感情タグBEST3
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シリーズ第2幕開始ですね!
チンギスハンのお墓を求めて世界巡り。
隕石の接近と残り時間にドキドキしながら読みました。
アッティラ王の話ががチョロっとしか出なかったのがちょっと残念。
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ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第8弾上巻。
ギルドとの戦いを終えたシグマが新たな局面に入る。落下する人工衛星が撮影した4日後の崩壊するアメリカ東海岸の写真、ヴィゴーの元に届いた謎の遺物が指し示す世界の終わりの日付も同じ日だった。
セイチャンは母親の行方を捜してグレイとともにマカオに行くが、そこで拉致されてしまう。上巻のグレイはほぼセイチャン救出に行動が費やされるが、そのテンポの良いアクションシーンには手に汗を握らされる。特に、香港における高層建造物からの脱出は漫画「め組の大吾」のレスキューシーンを彷彿とさせ、ハラハラさせられる。
一方、ヴィゴーとレイチェルのチームにはモンクと新キャラクター・ダンカンが合流する。ダンカンがまた変わったキャラクターで、弟を癌で亡くしており、それを機に体に刺青を入れ始めたり、指先に微小な磁石を埋め込み、第六感ともいえる不思議な感覚で目に見えないものを感じ取ることができたりする。これがヴィゴーの元に届けられた遺物のもつ特徴を探る際に大きく役立つ。
それにしても、この作者の間口の広さはどうしたことか。本作では量子力学にまで言及され、読者はその知識量に圧倒されながら読み進めることになる。しかも、それがストーリーに絶妙に融合しており、難しそうな話もすんなりと頭に入ってくるのだから恐れ入る。
下巻で物語がどのような展開を見せ、どのように落ち着くのかまださっぱりわからないが、溢れるうんちくと知的好奇心を刺激してやまないストーリーに翻弄されながら読み進めたい。
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シグマフォースシリーズ。墜落した衛星から送られた映像は4日後の光景だった。未曾有の災害がアメリカと世界を焼いている。ヴァチカンのヴィゴーのところに古い友人から本と頭蓋骨が届く。その本には世界の終わりに対する警句が書かれていた。それは奇しくも4日後だった。グレイはセイチャンと彼女の母親の行方を探していた。
墜落した衛星の破片を回収し、ヴィゴーの友人を訪ねる。
前巻のギルドとの対決から新展開としてダークエネルギーとチンギス、全く無関係そうな2つをつなげる大胆なストーリーだが眉唾度もかなり高い。そして終盤には衝撃的な展開が待っている。賛否両論あると思う話しだった
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"彗星の尾に衛星を送り込んだアメリカ。その衛星が墜落するときに撮影した映像は、96時間後の映像だった。しかも廃墟となった東海岸が写っていた。4日後にこの写真のようになってしまうのか?その謎を追いかける。
グレイとコワルスキとセイチャンはセイチャンの母親の行方を追ってマカオに。
手に汗握るアクションが気持ちいシリーズ。一気読み間違いなし。"
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アラル海で発見された何百年も前の頭蓋骨に残されたメッセージと、衛星写真が撮影した時空のねじれの画像は、同じ内容、世界の破滅を示していた。
最新科学と考古学のドッキングはこの著者の代名詞だが、今巻は特にその2つがストレートに結びついている。複数の場所でバトル&謎解きが行われて場面展開が速いのも、今巻は特に顕著。構成が明快なので、読みやすかった。たぶん、量子力学方面は分かりやすく書いても分からん(笑)ので、構成で少しでも読者が付いてきやすく工夫したのだろう。
個人的には、アメリカの秘密組織の陰謀ネタはお腹いっぱいの気分なので、今回斬新な切り口で、楽しめる。
同時期に出たガイドブックには、この巻で主要人物に大きな不幸があるかも?と書いてあったので、物語のハラハラとは別に、ドキドキしながら読んでいる。でも、セイチャンの母が三合会のドンというのはちょっとご都合主義ではないかしらん。
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四日後に世界が滅びる…… 墜落した衛星からのデータと古い頭蓋骨に記された予言は同じだった。いったい何が起きると言うのか、ドキドキとワクワクが一緒になってる。
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また、話しがでかくなったなぁ。
前の巻がすごくおもしろかったので、ちょっと評価さがるかな。
でも、相変わらずのジェットコースター感満載の小説。
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読書録「チンギスの陵墓(上)」3
著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫
p224より引用
“ だが、世界は大きく変わった。現在、モ
ンゴル経済は鉱業に牽引されて世界有数の成
長率を記録している。この国の真の宝はチン
ギス・ハンの失われた陵墓の中にではなく、
石炭、銅、ウラン、金など、一兆ドルを上回
ると試算される天然資源の鉱床の中に眠って
いるのだ。”
目次から抜粋引用
“墜落・炎上
聖人と罪人”
機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第八弾上巻。
フン族の王・アッティラ、周囲の国から恐
れられた王が、今、行きを引き取ろうとして
いる。暗殺に成功したのは、婚礼を終えたば
かりの花嫁だった…。
上記の引用は、民主化後のモンゴルの様子
について書かれた一節。
金額が大きすぎてピンときませんが、大変な
資源を持つ国ということはわかりました。
ただ、これだけの資源をほったあとの事を考
えると、写真等で見るモンゴルの風景が、大
きく変わってしまうのかと思うと、少し複雑
です。広々とした草原が、穴だらけになって
しまうとね…。
最初から急展開で、短いタイムリミットが
告げられます。読んでいると、もっと長い時
間がかかっているように錯覚するのですが、
それだけ内容が詰まっているのかも知れませ
ん。
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Posted by ブクログ
序文の科学的事実にて、「現実」とは洞窟の壁に揺れる影かもしれない、という話は、他のSF小説でも心に響いたネタだったので、期待。
いつものように、世界の終わりまでは時間がない。