高橋璃子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し哲学的で難しい箇所もありましたが、タスク完了のために生きるのではなく、生きていることそのものを楽しみたいです。目的のない趣味やお出かけを増やしたいです。
⭐️学んだこと
•何らかの現実を直視するのが怖くて、それを避けるために生産性やタイムマネジメントにしがみついているのでは。
•どんなに効率的ににやっても、忙しさは終わらない。
•選べなかった選択肢を惜しむ必要はない。もともと自分のものではなかったのだ。
•注意を向けることが、献身の始まり。
•計画というのは、すべて現時点での意思表示にしかすぎない。自分のささやかな影響力で未来にどう働きかけたいか、その考えを明らかにしているだけ。 -
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Posted by ブクログ
経済学が前提とする「経済人」ー合理的な選択をし続ける抽象的な人格ーはこれまで女性が期待され、抱えてきたもの、すなわちケアの観点が抜けている。そして経済学はケア労働を生産性のないものとして透明化してきた。
筆者はケアや共感、感情といったものが「個人の自由な選択」という名の下に押し付けられ、そして価値のないものとしてラベリングされてきたと指摘する。
最近は「女性活躍」の名の下に女性の労働参画が進んではいるものの、経済学が作り上げてきた男性中心社会に女性を「入れてかき混ぜれば」解決するわけではなく、そこでも結局ケアの問題が残る。
そのような「経済人」神話にしがみつく私たちと現代社会を皮肉を交えなが -
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Posted by ブクログ
“あえて不便なことをするから、そこに価値が生まれる”
これ分かるなぁ。
QOLを上げる代表格、乾燥機付き洗濯機を1年前に買った。
めちゃめちゃ便利、これは間違いない。
しかし、1年経った今、ふと、ベランダに出ていないことに気がついた。
いや、正確には、洗濯物を干すためにベランダに出ること、そして、その日の天気や空模様みることがなくなった。
洗濯物を干すという“不便さ”が、実は“豊かな時間”であったと気づいた。
また、乾燥機付き洗濯機を利用することによって時間が出来たのだけど、その出来た時間で私は一体何をしているか? スマホを触ったり、サブスクで映画をみたり……はたしてそれに何の意 -
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