山本博文のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
武士道と生きてきた日本人たちのの実例集
日本人が何を大事にしてきたか、それらをどう発揮してきたかを実例を交えながら解説している。
西洋の文化から見ると異様な光景でも、東洋の考えではよくあることだし、
深く考え本質を探れば似た要素もある。
武士道の要素を解説する中で、いろんな西洋圏の人の本を持ち出しながら同じ感性を持つと伝えている。
そんな日本人紹介本
義:道理に従い、ためらわず決断する心
義理:厳しい監督者、ムチを手にして怠け者に役割を果たさせる存在
勇気:生きるべきときに生き、死ぬべきときにのみ死ぬ
義がすぎると硬直的となり、仁がすぎると弱さに溺れる
礼:他人の気持ちを思いやる心の現れ、物 -
Posted by ブクログ
歴史の痕跡である史料とは何か?
ヨーロッパの中世史は好きだし、日本史だってまぁまぁ興味がある。
歴史上の有名な出来事について、いろいろな事が起こったことを知っている。
昔から映画やテレビで時代劇を見るし、扱う時代によっては今でも大河ドラマを見る。
気に入ったものが見つかれば、歴史小説や時代劇だって読む。
あぁ、歴史上の有名人であるところのあの人は実はこんな人であったのか…こんなことやあんなことも言ったのだな…などと感心しながら楽しんでいる。
で…巌流島の戦いで武蔵が小次郎に言い放った名セリフ。
「小次郎敗れたり!」
いや、これを言ってないってどういうこと?
言ったでしょう…いや、言っていて欲し