あらすじ
古代の錬金術師と暗殺者という二つの顔を持つ秘密結社ドラゴンコートが、マギの聖骨を手に入れた目的はただ一つ。狂信者のみが夢想しうるような恐るべき殺戮を実現するためであった。グレイ、レイチェル、そしてシグマの隊員たちは、聖書に記された謎を解きながら、ドラゴンコートと激しい戦いを展開する。聖骨の行方を追い、ケルンからミラノ、ローマ、ヴァチカンと舞台はめまぐるしく移り変わる。やがてファロス島の海底に眠るアレクサンダー大王の墓から、黄金の鍵を見つけ出した彼らは、最終決戦の地へと向かう。古代から中世へと続く闇の歴史の中に埋もれたその場所では、宗教と科学の力が一体となって、人類史上かつてない恐怖が生まれようとしていた……。ケルンからミラノ、ローマ、ヴァチカン――聖書に記された謎を解き聖骨の行方を追うシグマフォース。歴史の闇に埋もれた謎が解き明かされる時、人類史上かつてない恐怖が起きる!
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Posted by ブクログ
一気読み!読み応えたっぷりで読後の疲労感に包まれています。
毎度ながら著者の作品は、ミステリーに多種多様な知識が絡み合っていて奥深い。そして面白い!
歴史、宗教、化学、鉱物…どこまでが現実で架空なのか境目がわからなくなってしまう。
毎度ながら、この世界観を描ける著者は本当にすごいと思います。
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深まる謎、謎、謎。どんでん返しの連続と怒濤の展開で先が気になって眠れません。
世界は救えるのか!?闘いの中、見え隠れする恋の行方は?
堪能しました!!
Posted by ブクログ
上下共に飽きる事なく読める。が、乱闘シーンや建物構図がイマイチ理解できず集中力維持のため家で読むのをやめ、最初から最後まで会社で読む。
まとめるのが今まで以上に難しいし、理解するのに時間がかかるけど充実した本でした。
Posted by ブクログ
このシリーズはすごく引き込まれる。
善悪がハッキリしていてアメリカ感が凄いけど、そんなことよりも著者の知識の豊富さに圧倒されて読み進めてしまう。
続きも是非読みたい。
だだ、宮殿内の出来事が文字だけでは分かりずらいので映像化してくれると助かるかな?(^ω^;)
Posted by ブクログ
"著者が参考にした文献もあとがきに掲載されているのが、うれしい。
最後まで、中だるみすることなく突き進みます。
このシリーズの本は逃さず読み続けたい。
科学的な根拠も検証したくなるものが沢山出てくる。
m状態の金、マイスナー磁場など本当?と思いたくなることなので、調べてみたい。"
Posted by ブクログ
やはりこうした冒険活劇のシリーズ物はどうしても読みたくなる。読み始めは、登場人物たちも若めだし、シドニイ・シェルダンなんかのような軽めの内容かとも思ったが、読み進むにつれて、テーマはかなり重厚だし、心理描写も結構深い部分まで掘り下げられているように感じた。どんでん返しも多々用意されて飽きさせない。
スティーブンハンター作品のような、年輪を感じさせるような渋味のようなものはないけれど、手に汗握るようなスピード感が魅力だと思う。
Posted by ブクログ
記念すべきΣフォース1作目!!
これを読んでドハマリして既刊を一気読みしました。
私の大好きな要素(科学、歴史、宗教、美術、サスペンス等)が全部盛りで最高に大好き!!
