじめ、あらゆる動物にも影響を与えるような事態に陥る。
    シグマフォースのメンバーが世界の危機を救うため行動を始める上巻。
    きっと、下巻の最後に、詳しい解説があることを期待して、下巻に進む。

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    2019年03月24日
  • ロマの血脈 下

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    ネタバレ

    ロマって聞いたことありますか?
    ロマ民族!
    いわゆる、
    ジプシーのことです!
    放浪する民な!
    ジプシーが差別用語らしく、
    現在はロマといわれるようです。
    これ、
    デルポイの巫女から、
    インドに移り、
    カースト制度から逃げるために定住場所を探してそのまま放浪するロマになった説!
    結局、
    霊能力というか、
    予言する力は血なんですかねー。
    と、
    いうことですかね?
    占い師的にこの辺を詳しく知りたかったんですね。
    もしくは、
    サヴァンとして生まれるとかしないと、
    得られないのか!?
    だがしかし、
    人間は3秒先のことはわかるようにできてるらしいよ!
    これを鍛えていけば、
    占い師的に飛躍的に能力開発できる

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    2019年03月21日