桑田健のレビュー一覧

  • ユダの覚醒 上

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第3弾。
    マルコ・ポーロの冒険が現代の疫病に大きく関わるという、発想自体がとんでもないスケールで驚く。全2作以上に冒頭からスピーディに物語が展開し、例によってギルドと裏をかいたりかかれたりしながらも謎の行方を追ってグレイほか登場人物が活躍する。
    前作「ナチの亡霊」はペインターの物語かと思うほどグレイの印象が薄かったが、本作はセイチャンとともに主人公らしい活躍を見せる。一方、インドネシア沖では例によってモンクがリサとともにギルドに包囲され、片腕をなくしたときと同じようなピンチに陥る。
    病気がキーワードになっていたり、モンクがとらわれの身になったりと

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    2013年08月23日
  • ナチの亡霊 下

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    祈りと信仰、宗教になじみの薄い私にはイマイチピンとこないが、本作を読んで案外効果があるのかもって思ってしまう。

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    2013年06月30日
  • ナチの亡霊 上

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    シグマフォースシリーズを初めて読んだ。
    序盤は、どうナチと関わっていくのかを推測しながら読んでいたが、
    予想していた人物が意外な正体であったり、まったく予測できない展開に転んでゆく。
    場所が異なる複数の出来事が同時に進んでいくのだが、
    そのおかげで本の中の出来事を立体的に見ることができた。そして、本の中に入り込みやすかった。

    もちろん小説なのでフィクションである部分もあるが、歴史的事実・理論(例えば量子学や進化論)が要所に出てくる。
    量子学の説明も分かりやすく、初心者の私でも何と無くではあるが理解することができた。
    二人の人間が生物の起源について討論する場面があるのだが、生物に興味がある私と

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    2013年06月21日
  • マギの聖骨 上

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    シグマフォースシリーズ第1作。帯の「ダヴィンチ・コード×インディ・ジョーンズの面白さ!」という煽り文句に偽り無し! 本当に最後まで夢中で読んだ。 科学と歴史の絡ませ方が見事。 読むなら週末に。

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    2015年08月25日
  • マギの聖骨 上

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    アメリカの小説。古代の知識と現代科学をおりまぜ、アクションも詳細で展開がおもしろい。シグマフォースシリーズとして、タイトルもそそられる。

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    2013年02月10日
  • ムーンフォール・サーガ2 氷の揺りかご [下]

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    はるかなる過去の潮流/カゼンの神官/クレイシュの牙/ブロンズ像の謎/渦の入口/エクソールの血の湯治場/傷だらけの平原/すべての苦痛の根源/カリックスの支配

    大氷原の一団と、王国と帝国の一団の
    物語の入れ替りが頻繁になり
    切羽詰まる感じが大きくなる
    彼らは何処まで行けるのだろう

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    2025年11月30日
  • ムーンフォール・サーガ2 氷の揺りかご [上]

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    氷の盾/異国の地の王子/風を切り裂く短剣/禁じられた目/サメの群れ/混乱の宮殿/翼の嵐/戦争の足音/深海の夢見し者たち/マルガードの煙

    主な登場人物のページを読んで思い出したのは数人
    本文を読み始めてやっと少しずつ
    サーガ1「星なき王冠」の物語を思い出す

    氷原に向かった者たちと
    他国に潜入した者たちの
    それぞれの物語が交互に進む
    連絡の取り難い二つの道は
    上手く合流出来るのだろうか……

    次は下巻 早く読みたい♪

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    2025年11月25日
  • マギの聖骨 下

    sun

    購入済み

    シリーズの幕開け

    上巻の謎を解き明かし、シグマフォースとドラゴンコートの最終決戦を描く。ケルンからヴァチカン、アレクサンダー大王の墓へと舞台が広がり、聖書と科学の融合がスリリング。アクションはさらに加速し、歴史的背景に基づく展開が緊張感を高める。やや誇張された結末は好みが分かれるが、娯楽性は抜群。謎解きと戦闘のバランスが良く、シリーズの幕開けとして満足度の高い作品。


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    2025年07月01日
  • マギの聖骨 上

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    インディジョーンズとミッションインポッシブル、ダンブラウンのラングドン教授を合わせたような、歴史×ミステリー×オカルト×アクション×サスペンス小説。
    自分では一生訪れることのないような場所に連れていってくれて、歴史の解説や謎解き、アクションまで見せてくれる大好きなジャンル。

    私がシグマフォースシリーズを追うきっかけになったグレイ隊長の最初の任務で、登場人物も魅力的でテンポ良くストーリーが進むので読む手が止まらなくなってしまう。

    0
    2025年06月01日
  • ユダの覚醒 下

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    ネタバレ

    結論から言うと面白かった!
    絶対①から読むべきだったよね〜
    全部読みたい〜けど、この上下だけでも結構なボリュームだったなぁ、ぼちぼち長かったよぉ、、進まなかったよぉ、、
    誰が一番頑張ったって、グレイの両親よなぁ
    このシリーズ初めましてだったからわかんなかったんだけど、作者さん、キャラはあんまり殺さないスタイルなんかな
    最終的にモンクまで義手動くしな
    中には結構容赦なく殺していく作者さんもいるからなぁ、、
    まぁ原住民の扱いひどいけどね
    科学、歴史うんぬんの話は詳しくないからなんともいえないけど、後半スーザンの「よくわかんないけど行かないといけない気がする!」はちょっと無理があるなぁ。
    そしてめっ

