山本博文のレビュー一覧

  • これが本当の「忠臣蔵」 赤穂浪士討ち入り事件の真相(小学館101新書)

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    「忠臣蔵」って、実は詳細知らなかった。。。そして、今さら聞けねぇ!と思っていたらぴったりの一冊。笑

    これ読んでから映画「最後の忠臣蔵」観るとしっくりきた。(この映画はフィクションですが。)

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    2019年09月16日
  • NHK「100分de名著」ブックス 新渡戸稲造 武士道

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    ネタバレ

    新渡戸稲造の著作でタイトルを知っている「武士道」の内容が知りたくて読んだ本。新渡戸稲造の経歴や「武士道」の内容を知ることができて良かった。切腹の説明が多かった。この本を読んで「100分de名著ブックス」の「茶の本」や「代表的日本人」が読みたくなった。

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    2019年08月09日
  • 江戸城の宮廷政治 熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状

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    忠興・忠利親子の往復書状の紹介とその解説。
    忠興と忠利の大名としての動向や大坂の陣、島原の乱といった情勢の揺れ動きとどう察知していたかとても丁寧に解説されていてすごく参考になります。

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    2019年07月22日
  • 信長の血統

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    天下統一目前で逝った織田信長。その一族や血統の運命は如何に?
    第一章 信長の達成・・・織田政権の全国統一への道程。
    第二章 織田政権の崩壊と再建・・・本能寺の変~清須会議。
    第三章 織田信孝の「謀叛」・・・秀吉&信雄VS勝家&信孝。
    第四章 織田信雄の「逆意」・・・秀吉VS家康&信雄
    第五章 羽柴政権の誕生と織田体制の継承・・・秀吉の考える織田体制。
    第六章 織田家の血統・・・関ヶ原以後~江戸時代の織田一族の運命。
    主要参考文献一覧有り。
    織田政権。信長の天下統一の夢、それを継承しようとした秀吉。
    朝廷の思惑。そして、家康の徳川政権への道程。
    それらに翻弄され、或いは生き延びてきた織田一族。

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    2019年07月07日
  • 天皇125代と日本の歴史

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    改元に際して、読んでみました。
    角川のマンガ『日本の歴史』を監修している山本氏の著書なので、平安時代などはマンガと連動させた読み方が出来つつ、太上天皇が「上皇」、摂政と関白の違いなど天皇制度にかかわる様々な事を学ぶことができました。

    神代~古墳・飛鳥時代~奈良~平安初期時代までは天皇が統治者であり執政権力者であったものが、平安中期から摂関政治が始まり執政権力者としての絶対性が崩れ、鎌倉~室町時代は執政権力は武士に移り、戦国~安土・桃山時代にはむしろ守られる「象徴」となり存在感が大分薄れてきて、江戸時代になるとさらに存在感が薄くなっていく変遷が、確かに自分の中の”存在感”と一致していると感じら

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    2019年05月11日
  • 元号

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    明治天皇が発せられた「一世一元の詔」以前、元号は気分次第でゆる〜く変えていた。天災や疫病など大きな災難があったら「縁起悪いなぁ。ここは気分一新改元しよう」という感じで。
    過去最も期間が短かったのは鎌倉時代四条天皇在位中の「暦仁(りゃくにん)」で2ヶ月と14日。=略人でこの世から人が略される(=死ぬ)と連想されたから。

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    2019年04月29日
  • 流れをつかむ日本史

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    原始から現代まで分かりやすく著述。題名に「流れをつかむ」とあるように、序章で原始・古代、中世、近世、近代・現代を6ページで著述。時間が無ければこの6ページで大きな流れが分かる。

    続く本文でその大きな区切りに基づき、ヤマト政権の成立、飛鳥・奈良時代、平安前期・中期、平安後期、鎌倉時代、南北朝・室町時代、戦国時代、安土・桃山時代、江戸時代、幕末、明治、大正、昭和前期、と13に分け最初に黒い縁取りの印刷面の中に各2~3ページで大まかな流れを解説。これがまた分かりやすい。この黒枠を読み本文に行く、という流れ。

    受験生などこの本を読むとより分かりやすいのではなどと思った。また時代劇や大河ドラマなど見

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    2019年01月26日
  • 元号

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    大化から平成まで。元号を追いながらひもとく歴史。とても勉強になったし面白かったです!新元号は何になるんだろう!?

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    2018年10月28日
  • 日本史の一級史料

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    赤穂義士には史料がたくさん、宮本武蔵にはほとんど史料がない。へ〜。一次史料を丹念に読み解くことで日に日に歴史が書き換わる。

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    2018年10月20日
  • 日本の歴史(1) 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代

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    旧石器時代や縄文時代は人名がなく、ストーリーを見出しづらいため苦手でした。しかし、本書はこれらの時代の石器や土器などの解説がマンガのストーリーの中に組み込まれており、物語を読むように楽しむことができました。

    巷に溢れる日本史のマンガの中には、これらの時代の解説を、先生が講義形式で行うだけでストーリー性がなく、あまりマンガの意味がないように思えるものもあります。本書のようにストーリーを楽しめてこそ記憶に残り、マンガにする意味があるのではないでしょうか。

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    2018年08月21日
  • 流れをつかむ日本史

