高橋璃子のレビュー一覧
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ミクロ編と合わせて読みました。
ミクロ編を読んでからマクロ編を、とのことでしたがどっちからでも変わらないかな…。むしろ日々のニュースをより深く理解するならマクロの知識があれば十分なのでマクロ編でも良いかも。
ミクロ編では基本一つの国の政策や補助金・給付金、お金の巡り方について語られていましたが、マ...続きを読むPosted by ブクログ -
理解はできるけど、実践するとなると難しい。それは、自分のことがきちんとできてないからなのかもしれない。 ひとまず、優先順位と断ること、集中すること。 マンガにはあまり共感できなかったけど、こういうのは極端にするものだから、わかりやすくはあった。マンガ部分が多過ぎないのがよかった。Posted by ブクログ
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分かりやすく説明がされており、読みやすく、入門書として良いと思う。もっと詳しく知りたいという気になった。
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シカゴ学派やゲーリー・ベッカーが「人のあらゆる活動は経済モデルで分析できる」として、女性は非生産的だから賃金が低い、女性の稼ぎが少ないのは、女性は高い賃金に値しないからと、堂々巡りの論を展開し、賃金の少ない女性が家事を担当するのは当然だと、偉そうに言うところ、腹立たしく読んだ。
しかし、全て数式で...続きを読むPosted by ブクログ -
コロナ禍である意味当たり前になったテレワークを、かなり以前から行っていた著者による”リモートワーク礼賛”の本。
テレワークは個人的にはとても良いと思っています。
会社までドアツードアで40分と割と恵まれた環境に住まいしているものの、結局、通勤に行く前の準備や会社から帰宅して着替えやら、何やらやって...続きを読むPosted by ブクログ -
競争主義である資本主義社会では、女性は性を商品化しなければならないことがある。社会主義下では、女性が経済的に安定しているため男性に依存しなくてもよく、性の交換価値を失うため、男女が敬意を持って大事な人と分かち合える。なるほど・・・。
考えたことのない視点から資本主義と社会主義について論じられているた...続きを読むPosted by ブクログ -
リモートワークについて書かれた本。2014年に書かれた本だということに驚いた。日本ではコロナ後にリモートワークが身近になったが、それ以前にリモートワークを提唱している。
仕事が集中できる婆所はどこかと問われ、会社と答えるだろうかと妙に納得した。Posted by ブクログ -
私は満員電車は大嫌いですが、通勤は好きです。
目をつぶってうたた寝したり、読書をしたり、オーディオブックを聞いたり、景色を眺めたりなど。
落ち着いて家でできないことがあるからです。
ただ、この本を読んで感じた事は、たまに直接会うことはプライスレスというのは、このコロナ禍で最も共感できる言葉です。Posted by ブクログ -
アダム・スミスが研究に勤しむ間、身の周りの世話をしたのは誰!?女性不在で欠陥だらけの経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する、スウェーデン発、21世紀の経済本。格差、環境問題、少子化――現代社会の諸問題を解決する糸口は、経済学そのものを問い直すことにあった。
アダム・スミスは経済学の授業で習ったけれ...続きを読むPosted by ブクログ -
すごい考えさせられる本だった。
たしかに、昔から経済は男性視点での話ばかりだったし、歴史的に見ても、男性が国や地域を占めるということがほとんどだった。
それが現代経済でも引き継がれていて、その経済に率直な疑問をぶつけたのがこの本だと思う。
僕は今、雇い主が女性で、その方は企業で活躍されて、今は...続きを読むPosted by ブクログ -
普段本などを活字を全く読まないので漫画でかけてくれているのはすごく嬉しい分かりやすかったので読みやすい。
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アダム・スミスの夕食を作ったのは誰なのか。スウェーデン出身女性ジャーナリストによる、ジェンダー視点の経済論。Posted by ブクログ
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アメリカを題材に経済学の基礎が学べる。
でも、経済学の基本ならこれでなくてもよいかも。アメリカの事例があるだけにわかりにくいところも。Posted by ブクログ -
経済の本というよりも、社会への抗議書、エッセイに近い。
経済は男性、それも経済学のために作られた合理的で孤立した個人としての男性しか想定していない。
その裏にいるはずの、家事労働、ケア労働をしてきた女性は経済的には価値のない存在として無視されてきた。
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今まで経済書の類は全く読んだ事がなく、新聞の読書欄にて興味を持ち購入
このジャンルは初読であるも、変わった視点からの書き方なのだろうなというのは感じ取れた
深く考えずに受け入れているが、よく考えると確かに変だという事柄は経済以外でもよくあることかなと
翻訳本という共通点だからかもしれないが、若き日に...続きを読むPosted by ブクログ -
アダム・スミスの経済論には、食事を作ったり洗濯したりは入っていない。夕食は利益の追求によって手に入れると彼は言ったが、どうもそうでもないね?彼の母親が作ったから、彼は夕食を食べることができたのだ。
前半は、バリバリのフェミニズム?とも思ったが、それだけじゃない。子どもを育てたり食器を洗ったり病人を...続きを読むPosted by ブクログ -
非常にわかりやすい内容、和訳だった。ただ完全にゼロから経済学を学ぶ人には難易度が高いと思う。私のように大学で一通りを学んだ者が、時を経てから学び直すにはぴったりの一冊だった。
結びにも記載されている、
・経済を考える上で最も大事なのは「実際的」であること
というアプローチを全体を通して丁寧に解説して...続きを読むPosted by ブクログ -
サクッとおもしろく読めました。
「大事なものはめったにない」
「やらなくては」ではなく、「やると決める」
意識し続けたいと思うフレーズが、
たくさんありました。
漫画で分かりやすいので、
忙しくてお疲れ気味の人にお薦めです。Posted by ブクログ -
産めよ、育てよ、働けよ、、、。
無理だよ!!!!
男性視点で作られた経済の仕組みに女性を入れてかき混ぜても女性の負担が増えるだけ。
なるほど、そりゃそうだ。女性を潰す気か。
女性が働きやすい環境は、男性が働きやすい環境でもある。Posted by ブクログ -
確かに経済学は合理的な判断で経済活動に参加する個人を想定しているが、彼らだって生きていくために家族や周囲の人々に支えられている。特にその多くは女性だが、彼女らのケア労働はGDPにカウントされず、古典的な経済学から無視されてきた。そういった意味で今までの経済学は生身の人間の感情や行動を無視してきたと言...続きを読むPosted by ブクログ