登場人物たちにも愛着が持てました。
新作が出る度にウキウキです。
THEエンターテイメント小説って感じです。
シリーズの幕開け
上巻の謎を解き明かし、シグマフォースとドラゴンコートの最終決戦を描く。ケルンからヴァチカン、アレクサンダー大王の墓へと舞台が広がり、聖書と科学の融合がスリリング。アクションはさらに加速し、歴史的背景に基づく展開が緊張感を高める。やや誇張された結末は好みが分かれるが、娯楽性は抜群。謎解きと戦闘のバランスが良く、シリーズの幕開けとして満足度の高い作品。
Posted by ブクログ
残虐なシーンが多くて、
なかなか読み進めなかった本(*_*)
宗教の歴史の闇が色濃い内容。
やたら血が流れる戦いのあとに、
過去と未来に想いを馳せるような
こんな結末が待っているとは···
最後のエピローグで
父のジュースを奪うシーン、
主人公の想いがじんわり伝わって
なんだかいい余韻なのでした。
Posted by ブクログ
上巻の続き。
秘密結社ドラゴンコートの野望を食い止めるため、米特殊部隊シグマフォースがヨーロッパ各地を舞台にキリスト教や世界七不思議に絡む謎を解き明かしていく。歴史的遺物に隠された秘密はなんだかややこしいし、最新科学にもとづいた考証は難しいことがいっぱい。でも、そんなことはどうでもいいのだ。次々に起こるトラブルと敵の襲撃、まさかの内通者、アクションシーンの連続は読み応え十分。
敵のリーダー・ラウル、いいからやっちゃえよとは何度か思った(笑)
最終的な謎の解明にはじゃっかん物足りなさを感じたけど、次の話も読んでみたい。
Posted by ブクログ
疾風怒濤の勢いでスリラー界に名を馳せるロリンズの「シグマフォース・シリーズ」〝第1弾〟。全編クライマックスという表現が相応しく、加速度的に疾走するストーリーには圧倒される。冒頭から結末まで凄まじい量の情報を盛り込みながら、破綻することなく力業でまとめ上げる技量は相当なものだ。しかも、今なお精力が衰えることなくシリーズ続編や単発の冒険小説を量産し続けているのだから、その底力は計り知れない。
キリスト生誕祝福の伝説が残る「東方の三博士〝マギ〟」。その骨として伝わる遺物は、ドイツのケルン大聖堂などで保管されていたが、古代の錬金術師と暗殺者の秘密結社「ドラゴンコート」が襲撃し強奪。聖堂内の教徒らは奇怪な殺傷兵器によって惨殺されてしまう。「聖骨」が秘める力とは何か。それを手にした闇の組織が狙うものとは。ヴァチカンは最終的にアメリカ国防省内の機密組織「シグマ」に応援を要請。特殊部隊の精鋭グレイソン・ピアースらはヨーロッパや中東へと飛び、古代にまで遡る謎を解明しつつ、狂信者グループとの戦いへと身を投じていく。
物語は、遺跡などを巡る謎解き中心の「静」と、敵との戦闘を繰り広げる「動」のパートを交互に展開する。まず、最先端の科学技術を駆使し、古代文明や秘教が絡む未知の秘宝などからヒントを得て、闇組織/陰謀の実態へと迫る。そして、次の扉を開く鍵を入手した瞬間に、満を持して悪党らが登場。現代兵器が飛び交う中で、激烈な肉弾戦を繰り広げるハリウッド映画張りのアクションシーンへと切り替わる。
探究の章がある程度進行すると、必ず危機的状況下での活劇へと移るため、構成自体は単調である。この「お約束」的な流れは本シリーズ最大の魅力であり、逆に予定調和となる欠点でもある訳だが、主人公らが難局を乗り越える手法はアイデア満載なため、最後まで飽きさせることはない。要は「ゲーム感覚」のエンターテインメント作品というイメージが色濃く、その意味では現代の読者にアピールする力を持っている。
クロスオーバーする「科学とオカルト」を主軸に、派手なアクションシーンを織り交ぜた新たなヒーロー小説。本シリーズが根強い人気を誇る理由も頷ける。
Posted by ブクログ
読書録「マギの聖骨(下)」4
著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫
p148より引用
“「不思議なことに、砂時計が発明されたの
は、機械仕掛けの時計が最初に世に現れたの
と同じ頃だ。ほんの七百年ほど前のことなん
だよ」”
目次から抜粋引用
“アレクサンドリア
スフィンクスのなぞなぞ
血に染まる海
ダイダロスの迷宮
黄金の鍵”
科学技術の訓練を受けた特殊部隊の活躍を
描いた、長編アクションミステリー。
大聖堂は異変に震えた。聖堂内に大きな力
が疾走し、ミサに集まっていた人々の悲鳴が
上がる。被害を最小限に止めるために、シグ
マのメンバーは死力を尽くす…。
