山本博文のレビュー一覧

  • 武士の評判記 『よしの冊子』にみる江戸役人の通信簿

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    『よしの冊子』にみる江戸役人の通信簿~田沼時代を経て押収白河藩主・松平定信が老中首座となった。綱紀粛正を目指し,直属の部下を各所に配置し,役人の評判を報告させた。老中-賄賂で老中になった阿部正倫・温厚で何の害もない松平康福・心得違いを反省した水野忠友・真っ先に登用された若手の俊才松平明・側用人から老中格へ上がった本多忠壽:若年寄-時代を狙う堀田正敦・刀を忘れて自ら謹慎した京極高久・将来を嘱望された寺社奉行脇坂安薫・苦労を厭う坊ちゃん育ちの井上政国:町奉行-失言で左遷曲淵景漸・町方から馬鹿にされた柳生久通・天国から地獄へ初鹿野信興・萎縮した金太郎侍池田長恵:勘定奉行-御三卿清水家を改革柘植正是・

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    2012年01月29日
  • 400年の時の旅江戸東京博物館(小学館文庫)

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     江戸博の常設展の解説書です。若干古い本なので、今の常設展は展示構成が変わってしまっていますが、これを読んでから行けば、展示の内容がよく理解できると思います。江戸博に着いてからキャプションの解説を全部読んでいると相当時間がかかりますので、行くまでの電車の中である程度この本を読んでおくのがオススメです。

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    2017年08月15日
  • 武士と世間 なぜ死に急ぐのか

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    こういう問題について議論するのは難しい。
    資料の読み込みとか、どうしても推論の域を出ない部分がある。
    (別に作者が悪いのではないのだけど)

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    2009年10月04日
  • 日本史の一級史料

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    著者には品位がある。想像の翼を広げず大風呂敷を抑制する。、そこに文献史料学者としての矜恃がある。取り上げている史料は片々たる物であり、大きな史実が発掘される訳でもない。だが、何気ない1次史料からどのようにして一つの史実が引き出されるかが解説され、十分に面白い。著者自身の研究の過程を基にして近世文献史料学の現場と問題意識がよくレポートされ、この学問の楽しさが十分に味わえる。

    星について

    史料学の楽しさが良く活写された好著である。であるが、入門書のために、新しい知見があるわけでなく、深く考えさせられる内容でもない。よって星3個。

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    2009年10月04日