【感想・ネタバレ】ケルトの封印 上のレビュー

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Posted by ブクログ

ヴァチカンで神父、アフリカで大学生、アメリカで教授が殺害された。被害者には共通の印がつけられており、それらの背景の共通点としてノルウェーの企業を調べる。また神父が調べていた指を追う。
ギルドの女スパイセイチャンが再登場し、ギルドとの戦いとなる。また世界の食糧危機という社会問題を軸に遺伝子組換え食物を扱い、その引き出しの多さや歴史との絡め方には毎回驚かされる。ピアース達の人間関係も進展し、今後どうなるか楽しみです

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2023年09月21日

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ネタバレ

食糧危機と遺伝子組み換え食品。
本の中では終末の日に向けた旅はもうスタートしている。
歩かなくても勝手に進むエスカレーターみたいですね。加速度付けて進むか、あるがままに進むかは、今を生きる人間次第ってことですかね。

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2023年09月21日

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久しぶりに娯楽小説を手にして読んでいる。ジェームズ・ロリンズさんが描くシグマフォース・シリーズは映画にしたいくらい面白いと思う。勝手にキャストを当てはめて映像を想像するという楽しみ方もできる。

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2018年11月04日

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Domesday book, ミツバチの失踪、いいですね。ワクワクする不思議ネタ。セイチャンとレイチェルとグレイの三角関係も見逃せません。下巻に期待大。

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2017年06月01日

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ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第5弾の上巻。
アフリカで遺伝子操作トウモロコシを栽培していた研究施設が何者かに襲われた。同じ頃、イタリアではヴィゴーのもとを訪れた神父が何者かに殺され、ヴィゴーも生死の境をさまようことになる。
食糧と人類の増加問題をテーマの一つとし、そこに歴史的な要素や細菌戦の要素を付け加え、スケール感たっぷりに物語は展開する。
前作でとらわれの身となったセイチャンは体内に発信機を埋め込まれ、その活動を監視されることになった。こうしてグレイやレイチェルと行動をともにすることになるのだが、本作ではセイチャンの過去や内面の葛藤も描かれており、より生身のセイチャンに親近感が持てるようになっている。
一方、グレイとレイチェルも心を通わせていた一時期を取り戻すかのように寄り添い会いながらもそれ以上近寄れないというもどかしい関係が続いている。
こうした人間関係がスピード感溢れる物語の中でも描かれていて、緩急の付け方は絶妙だ。ギルドとの関係も含め、下巻での物語の行方もますます気になる。

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2014年10月06日

Posted by ブクログ

夢中になりすぎて1週間のうちにほとんどの作品を購入。ハードカバーでないのは残念だが本棚に入れる価値のある作品は大歓迎だ。

本当にボーンシリーズのロバート・ラドラムにはまって以来の外国人作家に夢中になった。ジェームズ・ロリンズの作品は本当に緻密で面白い!ただ完全に理解するにはPCの前で検索しながらではないと作者の中に入り込むことにならないような気がする。

「ケルトの封印」

ロリンズの作品の中でのシグマフォースシリーズに夢中になっているのが謎の女スパイのセイチャンのせいかもしれない。司令官のペインターや隊長のグレイの常に上を行くのが彼女である。特殊極秘部隊と言っても格闘中心の体育会系の集まりではなく、隊員が科学者並みの知能を持っている。そして古代の謎などに立ち向かう姿が本当に現世において存在さえも感じさせる。

この作品書かれた順を追って読んでいかないとかなりのストレスになるし、セイチャンがいないとどこか物語りの幅が狭く感じる。

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2017年05月04日

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初めての作家さんです。

ちょっと頭の中整理つかなくて、読み返したり時間かかりました。

でも、面白いです。

下巻楽しみ(^^♪

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2014年06月25日

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グレイソンは元恋人レイチェルの求めでイタリアへ向かい、モンクは遺伝子組み換えに関する聞き取り調査のため大学の研究室へ。そこで例によって事件に巻き込まれ……という展開。前振りとして出て来た中世アイルランドの国勢調査と現代アフリカでの虐殺事件がどう絡んでくるか。

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2014年06月15日

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初ロリ。場面転換が早いので読みやすいが、ちょっとアクションが主人公側に都合良すぎ感と、陰謀の全容がよくわからない。

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2023年05月11日

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読書録「ケルトの封印(上)」3

著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫

p301より引用
“「何とも言えんな。三年前に私が初めてこ
こを訪れた時には、すでに煙が上がっていた。
ゆっくりと地下に向かって燃え広がるから、
鎮火させるのはほぼ不可能だ。無尽蔵に近い
燃料源によって、ひたすら燃え続ける。数世
紀にわたって燃え続けている泥炭火災がある
ことも知られている」”

目次から抜粋引用
“渦巻模様と十字
 炎と水”

 機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第五弾上巻。
 1086年イングランド、国王からの命を受け
た検死官が地方へ調査に向かった。待ち構え
ていたのは、不自然なまでの静けさだった…。

 上記の引用は、泥炭火災についての考古学
者の言葉。地面の下が何百年も燃え続けると
は、現実に存在する地獄といったところで
しょうか。
 食料と人口増加についてや、作物への遺伝
子工学の応用など、身近な問題がテーマに
なっているので、もし書かれているようなこ
とが起こったらと思うと、恐怖が増します。
 便利になるからといって、なんでもかんで
も弄り過ぎるのは、良くないのかも知れませ
ん。

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2017年11月18日

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ネタバレ

読者の期待に背かず(?)世界遺産破壊~そしてド直球な質問でセイチャンをうろたえさせるコワルスキは最強(笑)

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2016年07月03日

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ネタバレ

ケルトというワードに思わず反応して手に取った本作は、シグマフォースというシリーズの5作目。これまでの作品を全く知らずに読み始めたけど、前作までの知識が無いと読めない内容ではなくて安心。

中世アイルランドに発生した疫病。イタリアで発生した神父殺害事件。そしてアフリカはマリ共和国で発生した農場襲撃。それらがどのように関連してくるのかが気になる伝奇的ミステリ、という印象。

そうしたミステリアスな部分を期待していたので、海外ドラマ的な(?)アクション場面は個人的に蛇足気味。事件の確信を紐解いて行くシーンはとても面白いので、アクションシーンをばっさりカットして真相探索場面のみにしてコンパクトにまとめてくれた方がよかったかなー、というのが正直な感想です。

事件の真相も気になりますが、グレイソンとレイチェル、セイチャンの微妙な三角関係などの人間ドラマ部分もなかなか気にさせてくれる作品。最終的な印象は後編次第ではありますが、現状まではなかなか楽しめる内容になっていると思いました。

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2014年06月01日

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