上記の引用は、謎を追ううちに出会った、
砂時計についてのセリフ。
それまでの時代は、太陽の動きに合わせた生
活で良かったから、時計をあまり必要として
なかったからでしょうか?主人公の一人は、
二千年くらい前からあったのではと言ってい
ますが、私もそんな風に思っていました。
上下二分冊で長い作品ですが、常に動きが
有って、退屈する暇がありません。
読み始めると、意外に速く読み終わるのでは
ないでしょうか。
ハリウッドのアクション映画のような作風で、
映像化されても映えそうです。しかし、二時
間程度に収めようとすると、窮屈になるかも
しれないので、連続ドラマ化の方が向きそう
です。シリーズかもされているようですし。
ーーーーー
Posted by ブクログ
考古学的設定は大好きだが、読後感はお腹いっぱい。遺跡や科学的なアイテムは事実に基づいているというのがすごい。地図に砂時計が描かれるなんて、よく考えつくなあと、感心。
Posted by ブクログ
読んだ本の感想を最近めっきり書かなくなってしまってます。
特に感想を書くまでもない本ばかり読んでいるためなのですが、書かないことが癖になってはいけないので、反省してこれからはちゃんと書いていこうと思います。
単純なアクションムービーを本にしたような作風で有名な著者の作品を一度読んでみたく、著書の作品を5作まとめて購入しました。
本著はその1作目。
「博士号を持ったグリーンベレー」だったかなんだか忘れたけど、専門知識を有した科学者に軍事訓練を施したチーム「シグマフォース」がいろいろな事件を解決していきます。
ありきたりな勧善懲悪物語で、悪の秘密結社と正義のチームが戦いを繰り広げる展開。
いかにもアメリカ的な単純な善悪二元論なのだが、そのコテコテスタイルが単純アクション映画ばりに面白い。
ピンチからの逆転、危機からの脱出、平穏から危機といった構成をスピード感たっぷり描写。
時間軸と平面軸をクロスさせながら交互に書くあたりの手法は、映画さながら。
歴史、宗教、生物学、医学、考古学などの専門知識もたっぷり、超常現象のフィクションも織り交ぜて、読み飽きない展開です。
1作目の本著はアメリカ、イタリア、エジプトとあちこちらを飛び回り、キリストやらアレキサンドロスのことやらをホニャララしていってます。
何かを学ぶために本を読むことばかりしていたので、こうやって肩の力を抜いて読める本はリラックスできますね。
Posted by ブクログ
巷でも言われていますが、ダン・ブラウンか!と思ってしまった。設定の細かい詰め方とか、そうくるか…と唸る解釈とか。
でも、主人公たちのチームが、ボスも含めていちいちみんなイケメンツ!頭脳派兼肉体派ってそんなのありか、と思わずツッコミいれてしまいましたが、先が気になって、気にならなくなりました。
かっこいい人たちが、かっこよく謎を解きながらバトルするお話。政府公認インディージョーンズ…?
Posted by ブクログ
とても読みやすいド派手アクションミステリ。
アメリカの科学兵士?の精鋭がヨーロッパを舞台にマギの聖骨の謎を解く。
ハリウッド映画のような大爆発や虐殺盛りだくさんで、さらに描写も映像的。
なので、さくさく読めて楽しい。キリスト教についての知識も小説の中でうまく解説されてるので予備知識なくても全然平気なレベル。
優秀な兵士の中でも頭の良い者たちを集めて科学者としての知識を叩き込まれたシグマの精鋭達。
設定の意味が薄い気もするけど、面白かったのでいいかな。
頭休めに読むにはとても良かった。シリーズらしいので他も読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
著者はインディージョーンズ クリスタルスカルの王国のノベライズ化もしているそうだが、本書はまんまインディージョンズ(笑)。
分刻みの場面切り替えがややうっとおしくは感じました。
Posted by ブクログ
シグマフォースシリーズ、1作目。歴史ミステリの謎解きとアクションの融合。
舞台にヴァチカンが絡んでいることもあって、否が応にも、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」を思い出すが、キャラの魅力、高いアクション性により、私はこちらのシリーズの方が好み。蘊蓄に関しては、キリスト教信者でない者にとっては取っ付きがたいものもあったが、数々の罠やトリックが仕掛けられた暗号の解き明かしの場面は、単純に好奇心を刺激され、ワクワクした。黒幕の正体や、敵、味方の裏切りなど、最後まで目の離せない展開で面白かった。続きを是非読んでみたいシリーズである。
