桑田健のレビュー一覧

  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 上

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    シグマフォースシリーズ。グリーンランドの氷河の下からアラブのダウ船が見つかったが調査グループは謎の集団の襲撃を受け、さらに船の中に眠っていた機械人形に襲われる。なんとか脱出したものの、連中が嵐の世界図と呼ぶものを奪われてしまった。調査グループが持ち帰った地図の付属のアストロラーベを手がかりにグレイたちはイタリアへ赴く。今回はコワルスキにスポットが当てられの恋人のマリアとの関係やセイチャンの母親としての心境などが掘り下げられている。メインのストーリーも面白いが今まで築き上げてきた歴史と科学の融合というより、他にもありふれた歴史に消えた古代文明の話で、敵役もギルドのような魅力がなく、シリーズとして

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    2024年02月11日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 上

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    シグマフォースシリーズ。
    ハワイて休暇を満喫していたグレイとセイチャンがスズメバチの大群に襲われる。そのハチは不死じみた生命力と繁殖力をもち、協力な毒も有している。そのハチにセイチャンも刺された
    そのハチはどこから来たのか。スミソニアンの創設者の足跡を追って世界を駆け回る。またグレイとセイチャンの関係も新たな段階を迎える。
    歴史の謎と最新の科学、古代と現代を繋げるストーリーには惹き込まれる。また後半の舞台が日本ということで親近感が持てる。しかし毒の治療については都合よすぎて拍子抜けした。

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    2023年12月29日
  • ダーウィンの警告 上

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    シグマフォースシリーズ。とある研究所がなぞの爆発をおこし、そこから毒ガスが溢れ出す。しかし問題はそれでも殺せない新種のウイルスだった。政府はそのウイルスを死滅させるため核を検討する。シグマはタイムリミットまでに事件の黒幕と連れ去られた研究所の所長を見つけ出せなくてはならない。
    バイオハックと呼ばれる。動植物の遺伝子操作と環境保全についてがメインで影の生物圏など設定は面白いが、今までのように歴史の謎解きがあまりなく、アクションの比重が大きく、少し退屈だった。

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    2023年11月24日
  • チンギスの陵墓 下

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    ネタバレ

    前巻がかなり面白かったので、ちょっと比較してしまうと・・・って感じです。

    彗星、ダークエネルギーと今までとちょっと違って、SF感が強いので、シグマフォースシリーズとしての魅力があまり感じなかったかな。

    ラストシーンは衝撃、いいキャラで、好きだったのに・・・
    別時空では、幸せになってほしい。

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    2023年11月16日
  • チンギスの陵墓 上

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    また、話しがでかくなったなぁ。

    前の巻がすごくおもしろかったので、ちょっと評価さがるかな。
    でも、相変わらずのジェットコースター感満載の小説。

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    2023年11月09日
  • ケルトの封印 上

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    初ロリ。場面転換が早いので読みやすいが、ちょっとアクションが主人公側に都合良すぎ感と、陰謀の全容がよくわからない。

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    2023年05月11日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 下

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    今回は結局最後まで別動隊の2つがほとんど交わらず。グレイ隊の戦闘もほとんどなし。謎解き?要素も薄い印象。ペインターもほとんど登場せず。
    面白くないわけではなかったが、シリーズの中では今一つ。
    次作に期待。

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    2023年05月08日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 上

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    シグマシリーズ最新作。
    いつも通り数カ所同時進行でテンポ良く進むが、いつもよりは若干各パートが長く、進みが遅い印象だし、対抗勢力が今ひとつな気が。
    下巻に期待。

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    2023年05月04日
  • ユダの覚醒 下

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    ネタバレ

    米国で発行されたのが2007年。国内で翻訳版が出たのが2012年。コロナが騒がしい昨今、10年以上前に世界的なウイルスの脅威を扱っているのが興味深い。

    一応マルコポーロの東方見聞録が題材になっているけど、歴史的な謎や神秘的な伝承なんかはほとんど出てこない。基本はドンパチ。

    終盤は熱い展開が待っているし、伏線や会話も巧妙で楽しい。けど長い。どんなピンチになっても主人公サイドは助かるんでしょと思ってしまう。同じような展開が繰り返されるので途中飽きる。読むのをやめようかと思った。
    科学的な話かと思いきや、なんか結局は、よくわからないけどそういうこともある的にまとめられちゃうのも相変わらずだし残念

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    2023年04月15日
  • ユダの覚醒 上

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    シリーズ第3弾。北米、ヨーロッパ、アジアの各地域でトラブルに巻きこまれるシグマフォースの面々。それぞれの事件が1つにつながっていくといった感じ。

    超電導、量子エネルギーときて今回はアジアで発生した謎のウイルス。マルコ・ポーロの「東方見聞録」が解明の鍵らしい。

    歴史的な事件や人物、建築物なんかに関わるうんちくやミステリーは好きなんだけど、上巻を読む限りそういったテイストは薄い。基本的にずっとドンパチやっていて、ときどきマルコ・ポーロの話題に戻る。

    登場人物たちはキャラが固まってきて愛着あるし、展開もスピーディでスリリング。事件の真相も気になる。ただ、続けて読むとやっぱり飽きる。1年に1冊ぐ

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    2023年04月01日
  • ナチの亡霊 上

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    米特殊部隊シグマフォースの活躍を描いたシリーズ第2弾。

