山本博文のレビュー一覧

  • 日本史の一級史料

    Posted by ブクログ

    日本史についての正確な史料というものは、意外に少なく、いままで習ってきた日本史がすべて正しいということはないということを本書は気づかせてくれます。
     宮本武蔵を例に挙げて、多くの人の彼に対する認識の間違いを指摘していて、なかなか面白かったです。

    0
    2010年06月27日
  • 『葉隠』の武士道 誤解された「死狂ひ」の思想

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    武士道と云は死ぬ事と見付たり―あるべき武士道を説いた「死狂ひ」の書として高く評価されてきた『葉隠』。
    だが泰平社会を無難に世渡りした著者・常朝に「死の哲学」などあったのか。
    佐賀藩・鍋島家の「豪気な家風」とは対照的に、勇ましいだけの言葉で飾られた常朝の思想。
    それは生き抜くための思考を放棄した、老人の「たわ言」に過ぎなかった。
    本書では、その「机上の空論」を明らかにするとともに、名誉に命を懸けた本物の武士(曲者)の姿に迫る。
    誤解され続けた「葉隠武士道」に新たな見地を拓く一冊。

    [ 目次 ]
    第1部 鍋島家の家風(竜造寺家から鍋島家へ;戦国武将・鍋島直茂;初代藩主・鍋島勝茂;世

    0
    2010年05月29日
  • 世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養

    Posted by ブクログ

    コーヒー豆の経済環境とコーヒー豆そのものをまとめた入門書としてとても良い。が、題名が悪い気がする。「世界のビジネスエリート」という題名をつけることで、ビジネスマンの手に取ってもらいたかったのだろうが。ビジネスエリートが読んで、話題にするような内容ではなく、マーケティングとしてはズレているなーと感じた。作者というよりも編集者の失敗だと思う。

    コーヒー豆が生産から収穫、加工、出荷、販売、提供まで流れを詳しく説明してくれていたのは分かりやすかった。強いていうなら、この部分がビジネスか?

    0
    2025年11月15日
  • 現代語訳 武士道

    Posted by ブクログ

    武士道 新渡戸稲造 
    元々世界に向けて文徳と武徳からなる人としての道を極める古くからの慣わしであり
    明治期における軍部とは一線を引く道徳観を著したモノである
    この本は英文で書かれたモノを現代の日本語に訳したモノである

    読みはじめて最初に武士道と武士とかサムライと言う意味合いが違うことを感じた
    武士とかサムライと言う言葉は庶民にも根付いた文化であり
    男女に共通する潔さとか内面に秘めた決意であり魂である
    武士道は源平のころから起こったのであろうが社会と関わる中で作られた外付けの信頼関係であろう
    徳川幕府の政治と共に育てあげられ
    神道や天皇と深く関わる精神性であると同時に生活に根差した約束事である

    0
    2025年10月06日
  • 世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養

    Posted by ブクログ

    コーヒーショップに行く度に色んな種類の豆(種)があって何を買うべきか迷っていた為、この本を購入した。コーヒーの歴史、産地ごとの現状の状況とコーヒー豆(種)の特徴、今後の課題について紹介があって、何気なく飲んでいるコーヒーにも色々とストーリーがあるのだと勉強になった。今度コーヒー豆(種)を購入する時は産地にこだわって購入したいと思った。

    0
    2025年08月10日
  • 日本の歴史(9) 江戸幕府、始動 江戸時代前期

    Posted by ブクログ

    この漫画のおかげでようやく幕藩体制とかがわかってきた。でも、まだまだ朧げ。漫画と本と資料集でよりよく理解していきたい。

    0
    2025年07月27日
  • 世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コーヒーを飲みたくなる本だった

    2050年には気候変動のためコーヒー栽培に適した土地が半減してしまう
     品種改良 農業 森林との共存

    アラビカ種 6割 南米 中米 エチオピア モカ
    ロブスタ種 4割 アジア

    0
    2025年07月16日
  • 武士と世間 なぜ死に急ぐのか

    Posted by ブクログ

    はじめに

    第一章 死を望む武士たち
    第二章 赤穂浪士と世間
    第三章 武士の名誉心と外聞
    第四章 細川ガラシャと恥の感覚
    第五章 殉死と世間の目
    第六章 世間の思惑
    第七章 武士と世間

    おわりに
    あとがき
    引用史料・参考文献

    0
    2025年06月24日
  • 日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史1 大正から激動の昭和へ

    Posted by ブクログ

    この歴史学習にあたり、セット買いして置いてあるもの。自分的に、日本史の記憶の忘却ぶりは、ちょっと受け入れがたいところもあり、せっかくの機会に、少しずつでも復習していきたいと思う。それにあたり、駆け足になりがちな近代史を、まずは紐解いていこうか、と。