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    2025年05月04日
  • ウバールの悪魔 下

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    インディージョーンズ×ミッションインポッシブルのような作品で、大好きなシリーズ。

    下巻は古代のヒントを手掛かりに遺跡を発見→タイムリミットと追手が迫る中で謎を解明→崩壊、というお決まりのような展開だけど、考古学・超自然・SFの知的好奇心を満たしてくれる素晴らしいエンタメ。

    オマーン、ウバール、ツングースカ、シバの女王、反物質など、興味深い話が盛りだくさんで楽しかった。

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    2025年03月16日
  • シグマフォース シリーズ⑯ ラッフルズの秘録 [上]

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    海洋生物の謎と、地殻変動と地震と火山活動に巻き込まれるシグマフォースのメンバー。そこに宿敵も登場する展開に。今回も奇想天外な物語が息もつかさぬ物語。

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    2025年02月20日
  • マギの聖骨 上

    ネタバレ 購入済み

    洋書らしく

    日本の小説だとあまり無い、目次の後辺りの登場人物の羅列。
    そこまで詳しくキャラ設定が書かれてはいないが、馴染みのない名前を覚えるまでに役立つページ。
    そして、日本ではこれまた馴染みのない宗教的なあれこれ。
    謎を解く前にも、覚えておくべきことがある。
    脳に血が巡る独特の感覚。

    0
    2024年10月02日
  • マギの聖骨 下

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    残虐なシーンが多くて、
    なかなか読み進めなかった本(⁠*⁠_⁠*⁠)

    宗教の歴史の闇が色濃い内容。

    やたら血が流れる戦いのあとに、

    過去と未来に想いを馳せるような
    こんな結末が待っているとは···

    最後のエピローグで
    父のジュースを奪うシーン、
    主人公の想いがじんわり伝わって
    なんだかいい余韻なのでした。

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    2024年08月21日
  • ダーウィンの警告 下

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    最後は、コナンドイル「失われた世界」かと、いや南極なんで「遊星からの物体X」かな。

    ちょっと登場人物が多すぎて、少し混乱しますが、相変わらずノンストップアクション、最後まで一気読みです。
    ただ、今回の生物学は難しかった・・・。

    シベリアンハスキーの最後も一安心だったし、コワルスキの一言「最初はケイン、今度はあの犬。そのうちシグマは専用の犬小屋を造らなければならないぜ。」に大賛成!ぜひ、もっとワンコを登場させてくれ!!

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    2024年08月01日
  • 星なき王冠(クラウン) 下

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    落ちゆく者たちの道/逆風をついて/墓の歌/血の源/
    霧の中の炎/太古の神々のささやき/死の意思/
    砕けたガラスの苦しみ/シュラウズに吹く風

    メインの人たちの名はだいぶ頭に入ってきた。
    ファンタジーと言いながら、空を飛ぶ乗り物があるし武器も使う。追いつ追われつ、捕まったり逃げ出したり……
    ちょっと面白くなってきた。

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    2024年05月05日
  • 星なき王冠(クラウン) 上

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    過去/雲に包まれた少女/さまよう彫像/
    毒にうなされた夢/戸棚の中の王子/破滅の噂/
    ブロンズに刻まれた英知/血と怒り/誓いを破った騎士

    ジェームズ・ロリンズのファンタジー!?!?
    主な登場人物の名が動物やその他の存在を含めて約30!
    主な場所5か所。

    この人は?? ここはどこ?? と何度も人物一覧や地図に戻る。くじけずに読み終わったら、まあまあだったかなと思っていた。

    いまのところ、シグマ・フォースやタッカー&ケインの方が好きかな

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    2024年05月05日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上

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    タッカー&ケイン シリーズ2作目
    ひたすら、ケインが可愛い!
    タッカーと散歩、ボール遊び、大丈夫かと気遣うまるで人間のような仕草。
    最高です。
    本編はいいからこっちの外伝を書き続けてくれないかなぁ。

    「仲良しは誰だ?」
    「そうだ、おまえだよ」

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    2024年04月18日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 上

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    シグマフォースシリーズ。コンゴで謎の奇病が発生して、患者は無気力、無反応になる。さらにそこに謎の集団が現れ、攻撃を加える。グレイ達は謎の奇病について調べるため、また襲ってきた集団に拐われた人々を助けるためまたも冒険に赴く。
    ウイルスが昆虫や動植物を変異させるなど、相変わらずフィクションとノンフィクションの境目が曖昧で主軸のストーリーだけでなく、ウイルスやその歴史についての講釈にも知識欲がそそられる。敵役の集団についてはただ淡々と物語の悪役という役割を果たしているだけであまり魅力を感じることはなかった

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    2024年02月26日
  • シグマフォースシリーズ13 AIの魔女 上

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    シグマフォースシリーズ。クリスマスにグレイの自宅でキャットが襲われ重傷を負い、その娘2人とセイチャンがさらわれた。また同時期に超高性能のAIが盗まれ、その場にいた人たちは殺害された。たまたま離れていた開発者マラを保護するためシグマが向かう。現代にて暗躍する魔女狩りの集団とAIの進化の果てになにが待っているのか、またもシグマが世界を駆け回る。
    今作は初期から登場していた人物が生死をさまよい。セイチャンも妊娠しており、魔女狩りやAIよりもそちらが気になる

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    2024年01月12日