桑田健のレビュー一覧

  • マギの聖骨 下

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    とても読みやすいド派手アクションミステリ。
    アメリカの科学兵士?の精鋭がヨーロッパを舞台にマギの聖骨の謎を解く。

    ハリウッド映画のような大爆発や虐殺盛りだくさんで、さらに描写も映像的。
    なので、さくさく読めて楽しい。キリスト教についての知識も小説の中でうまく解説されてるので予備知識なくても全然平気なレベル。

    優秀な兵士の中でも頭の良い者たちを集めて科学者としての知識を叩き込まれたシグマの精鋭達。
    設定の意味が薄い気もするけど、面白かったのでいいかな。

    頭休めに読むにはとても良かった。シリーズらしいので他も読んでみたいと思います。

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    2014年06月19日
  • ケルトの封印 上

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    グレイソンは元恋人レイチェルの求めでイタリアへ向かい、モンクは遺伝子組み換えに関する聞き取り調査のため大学の研究室へ。そこで例によって事件に巻き込まれ……という展開。前振りとして出て来た中世アイルランドの国勢調査と現代アフリカでの虐殺事件がどう絡んでくるか。

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    2014年06月15日
  • ケルトの封印 下

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    ネタバレ

    上巻と同じく、銃撃戦やトラップに引っかかるなどのアクション場面はさほど緊迫感が感じられませんでしたが、事件の真相に関わる謎が解き明かされていく場面はかなり興味をそそります。

    そして歴史的史実の真実、特にケルト神話のフォモール族と黒い聖母の正体については、現実にそのような説があることを知らなかったので、かなり驚きました。

    前作で惹き込まれかけた人間関係部分については、下巻ではセイチャンの切ない気持ちが痛々しい。辛い過去を背負った彼女に感情移入してしまったのですが、彼女が望む幸せを手に入れるのは期待できない模様で残念。

    あと、ある人物の裏切りはまったく予想していなかったので、これもビックリ。

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    2014年06月02日
  • マギの聖骨 下

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    著者はインディージョーンズ クリスタルスカルの王国のノベライズ化もしているそうだが、本書はまんまインディージョンズ(笑)。
    分刻みの場面切り替えがややうっとおしくは感じました。

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    2014年04月14日
  • マギの聖骨 下

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    シグマフォースシリーズ、1作目。歴史ミステリの謎解きとアクションの融合。

    舞台にヴァチカンが絡んでいることもあって、否が応にも、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」を思い出すが、キャラの魅力、高いアクション性により、私はこちらのシリーズの方が好み。蘊蓄に関しては、キリスト教信者でない者にとっては取っ付きがたいものもあったが、数々の罠やトリックが仕掛けられた暗号の解き明かしの場面は、単純に好奇心を刺激され、ワクワクした。黒幕の正体や、敵、味方の裏切りなど、最後まで目の離せない展開で面白かった。続きを是非読んでみたいシリーズである。

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    2014年04月11日
  • ユダの覚醒 下

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    シグマフォースシリーズ第三弾
    現代の南太平洋で発生したなぞの疫病をヴェネチアへの帰途でマルコポーロ船団を襲った悲劇を検証することで明らかにしていく。ユダの菌株を利用し世界を支配しようと目論む闇の集団ギルドvsシグマの構図。今回はギルドの工作員セイチャンがグレイに手を貸し、歴史的側面からマルコポーロの秘密を探る。またもう一方でクリスマス島での疫病調査に派遣されたリサとモンクはギルドの科学チームに船を乗っ取られてしまう。疫病のメカニズムに迫ったリサとマルコポーロの謎を追跡したグレイはアンコールトムのバイヨン寺院に辿り着くが…。グレイの両親がギルドに拉致されたことで動きがとれなくなったグレイと患者や

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    2017年02月06日
  • ロマの血脈 下

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    後半ちょっとだれたかな?
    内容自体は非常に良かったんだけど、もうちょっと短いほうが上手くいったような気がする。

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    2014年01月04日
  • ウバールの悪魔 下

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    ネタバレ

    シグマフォースシリーズ第0弾。なぜ「0」かというと、邦訳第1弾『マギの聖骨』より前に書かれた作品だから。グレイやモンクなど現在のメンバーは登場せず、まだ司令官になる前のペインター・クロウが主人公として活躍し、敵対組織「ギルド」と戦う。舞台や設定は共通であるものの、「マギ」以降のシリーズとは関連が薄く、今までずっと未訳のままだった。

    現在刊行されているシグマフォースシリーズ(1~4)は本作を読まなくても特に困らないと思うが、来年(2014年春)に刊行予定の "The Doomsday Key"(仮題『ケルトの封印』)はいよいよギルドとの全面対決になるようで、その準備としてこ