    0
    2025年06月01日
  • 世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養

    Posted by ブクログ

    コーヒーは好きなので、その視点ではためになるが、ビジネスエリートが身につけている、はかなり大げさ。コーヒーに関わる経済切り口、地政学切り口を持って広げてほしい。

    0
    2025年05月25日
  • 世界のビジネスエリートが身につけている コーヒーの教養

    Posted by ブクログ

    コーヒーが飲みたくなる本!
    想像以上に奥深いコーヒーの世界。
    当たり前にコーヒーが飲める環境にいるから知らなかったことがたくさん書かれている。
    自分のところに届く一杯までの間にたくさんの人が関わり、その過程で品質を落とさないために様々な工夫がされていることが書かれている。
    勉強になりました。

    0
    2025年05月20日
  • The 武士語

    購入済み

    読み物としてはおもしろい

    読み物としては面白いです。和風の漫才師がいますが、使っている言葉がちょいちょい出てくるので、この本で勉強したのかな?なんて思いました。もうちょっとひねった言葉もでてくるのかな?と思っていましたが、意外と普通でした

    #癒やされる

    0
    2025年04月30日
  • 日本の歴史(5) いざ、鎌倉 鎌倉時代

    Posted by ブクログ

    まんが作画は岩元健一さん。絵がうまい。キャラの書き分けがしっかりしていてどの人か分かるし顔の造形がかっこいい。源氏が平氏を滅ぼして鎌倉時代が始まったという印象から、源頼朝の名前が有名だけれど、3代(30年くらい)しか活躍できなかった。そんな源氏に比べて、北条氏は鎌倉時代後半、執権として100年以上力を持っていたとはね~。日本史で習っただけろうけれど、記憶から抜け落ちていた。北条政子がかなりのキーパーソン。天皇家は分裂し、仏教の宗派が多数出てきたりして、混沌に向かっている。

    0
    2025年03月30日
  • 日本の歴史(4) 武士の目覚め 平安時代後期

    Posted by ブクログ

    後半になるに従ってだんだん混乱してきた。白河天皇~後白河天皇、平氏、源氏、藤原氏(奥州藤原氏)が入り乱れて登場。平清盛がいったん勝者になるけれど、源頼朝・源義経が次に控えている。もう一回読み直して頭の中を整理したいところ。

    0
    2025年03月28日
  • 日本の歴史(4) 武士の目覚め 平安時代後期

    Posted by ブクログ

    分かりやすいけどあんまり好きじゃないのは絵柄のせいかな。
    でも学習漫画らしくストーリー仕立てで歴史の流れを掴むにはいいんじゃないかな。

    0
    2025年02月17日
  • 日本の歴史(3) 雅なる平安貴族 平安時代前期

    Posted by ブクログ

    昭和からあるような絵柄の学習漫画ではなく現代(?)風の絵柄に。
    登場人物が大人なのに中学生くらいにしか見えなかったり、髪形も平安時代風でなかったりして私は好きではないけど、こどもが読むにはこっちのほうが好きなのかな?
    しかし、そのように現代風にしてる割には資料写真の画質が悪くて信じられない。昔の学習漫画の使い回しなの?
    流れなど分かりやすくはあるが、絵柄が好きではないので読んでてイマイチで★3つ。

    0
    2025年02月13日
  • 武士と世間 なぜ死に急ぐのか

    Posted by ブクログ

    武士は「武士道」という言葉があるとおり、生き様を示すイメージがあるがこの本を読むと意外とサムライの「死生観」も「世間」の作用だったということが知れる本。殉死ほどではないが現代もメディアに煽られ没落していった芸能人がいるように通ずるものがあるなと感じた。現代はSNSで界隈という分裂した世間体に四方八方煽られるので行き着く先はどうなるのか…。

    0
    2025年01月29日
  • 日本の歴史 全15巻 無料ダイジェスト版

    購入済み

    ダイジェストなので

    時代ごとのぶった切り感が強く、「いきなりの展開だな」と驚いてページをめくりました。でも、高校で世界史を選択して日本史は疎かだったので、手に取りやすく分かりやすいと思いました。

    0
    2025年01月20日
  • 日本の歴史(3) 雅なる平安貴族 平安時代前期

    Posted by ブクログ

    平安時代って200年以上もあるのだから、「光る君へ」の時代まではまだまだ遠い。巻頭の登場人物図を見ても、この時代藤原家の力がとても強かったことが分かる。前半、坂上田村麻呂、空海、最澄、藤原四家、菅原道真、平将門、藤原純友、それぞれにいろいろなドラマがある。道長の時代に入ってからは、平安文学が育つくらいには平和だったと言えなくもない。その間に武士の力が大きくなり始めていたのだけれど。

    0
    2025年01月13日
  • 日本の歴史(2) 飛鳥朝廷と仏教 飛鳥~奈良時代

    Posted by ブクログ

    聖徳太子の時代から平安時代直前まで、大河ドラマ「光る君へ」につながるプロローグとして興味深く読む。物部氏、蘇我氏、藤原氏も活躍するけれど、平安時代と比べると、推古天皇、天智天皇、天武天皇、聖武天皇と、天皇家が活躍。豪族たちは、権力を伸ばしたがり、それを抑えるために、いろいろなルールを作らなければいけないのは、いつの時代も変わらないという印象。

    0
    2025年01月13日