【感想・ネタバレ】東大流 教養としての戦国・江戸講義のレビュー

あらすじ

なぜ秀頼は家康に戦いを挑んだのか? どうして鎖国したのか? 旗本はどうしたら出世できるのか? なぜ武士は切腹するのか? これら戦国・江戸に関する事柄は、NHK大河ドラマや時代劇などで取り上げられることが多いので、とても馴染みがあります。しかし、逆にドラマに影響されて、実際の歴史像は意外に正しく理解されていません。「知っているようで実は知らない歴史」を正しく理解することは、教養の基礎になります。本書では、東大名物教授の山本博文先生が戦国・江戸時代で特に知っておくべきことを、東大入試でも重視する「歴史の大きな流れをつかむ」ことをもとに、明快に解説します。決して細かい年号や事項を覚えることが、日本史を理解することではありません。歴史の流れをつかむことが大事なのです。“意外とわかっていない時代”を正しく理解する大人のための教養書。

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Posted by ブクログ

「東大流」とは「史料の正確な読みを重視する研究姿勢」とのことで歴史の大きな流れを重視する東大の出題傾向の事らしい。大きな流れという割にはつまみ食い的な印象を受けたが、軽めの読み物として自分的にはちょうど良かった。40個のQ(クエスチョン)に対して筆者が答えていく形式。町奉行の組織構成とかの話は知らなかったので面白かった。

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2022年11月22日

Posted by ブクログ

日本の歴史の中でも、戦国時代から織豊期はNHK大河ドラマでもよくとりあげられる人気の時代で、江戸時代は時代劇の主要な舞台です。

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2021年02月02日

Posted by ブクログ

本の題目として東大流と書いているが、それは一応研究面での史料の正確な読みと歴史の大きな流れを重視するとのことであるが、それはまあテレビやらの影響が大きい昨今では、当然すべきことであるため、著者が東大教授というだけで、どういったところが東大流なのかは謎である。
まあ戦国から江戸を広くカバーして、分かりやすく説明しているのは評価できる。
何事も現代の感覚だけで理解すべきでなく、また多少なりとも著者が当時の日本人というものを教示しようとしているかと思えた。

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2020年08月26日

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