あらすじ
東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる、最強学習まんがが誕生! まんが本編は充実の201ページ、さらにカラー写真や記事も完全収録した電子書籍版。第4巻は「武士の目覚め 平安時代後期」。
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Posted by ブクログ
表紙見て、「もう那須与一?」と思ったら違った。
この巻は「前九年の役」「後三年の役」「保元の乱」「平治の乱」に特化したみたいな感じです。平家が「平氏でなければ人でない」なんて調子こいた時代のところで終わってました。源平合戦は次の巻のお楽しみ。
でもやっぱり、「巧みな流れで学ばせる」姿勢はほかの巻とも同じです。武士がどうやって力を持つようになったのかがマンガでよくわかる。ギリシャでもローマでもそうだったけど、古代中世ではやはり戦うものが力を持つんですね。でもこのあと、軍事に長けているだけでは上に立てないということがわかるようになるんですけど。。
よく考えたら「前九年の役」「後三年の役」をじっくりマンガで読んだのって初めてかもしれない。
Posted by ブクログ
武士が朝廷に貢献し、躍進してくるこの時代の動きが分かりやすく描かれてる。保元の乱の、対立する人物、勢力の背景は漫画だと特に理解がしやすいと思う。
Posted by ブクログ
人物が多い割にすぐ次の人物に話題が移るので、テンポとして読みづらかった。
しかし、奥州藤原氏をしっかり取り上げるなど、ページ数の制限が多い中、その後の権力者(勝者)だけでない記述も有り、好印象。
Posted by ブクログ
読み直しの2回目です。前回、記録を書き忘れてしまいました。
摂関政治から院政、院政から平家の世の中へと時代は移り変わっていきます。権力を握った者ばかり注目される中、当然、権力を握れなかった人たちも大勢いるわけです。その人たちの感情が、少し書かれているのが良いですね。崇徳上皇などは実に可哀想です。
また、奥州藤原氏もしっかり取り上げられています。都から離れていたため表舞台に出てくることは少ないものの、一時代を築いた大きな存在です。義経ファンの私としては、特別な親近感があります。
本筋とは離れますが、徳子のキャラが美しいです。実際はどうだったのでしょうか。ネットで見る限り、建礼門院の姿の方が多く残っているようです。気になります。
Posted by ブクログ
後半になるに従ってだんだん混乱してきた。白河天皇~後白河天皇、平氏、源氏、藤原氏(奥州藤原氏)が入り乱れて登場。平清盛がいったん勝者になるけれど、源頼朝・源義経が次に控えている。もう一回読み直して頭の中を整理したいところ。