山本博文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近読んだ新書の中では間違いなくNo.1!
いやー面白かった。
歴史に詳しくない人でも面白いと感じられる1冊。
討ち入りまでのあらゆるお金の動きをまとめた「金銀請払帳」が残っていることもすごいが、
金一両などを現在の紙幣価値で12万と据え、とにかくわかりやすくまとめているこの本がすごい。
そして分析に沿って討ち入りまでの葛藤、苦労が見えてくる。現代とそんなに変わらないのもまた面白いんだよなぁ。
退職一時金として「割賦金」を支払い、残り700両=8200万ほどを内蔵助が抱える。
最初は討ち入りというより、仏事費などにお金を1200万使ってたりするのも気持ちが見えて面白い。
そして討ち入り実行が -
Posted by ブクログ
■きっかけ
西南戦争を起こしたきっかけをそういえば知らないなと思って読みました
■島津家家臣編
- 島津斉彬(なりあきら):薩摩藩主。お互いかなり信頼関係があったが、息子の島津忠義(ただよし)の祖父島津斉興(なりおき)は勤王派の西郷とは合わず、西郷の友人・月照(げっしょう)を日向送り(斬り捨て)せよと命令を受け、月照と抱き合い海に身投げ。西郷だけは助かり大久保に奄美大島に隠れるように言われ、菊池源吾という名で隠れた。忠(テニス選手の菊池玄吾はここから名付けられた?)
- 1858年に忠義が藩主になったがその1年後、斉興が死に、斉彬の弟の島津久光(ひさみつ)が実験を。
- 西郷と久光は最後まで