山本博文のレビュー一覧
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武士の心に憧れ、ふれたいと思っている。ちゃんと読むのは難しいが、紹介書で内容に触れ気に入ったものを更に読んでいくと言う、足掛かりにするには良い一冊か。
【内容】
小幡景憲「甲陽軍艦」軍学第一
柳生宗矩「兵法家伝書」柳生新陰流奥義
宮本武蔵「五輪書」必勝の思想
山鹿素行「山鹿語類」武士の職分とは
堀部武庸「堀部武庸筆記」武士の一分を貫く
山本常朝「葉隠」死狂いの美学
新井白石「折りたく紫の記」古武士の風格
恩田木工「日暮硯」成政者の理想の姿
佐藤一斎「言志四緑」朱子学と陽明学の合体
吉田松陰「留魂緑」至誠にして動かざる者なし
西郷隆盛「西郷南洲遺訓」義に生きる
新渡戸稲造「武士道」理想の日本人 -
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内容は確かに昔習ったのと変わってる気がする。
新しくなってるのかな。
しかし、貝塚の記述がほとんど無いのは良いのだろうか。
日本人は狩りもしただろうけど、海沿いに住んで貝や魚の採取にもかなり頼ってたと思うんですけどね。
まだ漫画が始まってない冒頭から、縄文と弥生のムラの比較が出てくる。
子供が読んでも、え、まだ何もわかんないんだけど…ってなりそう。
掴みがなってない。構成が下手だな。
切り口の問題かもしれないけど、生活様式にはあまり焦点を当ててないみたい。
時代ごとの専門家が監修すればいいのに。
絵が微妙。。
何故か女の子の絵だけが絶望的に下手でイライラするほど。
何かすごいタレ目で腹 -
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平清盛から源氏の鎌倉幕府、そして北条氏という流れは、当然理解しているわけですが、これほど権力が不安定だったというのは、改めて認識した気がします。
交通機関等が発達していない当時、権力者がその影響力を広げていくことは、単に戦に勝てばよいということではなく、そのあとの仕組みであるとか人の配置であるとか、後世以上の苦労があったことがわかります。
また、天皇家であろうが源氏であろうが、その威光は絶対的なものではなく、あくまでも自分の力を誇示するための道具として、利用されていただけのようです。
もっとも、人間の命が有限である以上、権力というのは、いつの時代もその程度なのかも知れません。 -
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アート部分の強化のため、まず日本のコアを把握しようと考えた。思想や哲学面からアプローチしようと思うと少しでも馴染みがあるものから入りたかった。そこで選んだのが武士道だった。
作品選択にあたり、新渡戸氏以外のものは知らなかったので本書を読んでみた。うたってなくとも見えない形で根付いている。それは武士だけに根付くものではない。思想や哲学はそういうものだろうがそれを再認識できた。
紹介された中では新渡戸氏を除きば、新井白石が一番武士から離れた身分と思う。武士でないからこそ生き様に武士道が表れているという仮説のもと、彼の著作を読んでみたい。
よくもわるくも達観が武士道を語る上でのキーワードだと考 -
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高校・大学と卒業して社会人になって辛いことや悩みは多くありますが、その反面とても楽しくなったのが歴史に関する本を読むことです。
学生時代は、私にとって歴史というのは、漠然と面白さを感じつつも年号や人名を間違いなく覚えなければ点数が取れないというプレッシャーからか、歴史を楽しむということはできませんでした。
歴史小説も良いですが、歴史を通年で解説されている本も増えてきました。それらの本を読んで悟ることは、歴史は一つの流れで動いているということです。私たちは有名な事件・戦いを学ぶことがメインですが、そこに至るまでの経緯にその時代の当事者の苦悩を感じます。
そんな私にとって、この本の帯にある「 -
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ネタバレ日本史入門書。
日本史という分野は、ある意味、不思議な分野なのです。結構おもしろくて刺激的なのですが、研究者と一般の人との扱う対象が違うのです。大学で教えていた時、そのギャップを感じました。何故、こんなおもしろいことを研究者は取り上げないのか、そういう疑問・質問はよくありました。私は歴史学プロパーではないのですが、そういう疑問をバカにしてはいけない、それを系統立てて説明すべきと思いました。
山川の教科書、司馬遼太郎、網野善彦をだいたい、7・2・1くらいの比重で説明し、歴史家のものの見方との違いを説明しています。網野さんについてもっと詳しい説明が欲しいけど、網野さんも歴史学者だから、個別に説明す -
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日本史を一望できる入門書。これまでの歴史教科書は細部にこだわるあまり歴史を俯瞰する視点を見失っていたのではないかという反省から、本書では信頼できる日本史の鳥瞰図を提供してくれる。世界システム論やアナール学派についての簡潔な説明もありがたい。ただ、良書ではあるものの、やや中途半端な印象も。
というのも、本書は、史学概論的な前半部(序章〜第2章)と、日本通史を概略した後半部(第3章〜第4章)とに大別できるが、新書版で両方をやろうとするのはやはり無理があるように思える。史学概論に的を絞った好著、小田中直樹『歴史学ってなんだ?』(PHP新書)と比較すると、なんだかもったいないなぁという感じは否めない -
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古本で購入。
東京大学史料編纂所教授による日本史入門書。
史料を巡るあれこれを述べていくわけではあるけど、テーマになっているのは「如何に歴史に親しみ、自分なりの歴史を見る眼を持つか」。
教科書の丸暗記的知識ではなく、歴史の中で生きてきた人々のことを考えるのは楽しいよ、ということを著者は言う。
そのための格好の素材が「古文書」であると。
そうは言っても古文書を読んで理解するにはそれなりの知識が要るわけで。
だから本書は「日本史を勉強して知識を得たけどそれで満足している人」向けと言っていいと思う。
少しでも日本史に興味のある高校生あたりに読んでもらいたいね。
内容については、 -
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以前、エコノミストの伊藤洋一氏がpodcastで紹介されていたので手に取ってみた本です。
材料となった史料は、大石内蔵助が浅野内匠頭の正室瑤泉院に向けて残した「預置候金銀請払帳」、現在は箱根神社に所蔵されています。
その討入プロジェクトの決算書とも言うべき「預置候金銀請払帳」に記された支出項目は113項目、亡き主君に対する仏事費から御家再興工作費、旅費・江戸逗留費・潜伏中の住居費・飲食費そして討ち入りのための武器購入費等々、その使途は様々、その記述は詳細にわたります。
忠臣蔵関係の研究はそれこそ山のようにあるのでしょうが、討入りの生々しい実態を「金銭面」から明らかにするというアプローチ