Posted by ブクログ
ダ・ヴィンチ・コード的な特殊部隊モノ。
実にハリウッドテイストな作品で、大規模な舞台設定と仕掛けが冒険活劇感を醸し出している。
緻密な設定と取材に基いた科学的なロジックが散りばめられており、トンデモっぽいんだけどファンタジーにはなっていない、良いバランス感覚になっている。
キャラ造形も分かりやすい。
海外小説にしては(?)キャッチーな人物が多く、馴染みやすかった。
レイチェル可愛い。
Posted by ブクログ
面白い冒険ミステリーでした。
正直、細かい科学の話なんかはさっぱり分からなかったりしましたが、それでも十分な読み応え。
ダ・ヴィンチ・コードよりアクション要素が強く、そこでも想像が難しい個人的な感性の問題もありましたが、乗り切れました。
Posted by ブクログ
ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第1弾の後編。
ギルドの謎の女性セイチャン、ドラゴンコートの一味たちに出し抜かれつつ追いつきつつで物語は地中海周辺を縦横無尽に行き来し、謎を解き明かしていく。
それにしても、だんだんと誰が敵で誰が味方なのか、疑心暗鬼に駆られていくストーリー展開に、結局信じられるのはヴィゴー、レイチェルとシグマフォースの面々だけかと思い知らされる。ヴァチカン内部にすら内通者がいるのかという状況であれば、やきもきするペインターを尻目にグレイが連絡を絶つのもわかる気がする。最後の最後に、内通者が奴だったのか、と思ったときにはまんまと作者にしてやられた。
相変わらず、ダン・ブラウンほどの疾走感はないものの(これは訳者の力量なのかもしれないが)、その蘊蓄やストーリー展開は飽きさせない。落としどころはやや強引な感はあるし、ご都合主義的展開も多分にあるが、些末なことと割り切って物語に没頭すればかなり面白い。
続編にも期待。
Posted by ブクログ
うん、面白かった。
過去の遺跡を回りながら秘められた謎を解いていくミステリーとハリウッドばりのアクションの組み合わせ。
さすがにダヴィンチコードには劣るけど、謎解きもウンチク満載で楽しめました。
Posted by ブクログ
蘊蓄や限りなく本物っぼく思わせる歴史の新解釈は大好きだから、あり得ないド派手なアクションや絶対絶命展開が連続して多少嘘っぽくなっても赦せる、でもね、頭悪すぎな主人公、なんとかして欲しい。何度も罠に嵌まり込み死地からかろうじて脱出を繰り返す、ああまたか。ああまたか。
Posted by ブクログ
書店時代は文庫担当でした。
かぐりんが働いてた書店は、
ライトノベルはコミック担当がやってたんでよく知らないです。
外国文学=外文も読まないのに担当してたっすね。
でも、
よく売れてたのが、
初代「ミレニアム」シリーズ
有名な映画化もされてたりもするダヴィンチコードなどの「ラングドン教授」シリーズ
で、
今回の「シグマフォース」シリーズですね。
最初の「マギの聖骨」です!
ちなみに、
この「マギの聖骨」と、
今読んでる4作目「ロマの血脈」を読んでみたくって今回から読み始めた。
その次のケルトも気になる。。。
秘密特殊部隊のシグマフォースに所属してるのが主人公グレイ。
その上司がペインター。
グレイの相棒がモンク。
同じチームメイトがキャット。
今回の事件で民間人の協力者が2名いてヴィゴーさんと孫のレイチェル
グレイの敵がセイチャン
シグマフォースはいわゆる、
武器を手に取った科学者って位置づけで、
敵のドラゴンコートは暗殺者ですが錬金術師なんです!
と、
読むとどこぞのライトノベルだ?!
と、
思うけど最新の化学兵器なども登場することからドンパチっぽいけど、
ラングドンさんに通ずる歴史と科学とがカオスってるお話しです。
ちなみに、
シグマフォースは実在しないのかな?
インペリアルドラゴンコートは存在してる団体さんなんだって!
ギルドは?
4作まで読んじゃってるからの感想ですが、
古代人って何でそれ知ってるの?
と、
思うことがたくさんあるよね。
ムーでもそういうの読んでたからなんとなくつかんじゃうけど、
いわゆるオーパーツとかさ、
なんでそれその時代で理解してたのって凄い疑問だ!
どうやって聖骨作ったんでしょうね?
ミレニアムは微妙かな?
ラングドンもですが、
このシグマフォースも世界観が広いのね。
これほどの、
広さと深さを物語りとして書けるのが凄い。
スケールのでかさはやっぱり日本人じゃできないかな?
