桑田健のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ15作目。相変わらず安定的に面白い。作者のテーマ設定の旨さにいつも驚かされる。今回のテーマは、ホメロスの抒情詩『オデュッセイア』と『イリアス』。古代ギリシアのミケーネ、エジプト、ヒッタイトという三代青銅器文明が忽然と歴史から消えたのは、第三者(国)が三つの国(文明)を攻め滅ぼしたからだという説があることを初めて知った。本作ではその国は驚くべき高い技術を持ち、新しいエネルギーをも持っていたされ、終末思想に犯された狂信者集団が世界に終末をもたらすために、その技術を手に入れようとする。 コワルスキに幸せが訪れたのに、彼が病に犯されているというシーンで終
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Posted by ブクログ
今回のテーマはAI。AIの描写はあたかも人間の感情を学習し理解しているかのごとく表現している。私は、AI描写があるたびに小説の世界から現実の世界に振り戻されてしまった。しっくりこない違和感を感じてしまうから。ゼロとイチのデータ処理能力は優れていても、人間の感情についての理解を深めていくことが本当にできるのだろうか?という疑問がついつい浮かび、冷めた目で見てしまう。
巻末にいつものように著者が参考にした文献を紹介してくれている。
次に読んでみたい書物を上げておく
・ジェイムズ・バラット著 人工知能 人類最悪にして最後の発明 (日本語) 出版社: ダイヤモンド社 (2015/6/19)
翻訳出版さ -
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購入済み
エイリアンのようなスズメバチ
今回の敵は日本版ギルド。大日本帝国の再興を夢見る大富豪の老人が率いる秘密結社を相手にシグマが激闘を繰り広げる。忍者を模した秘密結社が出てきたり、日本の歴史にも触れるあたり、毎度のことながらロリンズのリサーチ力には驚かされる。ロリンズの物語には奇想天外なアイテムがいろいろ出てくるが、その多くが事実をベースに基づいている、というのが醍醐味。スミソニアン博物館の祖ともいうべきジェームズ・スミソンと、恐ろしいスズメバチがどうつながるのか、など興味は尽きない。登場する古代のスズメバチの生態は、まるで映画「エイリアン」に出てくる宇宙生物のようで、こんなのがまだ生きていたらと思うとゾッとする。
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Posted by ブクログ
ネタバレ書店時代は文庫担当でした。
かぐりんが働いてた書店は、
ライトノベルはコミック担当がやってたんでよく知らないです。
外国文学=外文も読まないのに担当してたっすね。
でも、
よく売れてたのが、
初代「ミレニアム」シリーズ。
と、
映画化もされてたりもするダヴィンチコードなどの「ラングドン教授」シリーズですね。
で、
今回の「シグマフォース」シリーズですね。
8作目の「チンギスの陵墓」です!
現在、
11作目の下巻を読んでる。。。
そして、
スミソニアンの王冠もGET!
で、
忘れないうちに感想を・・・。
あれなんですよね、
ダークエネルギーと、
ダークマターって違うの?
このあたりからよく -
Posted by ブクログ
ネタバレロマって聞いたことありますか?
ロマ民族!
いわゆる、
ジプシーのことです!
放浪する民な!
ジプシーが差別用語らしく、
現在はロマといわれるようです。
これ、
デルポイの巫女から、
インドに移り、
カースト制度から逃げるために定住場所を探してそのまま放浪するロマになった説!
結局、
霊能力というか、
予言する力は血なんですかねー。
と、
いうことですかね?
占い師的にこの辺を詳しく知りたかったんですね。
もしくは、
サヴァンとして生まれるとかしないと、
得られないのか!?
だがしかし、
人間は3秒先のことはわかるようにできてるらしいよ!
これを鍛えていけば、
占い師的に飛躍的に能力開発できる