山本博文のレビュー一覧

  • 男の嫉妬 ――武士道の論理と心理

    Posted by ブクログ

    江戸時代、出世は生まれた家の家格できまっていたが、同格の武士の間では出世争いがあり、飛び抜けて出世する者には嫉妬が向けられた。
    そして嫉妬は表向きには出ず、必ず正義の仮面のもとに向けられたということがよくわかる本。

    0
    2022年06月26日
  • NHK「100分de名著」ブックス 新渡戸稲造 武士道

    Posted by ブクログ

    ひとつの日本人のルーツとして、無意識にある常識の源流を認識。世間に生かされた、江戸時代の支配階級としての武士の精神様式の構造に納得。

    0
    2022年05月07日
  • 現代語訳 武士道

    Posted by ブクログ

    禅、儒学と武士道の関係性をそれとなく理解。弓と禅、葉隠などとセットで読むと理解が深まる気がする。これきっかけに葉隠入門を読み直し、むしろそっちにハマった。

    0
    2022年04月27日
  • 日本の歴史(8) 天下統一の戦い 安土桃山時代

    Posted by ブクログ

    あまりにも有名な戦国時代を、印象的なエピソードを詰め込んで上手く纏めた。

    という構成は良いが、それ以外の部分で力が抜けすぎている。
    単純に絵がきたないと感じてしまった。

    0
    2022年03月28日
  • 日本の歴史(3) 雅なる平安貴族 平安時代前期

    Posted by ブクログ

    登場人物が多く、テンポも急なので、この辺りの時代はやや分かりづらい記述が続く。
    もう少しゆったり描くか、時代を端折って良いと感じた。

    貴族が政治争いをしてるだけ、というのはよく分かる。

    0
    2022年02月20日
  • 歴史をつかむ技法

    Posted by ブクログ

    本書は日本史の概説書であるとともに、教養としての歴史の学び方について書かれた本であり、とても興味深かった。歴史を学ぶ上では、その当時の価値観や風俗を十分考慮した上で史実を認める必要がある。そういう見方で歴史を見ることで、現在の我々の世界につながる何かが発見でき、今の世界をより深く理解できるのだと思った。本書は近世までの歴史しか詳述していない為、近現代の歴史についても知識を今後手に入れたい。

    0
    2022年01月28日
  • 歴史をつかむ技法

    Posted by ブクログ

    後半の、日本史を大局的に要約した部分は、まとまり過ぎで面白みがなかった。これではただのダイジェスト。
    歴史の見方を論じた前半は面白かったが、全体的に少し浅い気がする
    やはり通史として日本史をまとめるのはこの規模の本では無理があるかな。

    0
    2021年12月24日
  • 現代語訳 武士道

    Posted by ブクログ

    この時代の日本人の良さがほとんどなくなってしまったのは悲しい。でも、日本人のなかに武士道がきっと少しは残っているんだろう。

    0
    2021年10月26日
  • 日本の歴史(10) 花咲く町人文化 江戸時代中期

    Posted by ブクログ

     江戸時代中期の政治の大まかな流れをつかむには分かりやすい本だと思います。漫画なので、ある程度の知識があれば、中学生にも読みやすいと感じます。
     2020年の3月に逝去された近世史専門の山本博文先生が監修しているとあって、近世の最新の学説が随所に散りばめられていると思います。
     特に9代家重、10家治の時に政治を行った田沼意次への描き方は、まさに近年の学説が反映されています。本の中の言葉をそのまま引用します。
     「わいろ政治家とよばれた田沼意次だがその政治は米だけにたよらず、商業を盛んにし、国の財源にしようというきわめて革新的でなおかつ時代に合ったものだった」
     ここまで言い切っているあたり、

    0
    2021年08月12日
  • 東大流 教養としての戦国・江戸講義

    Posted by ブクログ

    日本の歴史の中でも、戦国時代から織豊期はNHK大河ドラマでもよくとりあげられる人気の時代で、江戸時代は時代劇の主要な舞台です。

    0
    2021年02月02日
  • 決算! 忠臣蔵(新潮文庫)

    Posted by ブクログ



    山本博文氏の『「忠臣蔵」の決算書』を映画化したノベライズ本。
    古今東西、忠臣蔵を題材にした作品は多い。その殆どが、忠義に主眼が当てられ、何度見ても読んでもなくという中高年は多いのではなかろうか。
    本作は内匠頭刃傷沙汰が起きてから討ち入りまでの期間が描かれる。御家再興にしても、討ち入りにしても先立つものは金。本物の戦から100年近く遠ざかっていた番方と、財政諸々を取り仕切っていた役方。予算を取り巻く、各人の振る舞いが面白い。
    討ち入りの名場面はないが、忠臣蔵、赤穂浪士をパロディ化した本作はあっという間に読み進めてしまいました。
    しかしながら、江戸の物価は現代より高いよね。
    『元禄御畳奉行』あ

