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先住民の歴史から調査を続けるペインターたちと、アメリカ建国の歴史から調査を続けるグレイたち。彼らが探すのは、あらゆるものを粉末へと分解してしまう「大いなる秘薬」――古代のナノテクノロジー技術から生まれた物質が大量に貯蔵されている場所。アイスランドでの爆発により、新たにニュートリノが放出され、次の爆発へのカウントダウンが始まる。金でできた地図からグレイは物質の貯蔵場所を突き止める。そこは考えられる限りで最悪の場所だった。アイスランドの百倍以上の規模と予想される爆発によってその地の火山が噴火すれば、全世界に壊滅的な被害が及ぶ。ペインターとグレイは、人類滅亡へのカウントダウンを止めることができるのか? そして、ギルドに関して驚愕の事実が明らかになる。全世界で日本でベストセラーの歴史×宗教×科学のハイブリッド・エンターテインメント!!海外小説〈シグマフォース〉シリーズ第六弾!
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Posted by ブクログ
それまで断片的な情報のみだったギルドの実態が前作からようやく繫がりはじめ、今回重要な結論を導くに至る。
真の血筋の正体を導きだすのに必要な設定だったのかもしれないが随分と飛躍した内容だったと思う。前回ギルドはエジプトに拘るということが判ったが、今回はユダヤの失われた士族。
あとで振り返ってみると、トートシーアントソー ・プートシーヴのナノテクノロジーとは結局のところ何だったのかよくわからなかった。
ギルドはそのナノテクノロジーを追い求めていて、先住民とアメリカ建国の父は協力してそれを隠し続けたということは理解。
で、モルモン教はどう関係するのか、私の理解力ではよくわからなかったな。
最後にハンク・カノシュが金の板をモルモン協会に寄贈するところででてくる謎の人物とは?
このあたりが次作で明らかになるのかと楽しみになった。
今回最後に悲劇が訪れるが、死んだと思っていた人達が生きていたり、意外な人が生き残ったりしたので、今後の展開に関係してくるのかもしれない。
全体を通して今までとは少し違う感じだったか、それぞれの活躍は面白かった。アメリカのデリケート部分を扱っている緊張感は伝わってきた。
このシリーズは間をおいて、次作を読んでいたが、今回は忘れないうちに次を読もうと思う。
Posted by ブクログ
シグマフォースシリーズ、6作目。
前作の「ケルトの封印」から続くギルドとの直接対決。今回はアメリカが本舞台で、アメリカの先住民と建国に関する話。
先住民がテーマなだけに、その血をひくペインターがほぼ主役。グレイも好きだけど、司令官のくせにジッと出来ずに駆けずり回るペインターも好き。ただ、アメリカよりもヨーロッパが舞台の方が私は馴染み深くて理解しやすいかな。歴史的にも地理的にも、いまいちピンと来づらかったかも。
今作はシグマフォースのメンバーのプライベートにも大きな問題が。国家防衛に関わる仕事の最中にいながら、家族問題が結構考慮されている場面が多く、あまり日本では見掛けなくて新鮮だなと思ってみたり。グレイの今後と、モンクの去就がどうなるのか、次作の展開が気になる。
Posted by ブクログ
ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第6弾の下巻。
舞台はユタ州からアイスランドときてついにイエローストーン国立公園にたどり着く。ここは日本の富士山と同じように定期的に噴火を繰り返してきた火山地帯で、前の噴火から数えていつ噴火してもおかしくない状況になっているという。この事実を踏まえてナノマシンによる地盤の崩壊が地球規模の災厄を招きかねないスリリングな展開を用意するあたりはもはや作者の視点に脱帽の感すらある。
一方で訳者あとがきにもあるように、主役であるはずのグレイよりも司令官ペインターの活躍が目を見張る。ギルドの工作員・ラフの周到な計画に翻弄されながらも常に先を読み、抜きつ抜かれつの頭脳戦を繰り返すところは手に汗握る展開となる。
本作は舞台がアメリカだったが、同じ巨大火山を抱える日本を舞台に物語が展開したらどうだったろうと妄想しても面白い。
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小説・文芸
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