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    序章   日本史の流れ
    第1部  原始・古代
     第1章  ヤマト政権の成立~旧石器・縄文・弥生・古墳時代
     第2章  飛鳥の朝廷と平城京~飛鳥・奈良時代
     第3章  王朝国家の成立と摂関政治~平安時代前期・中期
     第2部 中世
     第1章  院政と平氏政権~平安時代後期
     第2章  最初の武家政権~鎌倉時代
     第3章  南北朝と室町幕府~南北朝・室町時代
     第4章  戦国時代
    第3部  近世
     第1章  織豊政権~安土・桃山時代
     第2章  天下泰平の時代~江戸時代
     第3章  幕末の動乱
    第4部  近代
     第1章  近代国家の成立~明治時代
     第2章  大正デモクラシー~大

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    2018年07月31日
  • NHK「100分de名著」ブックス 新渡戸稲造 武士道

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    「日本には宗教教育がない。どうやって道徳を教えるのですか?」という質問に対して、クリスチャンの新渡戸稲造がどう答えたか知りたくて読んだ本。ちくまの「武士道」を直接読もうと思っても、なかなか読み砕くことができなくて助けてもらった。

    「武士とは死ぬことと見たり」の言葉の意味がわかった。
    名誉や恩をなによりも大切にして、それを支えるものがあって日本人の道徳観はあったんだよ、と教えてもらった感じ。
    なかでも「切腹」の話は面白かった。
    そもそも切腹は、真心を他人に確認してもらう最終手段だったんだ。腹を割いて証明する、東洋の考え方だよなぁと感じる。

    じゃあこの「武士道」をどう現代風に解釈して生かすか、

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    2018年05月29日
  • 歴史の勉強法 確かな教養を手に入れる

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    <目次>
    プロローグ  歴史感覚の身につけ方・磨き方
    初級編    基礎知識を学ぶ
    中級編    歴史の現場を歩く
    上級編    調べる・古文書を読む

    <内容>
    高校生で大学史学科を目指している人、史学科の1年生、そして大人だけど、きちんと歴史を学びたい人向けの入門書である。著者は東大史料編纂所教授である山本先生。これはお買い得である。旧国名、官職について(これは律令制期から江戸期まで)、江戸時代の物価、暦や時間の話、最後にデータベースの使い方から基本的な文献(安く手に入るものに統一しているところがいい)まで、なかなか痒い所に手が届く流れである。現地を歩く部分はちょっと観光要素を排してあると

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    2017年12月30日
  • まんが人物伝 徳川家康

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    絵…☆4.0
    絵柄は悪くないのだが、人間関係が難しくて自分が理解するには何回か読まなければ理解できないようだ。

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    2017年10月24日
  • 格差と序列の日本史

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    権力者が変わっても格差と序列は不変というところの着眼点が面白い本。大臣とかいう名称も相当息が長い。大蔵省といい日本人は名前を大事にしてきた民族である事が伺える。
    基本的な組織や官僚は変わらないとはいえパラダイムをもたらした色で官位を定めた聖徳太子、京都とは別に政権作った源頼朝、網の目のような身分制度を作り上げた徳川家康はやはり偉人。

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    2017年08月12日
  • 格差と序列の日本史

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    この本は権力者=官僚組織の変遷を描く。
    学校で習う日本史とは、結局政治制度史だという山本さんの言葉通り、日本史の授業の復習をした感覚になる。
    (学校で習う歴史は、政治制度史と経済史だという話も聞いたことあったなあ。)
    細かい事項を覚えようとせず、流れを掴め、という言葉もあったけれど、やはりそれぞれの制度がどういうものであったかに関心があるし、それぞれをくべつする「名前」を覚えることにも注意が向いてしまう。

    実質的には武士が統治していたけれども、律令制の官職名、位階はずっと後まで残っていくという。
    たしかに、筆者が言う格差がこれまでになくフラットになった太平洋戦争後にも、「大蔵省」「文部省」は

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    2017年07月11日
  • 日本の歴史(1) 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代

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    日本史が苦手な人も、もう一度基礎から学びたい人にもオススメな本です!とっても分かりやすく、絵もあり、解説もありなので視覚的に学習しやすいです。

    1巻に関しては、磐井の乱など最後まで具体的に書かれていたので分かりやすかったです。

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    2017年06月15日
  • 日本の歴史(2) 飛鳥朝廷と仏教 飛鳥~奈良時代

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    1巻の絵が微妙だったので、2巻以降読むの止めようかと思ってたんですが、漫画家さんが変わって綺麗な絵になってる!
    読みやすい!絵って大事だな…(笑)

    初めて歴史面白いと思いました。
    子供の頃に読んでいれば、授業も楽しかっただろう(笑)

    山上憶良とか、百人一首の歌とか、文学的な小ネタも挟まっててよい。
    「天の原 ふりさけみれば~」はこんな状況で詠んだのかー。そしてこの人、あの李白とマブダチだったのか~。

    さらっと書いてあるけど、中大兄皇子の嫁は弟の元カノなのか~。そして兄弟同士自分の娘を送りあって妃にしているという。。
    俄然興味沸いてきますね(笑)

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    2017年04月28日
  • 日本の歴史(15) 戦争、そして現代へ 昭和時代~平成

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    表紙がジブリの方が描いていてとてもいい◎

    第二次世界大戦〜終戦〜戦後の復興〜平成〜東日本大震災までを描いている。
    歴史の表面的な事象を書くのではなく、主人公がいて、そこからの視点で書かれている点が良いと思った。

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    2017年03月01日
  • 現代語訳 武士道

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    日本人として生まれ育ったが、現代において日本人として自国の伝統、価値観は他者へ説明できない事に気付きこの本を読んでみた。
    これまでの日本の発展を支えたのは、まさに武士道の精神が流れていた「人の力」だと思う。グローバル化が進む今こそ、この本を手に取り日本人としての価値観を考えるべきだと思う。

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    2017年01月08日