    デンマークでは、進化論を著したダーウィンが持っていたという聖書がオークションに出品。調査に向かった主人公グレイソン・ピアースが暗殺者に命を狙われる。

    ネパールでは奇病が発生。調査していた医師とシグマフォースの司令官が謎の組織に捕らえられる。

    南アフリカ共和国では、謎の怪物が目撃される。

    すべてはナチスが研究していた「釣鐘」に関係しているらしい。

    「銃を突きつけられる」「高所から落下する」「何者かが現れる」などといったところで場面が切り替わり、相変わらず先が気になる展開の連続。

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    2023年03月11日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 下

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    ウイルスの脅威をテーマにした娯楽小説。人類が行なってきた搾取と破壊。この繰り返しが今回も描かれていた。
    次回作は、2023年中に発売を予定しているようだ。
    巻末にある参考図書で気になったものを転記しておく。

    『樹木たちの知られざる生活: 森林管理官が聴いた森の声 』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2018/11/6
    『植物は〈知性〉をもっている 20の感覚で思考する生命システム』 単行本 – 2015/11/20
    『戦場に行く犬: アメリカの軍用犬とハンドラーの絆』 単行本 – 2017/1/25

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    2023年01月21日
  • マギの聖骨 下

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     蘊蓄や限りなく本物っぼく思わせる歴史の新解釈は大好きだから、あり得ないド派手なアクションや絶対絶命展開が連続して多少嘘っぽくなっても赦せる、でもね、頭悪すぎな主人公、なんとかして欲しい。何度も罠に嵌まり込み死地からかろうじて脱出を繰り返す、ああまたか。ああまたか。

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    2022年08月20日
  • シグマフォースシリーズ13 AIの魔女 上

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    AIが進化した未来はどうなるのか?よく言われるのは、ターミネーターのディストピアか、ドラえもんのユートピアという両極端。作者もその辺りを配慮してか、両方の結末が描かれておりました。
    包丁は使う人によって料理にも、殺人にも使えます。AIも同じことで、もしも、悪意ある者たちにAIを支配するという「強いAI」が渡ってしまったら…
    というのが本書の大まかな骨組みです。
    ***
    AIが人格を持つかどうかはさておき、そもそも何が善で悪かを誰がどうやって教えるのか、興味深いところです。世界中の学者たちがチームを組んでいるのかもしれませんし、同じようにテロリストもチームを組んでいるかもしれません。
    本書ではそ

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    2022年07月19日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上

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    最近、外国の作家さんで難しいのですが、ジェームズ・ロリンズはドツボにはまって読んでいるのですが、この作品はジェームズでなくてもタイトルを見ただけで喰いついていると思います!馬鹿にするわけではないが、この人の名前くらいは憶えていても損はないかと思います。

    「チューリングの遺産(上)(下)」

    タイトルで思いつくのはナチス・ドイツを倒したアラン・チューリングしか浮かんでこない。織田信長が桶狭間の戦いで簗田政綱が諜報において優れた結果を残し、一番の評価を得たのと同じでチューリングが解読不能と言われたドイツ軍のエニグマを解読し、人工知能の父と呼ばれ現代のコンピューター界の祖と言ってもおかしくない方で

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    2022年02月07日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下

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    最近、外国の作家さんで難しいのですが、ジェームズ・ロリンズはドツボにはまって読んでいるのですが、この作品はジェームズでなくてもタイトルを見ただけで喰いついていると思います!馬鹿にするわけではないが、この人の名前くらいは憶えていても損はないかと思います。

    「チューリングの遺産(上)(下)」

    タイトルで思いつくのはナチス・ドイツを倒したアラン・チューリングしか浮かんでこない。織田信長が桶狭間の戦いで簗田政綱が諜報において優れた結果を残し、一番の評価を得たのと同じでチューリングが解読不能と言われたドイツ軍のエニグマを解読し、人工知能の父と呼ばれ現代のコンピューター界の祖と言ってもおかしくない方で

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    2022年02月07日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 上

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    あくまでも、歴史とサイエンスの絡みに興味があるので、
    セイチャンの子供の話が加わって、はっきり言って興醒める。
    話自体は、おもしろいのは変わらないけど‥

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    2021年08月08日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 下

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    私の好きな登場人物、ジョン・コワルスキがっ!

    シグマフォースシリーズは今作で15作目(ナンバーは14だが0からあるので15作目)となるが、好きで読み続けているにも関わらず、主人公にはあまり思い入れがない。その代わり、シュワちゃんを彷彿とさせる脇役のコワルスキが気に入っている。

    なのにっ!

    ネタバレになるのでこれ以上は書けないが、コワルスキファンとしては彼の勇気に感動すると共に、最後の最後に悲しみに打ちのめされた。

    脳死状態のキャットでさえ助かったのに、まさか!これはやめてよ!という感じ。とはいえ、死んだわけではないのだが、一応元気なのだが、これ以上は言いたいけど言えない。

    ともあれ、

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    2021年08月02日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 下

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    ネタバレ

    相変わらず最後までテンポよく読めた。
    ただ、今回はいつもに比べて少し終わり方があっさりな印象。
    やっぱりコワルスキは今後いなくなる?
    結構いいキャラだと思うし、最近はモンクなんかより(ペインターよりも)登場が多いと思うのだが。

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    2021年07月06日
  • ウバールの悪魔 下

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    思っていた以上にファンタジーと言うか、
    何でもアリな世界観だった。
    歴史の謎を解くよりアクション多めの冒険小説と言った感じ。

    面白かったけれど、個人的にペインターとサフィアの件が残念だった。

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    2020年10月02日