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    2013年12月16日
  • ナチの亡霊 下

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    2013.12.5〜2014.1.3
    やっと読み終えた。間にいろいろ挟んだので読み終わりか遅くなったが、面白かった。最後は、もしかしたら祈りの力を信じていない人には、なんなの?という感じかもしれないが、クリスチャンの私としては祈りの力をあのように解釈してくれたのはなんだか嬉しいし納得のいくものであった。本当は5をつけてもいいくらい。なぜつけないか? お話としては面白いけど、心の
    琴線に触れるものではなかったからかな。

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    2014年01月03日
  • ウバールの悪魔 下

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    主人公の機転などはハラハラし、面白く読める。一作目をなかなか越えられないが、全体的にこの作者の作品は安定しており、知的好奇心もくすぐってくれ、満足度は高い。

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    2013年12月03日
  • ナチの亡霊 下

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    群像劇っぽい構成から徐々に話が一本につながっていく下巻。
    しかし、何でか分からないけど構成に対してはあまりワクワクはしなかったな。残念。
    お話それ自体はもちろん面白くて良かった。
    科学的こじつけはいまいちしっくりこなかった。祈りの力ってねー。うーん。

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    2013年11月30日
  • ウバールの悪魔 下

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    反物質っていうのが良くわからなかったけれど面白かった。
    オマハさん良かったね。ぺインターさんは残念でした。

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    2013年11月28日
  • マギの聖骨 上

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    ドラマや映画が原作にあってそれがノベライズされたものかという奇妙な違和感は感じますが、内容はなかなか面白い。考古学、科学、そして特殊部隊。オタ的要素があるひとには特にお勧めできるエンターテインメント作品。

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    2013年11月27日
  • ウバールの悪魔 上

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    アラビア半島の先、砂漠の国オマーン。砂に埋れて隠されていた物は何か。どこに隠れているのか?イギリスを出発した一行の旅程はどうなっていくのか

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    2013年11月22日
  • ナチの亡霊 上

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    ちょっと進行がじっくりしすぎかな?
    舞台を三つに分けて同時進行的に複線的な話が展開されるものの、話は遅々として進まない印象。
    確信に迫る話をもうちょっと小出しにしてくれる方が楽しめたように思う。
    インテリジェント・デザイン説の話やトゥーレ協会など、もうちょっと早めに出してくれると良かった。
    何はともあれ、やっと物語の全容が見えてきて、下巻が非常に楽しみ。

    ところで、グレイソン氏が褐色小娘に翻弄されているのは実に結構なんだけど、レイチェル氏が不遇すぎて。
    ヒロイン交代制のシリーズなのかな。
    そういうところはジェームズ氏に倣わなくてもいいんだけどな。
    ある意味リアリティはあるけど。

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    2013年11月18日
  • ウバールの悪魔 上

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    シグマフォースシリーズ0
    スペンサーが主役
    最初は読み進みづらかったが、後半、歴史の謎が絡んでくると面白くなってきた

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    2013年11月17日
  • ロマの血脈 下

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    自閉症に関する考えがいい
    このシリーズには図が欠かせない
    ロマにいろいろ押し付けた気がする
    クロウに恋愛話がないとすっきり進んでいい
    今回はモンクの方が主役だからかな

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    2013年11月16日
  • マギの聖骨 下

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    ダ・ヴィンチ・コード的な特殊部隊モノ。
    実にハリウッドテイストな作品で、大規模な舞台設定と仕掛けが冒険活劇感を醸し出している。
    緻密な設定と取材に基いた科学的なロジックが散りばめられており、トンデモっぽいんだけどファンタジーにはなっていない、良いバランス感覚になっている。
    キャラ造形も分かりやすい。
    海外小説にしては(?)キャッチーな人物が多く、馴染みやすかった。
    レイチェル可愛い。

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    2013年11月16日
  • ナチの亡霊 下

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    下巻も怒濤の展開。最終的に南アフリカを部隊に、ナチの残党を倒してしまうのだが、人間の可能性って、そんなもんなのか?量子論で難しくしたわりには、簡単に終わった印象。でもまあ1作目よりはいいか。

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    2013年09月29日
  • ナチの亡霊 上

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    戦う科学者シリーズ。1作目はファンタジーに近い内容だったが、今回はちょっとだけ現実的。ナチスの研究成果をめぐって残党と戦う話。量子論の考え方が分かりにくいが、シュレーディンガーの猫とか、いろいろな蘊蓄が面白かった。

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    2013年09月29日