どんなものでもそうですが、
この1巻はやっぱり、
みなさんの自己紹介な部分もあるし、
これからの展開を示唆するという意味でおもしろいです。
続き読みたくなる良書!
最後に、
なんでマギの聖骨が気になったかって?
マギっていわゆる、
「東方三博士」なんですよ。
聞いたことないエヴァなんかで?
ガスパール
メルキオール
バルタザールって。
実は、
後1人いるって噂があるんです!
それも書かれてその正体にびっくりしたわ!
読む価値あった!
最後に、
「求めよ、さらば与えられん」
Posted by ブクログ
(上下巻共通)
ダヴィンチ・コードにレイダースを追加したような内容。
科学者と特殊部隊の両面を持つメンバーを集めたチームの活躍を描くシリーズの一作目です。
ま、そんなに科学者要素は描かれていないというのが、実際の印象ですが。(^^;
キリスト教に関わる謎が物語の中心なので、少しはキリスト教を知っていないと十分に愉しめないかもしれません。
誰が敵で誰が味方かわからない展開ですが、シリーズ最初の話なので、もうちょっとシンプルな構成にしても良かったのではないかと思います。
なんというか、詰め込みすぎな印象が。
Posted by ブクログ
本屋で偶然見かけて面白そうなので調べたら評価も高かったので購入。ダヴィンチコードと007を合わせたような感じという評価だったかな?面白いに決まってるでしょ。かなりアクションに重きが置かれているがマギにまつわる謎も十分。ちょっとSFチックなところもあるかなと思うがそれなりに史実に基づいて書いてあり(多分)読み応えがある。次の作品読んでみてシリーズ制覇するか判断かな。
Posted by ブクログ
事実、発見に基づいているという記載があるものの、どこまで信じていいのやらという疑念と、スケールがでかすぎて想像できない部分もあったが、勢いがあっておもしろかった。とにかく、ヴィゴー叔父貴がすごい。
Posted by ブクログ
後半も同じように一つ謎を解くたびに襲われ、脱出の繰り返し。謎自体はよくある話と言えばそうだが、結局原始の光ってなんだったの、と思った。答えがはっきり示されていない。戦う場面は迫力があっていいんだけどね。
Posted by ブクログ
考古学や歴史、宗教に科学や数学がマッチした裏付けされた内容に加えて、戦闘シーンが多く、ハリウッド映画を観ているような疾走感があって、面白く読めました。
Posted by ブクログ
ケルン大聖堂で人々を殺した兵器の謎は、人々が聖餐式で口にしたパンにあった。そしてマギの聖骨に含まれていたある金属成分にその謎を解く鍵があった。(ぶっちゃけて言ってしまうと錬金術のこと)
というわけで、途中の紆余曲折の説明を省き、様々な謎が明らかになるうちに、一行は古代の七不思議ファロスの大灯台で有名なファロス島にたどり着く。そこにあるアレクサンドロス大王の墓からすべての謎を解き明かす鍵を手に入れる。
感想
アレクサンドロスの墓らしいのが出土したというニュースは聞いたことある。それはまだ検証中のことだから、真偽は不明のはずだけど・・・ 他にもいろいろ真偽が明らかでないことを既成事実のように話を進めていくので、まあ面白いって言えば面白いけど… どうなんだろう。都市伝説と割り切ってしまえば面白い。 間違ってもダン・ブラウンの時のように論争は起きないだろう。
帯には「ダヴィンチコードXインディジョーンズの面白さ」とあったが、どちらかと言うと「ナショナルトレジャー」だ。 映画化したら、とても面白くなると思う。
Posted by ブクログ
上・下巻 東方の三賢者・マギの聖骨をめぐる歴史ミステリー。
聖骨を狙う組織・ドラゴンコートとそれを阻止するべく米国国防総省の秘密特殊部隊シグマフォースとの戦い。
ヴァチカンと敵だか見方だかよく分からないギルドの工作員もかかわってくる。
歴史的事実に隠された秘密を1つずつ紐解いていく先にある真実とは
?
歴史的背景はすべて事実をベースにしており、それだけでも面白いのですが、科学的な要素も深くかかわっており、「m状態の金」などちょっと調べてみたくなった。
話の展開としてはこの手の歴史ミステリーではありがちな、内部にスパイがいたりするのだが、謎解きは好きなのでさくさく読めた。ただ最後は「やっぱりこんな感じで終わるのね」と思ってしまった。