『葉隠』の武士道 誤解された「死狂ひ」の思想

『葉隠』の武士道 誤解された「死狂ひ」の思想

720円 (税込)

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3.5

「武士道と云は死ぬ事と見付たり」――あるべき武士道を説いた「死狂ひ」の書として、高く評価されてきた『葉隠』。だが泰平社会を無難に世渡りした著者・常朝に「死の哲学」などあったのか。佐賀藩・鍋島家の〈豪気な家風〉とは対照的に、勇ましいだけの言葉で飾られた常朝の思想。それは生き抜くための思考を放棄した、老人の「たわ言」に過ぎなかった。本書は、その「机上の空論」を暴き、正体を明らかにする。武士は人から軽んじられた場合、幕府の法に背き、自分の命を懸けてまで名誉を守ることを要求された。そのような本物の武士(曲者)たちの姿を描き、「武士の心性」とは何かに迫る。誤解され続けた「葉隠武士道」に新たな見地を拓く一冊。 【主な内容】戦国武将・鍋島直茂/慈愛に満ちた二代藩主・鍋島光茂/武士らしさとはなにか/死への渇望/『葉隠』の女性たち/赤穂事件と武士の「一分」/武士道は死ねばよいのか/処世術としての『葉隠』 ……など

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『葉隠』の武士道 誤解された「死狂ひ」の思想 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    武士道と云は死ぬ事と見付たり―あるべき武士道を説いた「死狂ひ」の書として高く評価されてきた『葉隠』。
    だが泰平社会を無難に世渡りした著者・常朝に「死の哲学」などあったのか。
    佐賀藩・鍋島家の「豪気な家風」とは対照的に、勇ましいだけの言葉で飾られた常朝の思想。
    それは生き抜くための思考を

    0
    2010年05月29日

    Posted by ブクログ

    死狂いの美学
    生への執着を捨てること
    (日本人の倫理観)ともいえる。


    「葉隠」を評価してはならない

    0
    2014年08月13日

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