ユダの覚醒 下
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ユダの覚醒 下

ギルドに捕えられたリサは、巨大クルーズ船の船内に作られた研究施設で、『東方見聞録』の失われた章に記述されていた病原菌〈ユダの菌株〉の解明を迫られていた。そして、発症した患者のうち、ただひとり生き残った女性スーザンに解明のヒントがあると確信する。一方、グレイは両親を人質に取られたまま、セイチャンとヴァチカンの考古学者ヴィゴーの協力のもと、〈天使の文字〉を解読しつつ、『東方見聞録』の失われた章に記された場所にたどり着きつつあった。そして、モンクはリサを救出し、クルーズ船から脱出する算段を立てていた……歴史と科学の道筋が、ある世界遺産の一点を示す中、世界各地でも新たな患者が発生し始める……。果たして〈ユダの菌株〉とは一体何なのか? グレイの両親の運命は? そして、組織を裏切ったセイチャンは本当に信用できるのか……?

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ユダの覚醒 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ユダの覚醒 上
    733円 (税込)
    独立記念日――シグマフォースのグレイ・ピアース隊長のもとに、かつて闘ったギルドの女工作員セイチャンが、重傷を負って助けを求めてくる。その直後、グレイたちはギルドのメンバーに襲撃された。グレイとセイチャンは、巻き込まれたグレイの両親と共に、命からがら逃げ出す。セイチャンは組織のある計画に反発し、抜け出してきたという。その計画とは、マルコ・ポーロと『東方見聞録』の謎にまつわるものらしい。一方、シグマのモンク・コッカリスとリサ・カミングズも、ある島で発生した奇病を調査するため向かった先で謎の集団から襲撃を受けていた。突如発生した人肉を欲するようになる奇病と「東方見聞録」から削除された空白の期間――真実を記した秘密の書――それらが解明される時、人類の内側に潜む大いなる謎が明らかになる……。
  • ユダの覚醒 下
    733円 (税込)
    ギルドに捕えられたリサは、巨大クルーズ船の船内に作られた研究施設で、『東方見聞録』の失われた章に記述されていた病原菌〈ユダの菌株〉の解明を迫られていた。そして、発症した患者のうち、ただひとり生き残った女性スーザンに解明のヒントがあると確信する。一方、グレイは両親を人質に取られたまま、セイチャンとヴァチカンの考古学者ヴィゴーの協力のもと、〈天使の文字〉を解読しつつ、『東方見聞録』の失われた章に記された場所にたどり着きつつあった。そして、モンクはリサを救出し、クルーズ船から脱出する算段を立てていた……歴史と科学の道筋が、ある世界遺産の一点を示す中、世界各地でも新たな患者が発生し始める……。果たして〈ユダの菌株〉とは一体何なのか? グレイの両親の運命は? そして、組織を裏切ったセイチャンは本当に信用できるのか……?

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ユダの覚醒 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ウイルスにしてみれば、人間も単なる生物の一つでしかないんですよね……きっと。
    有用か無用か、ただそれだけ。
    人間が理解している世界って一体どれくらいなんでしょう……。

    0
    2023年09月18日

    Posted by ブクログ

    Σシリーズ第三作目。今作のテーマは世界の脅威になりうる感染病。作を重ねる毎に面白くなってきた印象。毎回この著者の作品は、事実と著者の想像の境目が分からなくなるくらい展開が巧妙。マルコポーロに関わる話も興味深い。何より気になるのが、モンクどうなったのっていうこと。次作が楽しみである。

    0
    2014年02月08日

    Posted by ブクログ

    シグマフォースシリーズ。グレイの家ににギルドのスパイ、セイチャンが傷を負って転がり込んできた。シグマフォース本部に連行しようとしたがギルドの殺し屋が妨害する。グレイの両親も巻き込み、グレイはセイチャンを連れて逃亡する。またインドネシアで奇病が蔓延しモンクとリサが派遣される、そこにギルドが乱入してくる

    0
    2023年08月24日

    Posted by ブクログ

    相変わらず物語に引き込まれ一気読み。
    今回は2箇所から歴史と科学の観点で話が進み1点に終結。
    若干無理な設定にも3作目とあってすんなり受け入れてしまった。
    グレイとセイチャンの今後の関係もちょっと気になるがまだまだ先は長そうだ。

    0
    2018年11月15日

    Posted by ブクログ

    "読書後の知的好奇心的探究の旅では、
    アンコール遺跡について「天の鏡-失われた文明を求めて」
    バクテリアの世界について「Human Wildlife」ドクター・ロバート・バックマン著
    を手に入れてみたい。
    このグレイソン・ピアース氏が主人公のシリーズでは、著者が巻末に参考にした科学的、歴史

    0
    2018年10月28日

    Posted by ブクログ

    ジェームズ・ロリンズのシグマフォースシリーズ第3弾。

    ユダの菌株という封印された細菌によって、バイオハザードの恐怖にさらされた世界、っていう設定。

    アクションの連続で楽しく読めますね。

    最後にカンボジアのバイヨンが出てきます。
    大学時代1994年に訪れた場所で、感慨深い。

    その年はUNTA

    0
    2014年09月27日

    Posted by ブクログ

    シグマフォースシリーズ、3作目。

    マルコポーロの「東方見聞録」で語られなかった空白の期間を、「ユダの菌株」という未知の疫病と絡ませて解き明かす。

    「東方見聞録」に秘められた歴史的ミステリ、天使の文字やアンコールワットに隠された歴史暗号に、バクテリアや疫病に関する自然科学的要素が加わって、今作も盛

    0
    2014年09月18日

    Posted by ブクログ

    シグマフォースシリーズ第三弾
    現代の南太平洋で発生したなぞの疫病をヴェネチアへの帰途でマルコポーロ船団を襲った悲劇を検証することで明らかにしていく。ユダの菌株を利用し世界を支配しようと目論む闇の集団ギルドvsシグマの構図。今回はギルドの工作員セイチャンがグレイに手を貸し、歴史的側面からマルコポーロの

    0
    2017年02月06日

    Posted by ブクログ

    シリーズに共通していますが、実化学とトンデモのバランスが良い感じ。
    毎度のことながら、かなり深いところまで調査されておられるのにびっくり。少々強引なこじつけはありますが、化学に疎い日本の書き手にはない展開法が気にいってます。

    登場人物間の絡みが多くなってきているので、ストーリーテンポが1作目2作目

    0
    2013年06月07日

    Posted by ブクログ

    ユダの菌株 恐ろしい病変を引き起こす菌。感染が世界規模に広がる前に治療薬を手に入れることができるのか。ドキドキの展開でしたね。治療薬を手に入れる手立てに意表を突かれました。
    感染力の強い菌が現れたら、あっという間に世界中に広がるという怖い時代なんですね。そしてまだまだ新しい病気を引き起こす菌がいる可

    0
    2013年01月13日

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