「関ヶ原」の決算書(新潮新書)

「関ヶ原」の決算書(新潮新書)

880円 (税込)

4pt

金がなければ戦はできぬ! だが天下分け目の大いくさで、東西両軍で動いた金は総額いくらになるのか? 『「忠臣蔵」の決算書』に続き、日本史上の大転換点をお金の面から深掘り、知っているようで知らない「関ヶ原の合戦」の新常識を提示する。そもそも米一石は現代なら何円? 徳川家康は本当に儲かったのか? なぜ敗軍に属した島津家がおとがめなしで生き延びたのか? 史上最も有名な戦の新たな姿が浮かび上がる。

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「関ヶ原」の決算書(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今年(2024)のGWの大掃除で発掘された本のレビューは大方終わりましたが、その前に娘夫婦が宿泊した時に大慌てでスースケースにしまい込んだ本があり、それらの本のレビュー書きを終了させたく思っています。

    記録によれば、まだまだ世の中がコロナ騒動の真っ最中だった、4年前(2020.5)に読み終わった本

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    ○米一石(1000合)=8万円から換算したとき,現代の価値とこんな感じに対応する. 永楽銭1文=200円 銀貨1枚=35万円 金貨1枚=200万円 千両箱=20億円 100万石の大名(五民五公でも実収入は30%程度)=年収240億円 ※そもそも,石(領土)=領地から年貢を取る権利.
    ○関ヶ原前後で

    0
    2022年07月14日

    Posted by ブクログ

    歴史的な出来事の収支報告、この視点で読むとグッと身近になる。
    武将の給料、物資運びの運賃、道案内の同行手間賃、こんな風に考え当時の支払種別を現代のお金に置き換えるあたりも面白い。
    地図でちゃんと土地の管理がされていない所、未開の地みたいなのが出てこざるを得ない策も面白い。
    日本史もなかなかだなぁと思

    0
    2021年08月21日

    Posted by ブクログ

    タイトルは、誤解を生みやすい。ガチの決算書解説本ではない。著者は歴史研究の第一人者ではあるが、会計の専門家ではない。
    何万石とか何両など当時の通貨が分からないため、経済的規模感がわかりにくい戦国時代をザックリとわかりやすく解説してくれる。しかし、タイトルに特化した内容では決してなく、関ヶ原の戦いの経

    0
    2022年08月27日

    Posted by ブクログ

    島津の話は、よく分かった。関ヶ原に限らず、戦の終わらせ方は難しいのだと理解。
     「忠臣蔵」に比べると、あまりに額が大きすぎて、「決算書」という感じはしなかったな。

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    金がなければ戦はできぬ!武勇や人望だけでは、どうにもならない現実的な内容で、武将達も苦労が多かったことだろう。

    0
    2021年02月08日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の戦いを軍資金の観点から描いた一冊。

    後半は島津氏の話がメインだったが、今までにない視点で面白かった。

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の決算書というより、関ヶ原における島津家の行動記録のイメージの本。とはいえそれなりに勉強になった。戦わなかった西軍諸将も一応の戦意と団結があったことがわかった。

    0
    2020年08月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    忠臣蔵に続いてとにかくわかりやすい!

    兵糧の考え方が秀吉以前と以後で違い、自弁と現地調達の考えから、各大名が準備する方式になっていく。
    1人あたり1日5合の兵糧米ってなかなか大変…
    以下も、本書で示された基準↓
    ●米1石=8万円
    →1000人の軍勢を動かすのに1日40万
    ●金1枚(165グラム)=

    0
    2022年10月09日

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