あらすじ
たちまち重版!売れてます
LIFE HACKER・ 東洋経済オンライン・ダ・ヴィンチ(2025年7月号)
・BOOK TALK ABOUT(おすすめのコーヒー本25選!)数々のメディアで紹介されています
★★★スターバックスコーヒージャパン元CEO岩田松雄氏推薦!!
「こんな一冊を待っていた! 一杯のコーヒーと世界経済はつながっている!」★★★
コーヒー好きの皆さんは、「いま飲んでいる一杯が、美味しいのはなぜだろう?」
と興味をもったことがあるのではないでしょうか。
この本では、
一杯のコーヒーがどのように作られ、なぜこれほど世界中で愛されているのかを解き明かします。
ヨーロッパでコーヒーが普及した1650年代、ルネサンスを経て西洋社会は転換期を迎えていました。
コーヒーハウスには商人や知識人が集まり、コーヒーを飲みながら政治や経済の議論に白熱していました。
現在では、
日々のビジネスシーンやプライベートでのブレイクタイム、
集中し作業をしたいとき等、コーヒーは私たちの生活に欠かせない存在となっています。
その背景には、
地球の裏側で活動するコーヒー農家や貿易商人らが活躍する、コーヒーの世界が広がっています。
本書の著者である山本博文氏は、「海ノ向こうコーヒー」でコーヒー生豆の輸入業に携わりながら、
世界各国のコーヒー産地を調査し、農家への技術支援や環境保護活動を行うビジネスパーソンです。
ブラジルやエチオピアなどの有名産地からフィリピン、ミャンマーといった知られざるコーヒー生産国までを訪ね、
コーヒー産業の未来を担う生産者育成のための活動を行っています。
第1部では、
コーヒーの基礎知識や世界各地の生産国について紹介し、
世界のビジネスシーンでも話題になる「コーヒーの魅力」の秘密に迫ります。
生産国の政治情勢や経済情報がコーヒーの味わいに与える影響を解説します。
第2部では、
コーヒーの味について深掘りしていき、プロが行う「カッピング」という技術を応用して、
誰でもコーヒーの味の違いを愉しめるようになる飲み方について紹介します。
コーヒービジネスに関わる人々の仕事によってコーヒーの味がどのように
変わってくるのかを現場の臨場感が伝わるように説明していきます。
第3部では、
少しの知識を持つだけで、日常のコーヒーがずっと面白いものに変わる事を説きます。
コーヒーの淹れ方やメニューの解読方法から、日本とコーヒーの歴史、
おいしいコーヒーを飲み続けられる未来のために知っておくべき課題まで、
コーヒーを片手にビジネスシーンで一目置かれるための話題を厳選して紹介します。
本書はコーヒーを愛する人々はもちろん、ビジネスシーンで話題を広げたい人や
新たな体験を欲している方に向けた、味わい深い一杯のような本です。
■目次
●第1部 コーヒーで世界を広げる
・第1章 世界で活躍するビジネスパーソンにコーヒーが選ばれる理由
・第2章 意外と知らない、コーヒーの基礎知識
・第3章 産地ごとの味わいに学ぶ、コーヒーと政治経済の関係
●第2部 一杯のコーヒーを深く知る
・第4章 コーヒーの味の違いを楽しむプロの飲み方
・第5章 サプライチェーンから見る、コーヒーの味の作り方
●第3部 日常のコーヒーをもっと楽しむ
・第6章 ~淹れ方、選び方、歴史~ いつものコーヒーが違って見える、知識と楽しみ方
・第7章 コーヒーの未来を作る仕事
■著者 山本 博文
株式会社坂ノ途中 執行役員 海ノ向こうコーヒー事業部所属。
2013年から2年間、フィリピンのベンゲット州立大学に留学し、
アグロフォレストリー研究所(Institute of Highland Farming Systems and Agroforestry)でコーヒー栽培について研究。
現地NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」と協力し、農家への栽培指導や植林活動を行う。
帰国後はコーヒー生産技術の専門家として東ティモールやミャンマーでコーヒー生産向上事業に従事した後、2020年より現職。
コーヒー生豆商社としての活動だけでなく、生産地への訪問や技術指導を通してフェアトレードや環境保護など持続可能な
コーヒー生産のための事業を複数立ち上げるなど、業界の第一線で活躍。
アジアを含む世界各国のコーヒー産地と日本市場をつなぐ活動を行っている。
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Posted by ブクログ
コーヒー好きですが、産地、精選方法による味の違い、用語はよくわからない状況だったのでよく知りたいと思い購入。
収穫、精選、発酵、乾燥、といったコーヒー豆ができるまで!のプロセスがわかりやすい。
国ごとのコーヒーの歴史、味の違いなど学べる。
薄く広くといった感じではあるが、教養という意味ではこれが良い。
Posted by ブクログ
コーヒーのことを知りたく購入しました。
正直、少し内容薄いだろうなぁ。なんて、思いながら読み始めましたが、想像をはるかに超える内容で、もっとコーヒーのことを勉強したくなりました。
明日からの一杯、大事にしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
コーヒーのサプライチェーンの解説、それぞれが抱える問題やムーブメントによる変化、コーヒーの2050年問題、国際情勢の影響などなど刺激を受ける内容でした。現地を見て、取引して知ること、また知ろうとすることの大切さ。じっとしてたら理解できないだろうことに興味を持ち、誠実に接すること。コーヒーの世界だけでなく、他のいろんな場面でも同じくいえることだなあ。
Posted by ブクログ
まさに教養としてコーヒーを学ぶ最初の一冊としてふさわしいと感じた。コーヒーの飲み方、味わい方が掲載されている本は数多くあるが、流通過程の出荷業者のことや、カッピングの方法から味わいの順番、世界情勢から見たコーヒーのことなど幅広く記載されている。
Posted by ブクログ
コーヒーをただ飲んでいるのではなくこの一杯にどんな人が関わっているのかを知ることができる一冊。
その他にもコーヒー豆の産地等での違いなども知ることができた。
これからコーヒーを飲むときに新しい印象を与えてくれそうな本でした。
Posted by ブクログ
コーヒー豆の経済環境とコーヒー豆そのものをまとめた入門書としてとても良い。が、題名が悪い気がする。「世界のビジネスエリート」という題名をつけることで、ビジネスマンの手に取ってもらいたかったのだろうが。ビジネスエリートが読んで、話題にするような内容ではなく、マーケティングとしてはズレているなーと感じた。作者というよりも編集者の失敗だと思う。
コーヒー豆が生産から収穫、加工、出荷、販売、提供まで流れを詳しく説明してくれていたのは分かりやすかった。強いていうなら、この部分がビジネスか?
Posted by ブクログ
コーヒーショップに行く度に色んな種類の豆(種)があって何を買うべきか迷っていた為、この本を購入した。コーヒーの歴史、産地ごとの現状の状況とコーヒー豆(種)の特徴、今後の課題について紹介があって、何気なく飲んでいるコーヒーにも色々とストーリーがあるのだと勉強になった。今度コーヒー豆(種)を購入する時は産地にこだわって購入したいと思った。
Posted by ブクログ
コーヒーを飲みたくなる本だった
2050年には気候変動のためコーヒー栽培に適した土地が半減してしまう
品種改良 農業 森林との共存
アラビカ種 6割 南米 中米 エチオピア モカ
ロブスタ種 4割 アジア
Posted by ブクログ
コーヒーは好きなので、その視点ではためになるが、ビジネスエリートが身につけている、はかなり大げさ。コーヒーに関わる経済切り口、地政学切り口を持って広げてほしい。