あらすじ
東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる、最強学習まんがが誕生! まんが本編は充実の201ページ、さらにカラー写真や記事も完全収録した電子書籍版。第10巻は「花咲く町人文化 江戸時代中期」。
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Posted by ブクログ
漫画だとこんなに分かりやすいのか。小学生以来、手にしていなかった、歴史漫画シリーズだけど、今、読んだら、わかりやすい!もっと早く知りたかった!べらぼうや大奥の背景がよりわかってきて、面白くなりそう。この本を作ってくれて、ありがとうございます!
Posted by ブクログ
江戸時代中期の政治の大まかな流れをつかむには分かりやすい本だと思います。漫画なので、ある程度の知識があれば、中学生にも読みやすいと感じます。
2020年の3月に逝去された近世史専門の山本博文先生が監修しているとあって、近世の最新の学説が随所に散りばめられていると思います。
特に9代家重、10家治の時に政治を行った田沼意次への描き方は、まさに近年の学説が反映されています。本の中の言葉をそのまま引用します。
「わいろ政治家とよばれた田沼意次だがその政治は米だけにたよらず、商業を盛んにし、国の財源にしようというきわめて革新的でなおかつ時代に合ったものだった」
ここまで言い切っているあたり、最新の学説も反映されていて、小学生・中学生向けの漫画とは言え、読み応え十分の本だと思います。