    0
    2021年01月29日
  • 歴史をつかむ技法

    Posted by ブクログ

    歴史を学ぶ上での注意点、心構えみたいなものを学べました。作者がどのような立場で視点で歴史を述べているのか、元にした史料はそもそも正しいのか、そういった視点を持つことが大事だということが印象に残っています。今後、日本史の本を読むのにあたり、そういう視点をもって読まなくてはと思えました。
    また、歴史を学ぶ意義として、現代に起こる事象を孤立したものとしてではなく、「歴史的な視野の中で考えていく」ということという作者の意見に共感しました。

    自分の歴史知識が少なく、本書を理解しきれていない箇所もあるので、また勉強したうえで読み直したいです。

    0
    2021年01月09日
  • 決算! 忠臣蔵(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    赤穂四十七士が討ち入りを決行したのは、元禄15年12月14日(旧暦)のことである。
    ことの発端は、彼らの主君、浅野内匠頭が江戸城松之大廊下で吉良上野介に斬りかかる刃傷事件を起こしたこと。殿中で刀を抜いたのだから、何らかの沙汰が下されるのは当然のこととしても、幕府が命じた処分は、内匠頭は切腹、一方の吉良にはまったくお咎めなしという、いささか平等性を欠くものであった。
    喧嘩両成敗ではないのか。浅野家家臣は怒った。どうすべきか、家中でも議論が噴出した。だが、ひとまず、内匠頭の弟を主君としたお家再興を目して、赤穂藩士らは城を明け渡すことにする。
    だが、結局のところ、浅野家再興はならなかった。さらには、

    0
    2020年12月14日
  • 東大教授がおしえる 忠臣蔵図鑑

    Posted by ブクログ

    忠臣蔵の本筋をイラストもいれて、解りやすく説明してくれています。
    当時の経済、文化も詳しく、背景もよくわかります。
    内容はいままでの時代劇の域を超えてはいませんが、
    忠臣蔵のなんたるかを すっと理解できる、いい書です。

    私もご先祖さまのこと、少し知ることができました。

    0
    2020年12月13日
  • 東大教授が教える! 超訳 戦乱図鑑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今年6月(うろ覚え)に亡くなられた山本博文先生の監修
    一か所だけ事例を上げるが、テレビ番組でもたたはイケんする先生は一般人に判りやすい見せ方をする
    仲麻呂=恵美押勝の乱の原因は女帝の孤独感
    そうですね、対応も褒めていて、老練な吉備真備に戦を任せて、権力の根元(現代人からはナニソレであるが)である駅鈴と御璽を天皇から奪い、官僚や軍を掌握したから

    ゲーム的なもので、そのカードを握られたら逆転勝利のように書かれる仲麻呂の乱は面白いですよ

    仲麻呂って出来物の、奈良朝廷中興の祖と思うアタクシ

    0
    2020年10月04日
  • 東大流 教養としての戦国・江戸講義

    Posted by ブクログ

    本の題目として東大流と書いているが、それは一応研究面での史料の正確な読みと歴史の大きな流れを重視するとのことであるが、それはまあテレビやらの影響が大きい昨今では、当然すべきことであるため、著者が東大教授というだけで、どういったところが東大流なのかは謎である。
    まあ戦国から江戸を広くカバーして、分かりやすく説明しているのは評価できる。
    何事も現代の感覚だけで理解すべきでなく、また多少なりとも著者が当時の日本人というものを教示しようとしているかと思えた。

    0
    2020年08月26日
  • 「関ヶ原」の決算書(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の決算書というより、関ヶ原における島津家の行動記録のイメージの本。とはいえそれなりに勉強になった。戦わなかった西軍諸将も一応の戦意と団結があったことがわかった。

    0
    2020年08月15日
  • 東大教授がおしえる 忠臣蔵図鑑

    Posted by ブクログ

    今までにないタイプの構成。忠臣蔵マニアには物足りないだろうが、にわかファンには面白い。巻頭に人物一覧が掲載されているので、各所で確認できた。昔、赤穂城に、討ち入りのお祭りの時に行ったなあ。東京にもこんなにゆかりの地があったんだ。

    0
    2020年08月11日
  • 現代語訳 武士道

    Posted by ブクログ

    武士道について日本人が論じた有名な古典『武士道』。グローバル化が進む世界の中で、日本人の起源はどこにあるのか知りたくて読んでみた。
    古典であるにもかかわらず現代語訳のおかげでスムーズに読み進められた。
    この本を読んでみて、武士道が既に失われてしまったこと、日本人は武士道を取り戻すべきだという原理主義に陥ってはいけないこと、桜や侘び寂びを愛でる心には武士道の残り香が残っていることなどを学んだ。古来の文化は、外国の文化と同じように、今の日本の文化を相対化するために有用である。

    0
    2020年08月07日
  • 歴史をつかむ技法

    Posted by ブクログ

    わりとまっとうなことが、まとまって書かれているなあという本。淳仁天皇のだいに淡海三船がかんふうしごうをつけたという話、恵美押勝政権であっのでさもあらんと思うが、その淳仁が長いこと淡路廃帝であったのは不憫だ。専門の近世意外は基本的にフーンってかんじだが、最後に多くの人が避けてとおっている歴史的思考力の定義を「現代に起こる諸事を歴史的な視野の中で考えていく」こととシンプルに書いてくれていることは、心強い。

    0
    2020年06月07日