高橋璃子のレビュー一覧
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【熟考する時代がやっときた】
ついつい目先の業務に追われて、気づけば細切れな時間しか残っていない状況は往々にして起きます。
細切れ時間も合計すればかなりの時間を捻出することができますが、細切れ時間の場合、読書すらする気になりません。YouTubeを見るか、SNSを確認するなど簡単にできるものに手を出し、じっくり考えて行う行為は避けてしまいます。
じっくりと腰を据えて考えるにはその前に準備を行う十分な時間が必要になります。日々の生活にゆとりがないと熟考はできません。
例えば、じっくり1日かけて考えなければならない問題であれば、その前に最低1~2日のゆとり時間が必要で、トータルすると3日程度 -
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捨てる勇気、手放す勇気、そこから始まる。目の前にあること全てをやるのではなくて、何を選択するか、何に集中するかということ。人生は限られた時間の中であり、全部やろうとしてもチカラは分散されてしまう。
悪くないこと、ある程度良いこと、って溢れているけど、最良のこと以外(ベター)を選択せず、ベストを選択するという、90点以上ルールは人生に取り入れていきたい。
それとクロノスとカイロス。時間の経過を主体的に捉えられるか?過去や未来ではなく、今に全集中できるか、しているか、ということ。マインドフルネス、瞑想的なコトになるけど、今を生きて、今やることに全力注ぐように時間を使っていきたい! -
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ネタバレ【感想】
あらゆる場面に使える考え方を教えてくれる本
特に目新しさはなかったが、すぐ実践できる内容でよかった
【要約】
頭のガラクタを片付けて余裕を生み出す方法
①不平不満などのネガティブな感情を捨てる
脳の限られたリソースがネガティブな感情に奪われるのを防ぎ、代わりに感謝に焦点を当てる
不平を一つ言ったら、感謝すべきことを一つ見つけるというルールを自分に課し、感謝を習慣化する
②他人への怒りや恨みを手放す
怒りや恨みはエネルギーを過去に向けてしまうため、自分自身の未来のために手放すべき
「この感情は何のために持っているのか?それは自分の未来の役に立つのか?」
③「苦労することこそ美徳であり -
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✔️エッセンシャル思考身につけるためには、
「やらなくては」ではなく「やると決める」
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」
⇨ この3つの真実が大事
✔️「より少なく、しかしより良く」を追求
⇨「今、自分は正しいことに全力を注げているのか」と絶えず問い続けること
✔️エネルギーの使いどころを必要最小限にすることで、いとばん重要なものごとにおいて最大の効果をあげているのだ。
1、選択
本質を見極めて自分で優先順位を決める
2、ノイズ
努力は大切だが、努力の量が成果に比例するとは限らない。
本当に重要なことにイエ -
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ネタバレ「ブログや副業でちょっと疲れた人へ」
▶︎一行まとめ
「最少努力で最大の成果を出す」。
頑張りすぎる私たちに必要なのは、もっと力を抜いてもいいという許可。
▶︎印象に残った言葉
「どんなに小さな1歩も、0歩よりは煩雑だ。」
完璧を求めて、つい“もっと”と詰め込んでしまう私。
でもこの言葉に出会って、「少しだけやる」より「何もしない」を積み重ねることが、結局は一番の近道になるのかもしれないと思えた。
▶︎自分にとっての行動変化
“上限を設ける”という習慣を取り入れてみたい。
やる気のある日はつい詰め込みがちだけど、あえて「今日はここまで」にしておくことで、翌日も自分に余力を -
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「生産性」という言葉は農業や工業の発展した時代に、効率よく生産できているか、「生産量」という明確な指標を基に出しているものだったのに対して、現代の仕事は量等の明確な指標で表せない曖昧な仕事が多過ぎるので、そんな仕事に対して「生産性」という言葉を当てるのがそもそも間違っているのでは。忙しくバタバタしているのがよい、という考え自体を改めて、意識的にタスクを減らし、余裕を確保しながら、仕事のクオリティを上げていこうね、という本
業種によってはそんなこと無理では?と思うけれど、私個人では意識的に受ける仕事自体を減らそうという考えはあまりなかったかもしれないので、徐々に実践してみようと思う。
でもなん -
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【印象に残ったこと】
◯生産性に定義はない?
→曖昧な表現である結果、分かりやすい数字(こなした量や働いた時間)が評価されるようになり、みんな働いているアピールし、上司もそれを評価するように。
◯仕事を削減することで心に余裕ができ、仕事のクオリティが上がる。
→仕事にかかる時間を多めに見積もり、カレンダーなどに登録し、可視化する。仕事を断る根拠にする。
★達成するゴールを1つ設定する。
→その日はそれが終われば100点という心持ちで働くと余裕が生まれる。
◯仕事の質にこだわりぬく。
→仕事で使うツールにコストをかける。また場所などの環境にも意識を向け、自分が気持ちよく活動できる環境を整備 -
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前作のエッセンシャル思考が「何を」であり、今作のエフォートレス思考は「どのように」である。
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」とか、「石の上にも三年」とか、とかく忍耐や我慢を美徳とする価値観にどっぷりつけ込まれている我々だが、そろそろそういった旧世代の呪いから解き放たれてもいいんじゃないかと思わせてくれる一冊。
力を抜くことと怠惰であることは全くイコールではないし、楽にスマートに結果が出せるなら、それに越した事は無い。
楽をするのは良いことであり、勝手に自分で難易度を下げてしまえば物事は自然と前に進む。
苦労は別にいいことでも何でもない。
「苦労の末に何かをやり遂げることが尊いんだ」みたいな -
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やるべき業務に追われ、評価につながる仕事への時間が十分に避けず、プライベートの時間すら蝕まれている感覚ですぎる日々。
今のままていいのか?と思いながらも、働き方を変えられない状況に悶々としている時にこちらの本に出会いました。
この本では現代人の多くが悩まされているであろう「ニセモノの生産性」から解放されるための方法について、知的労働において成果を残した人たちの具体的なストーリーや著書自身の体験談を用いて語られています。質の高いアウトプットをするための真の生産性について考えさせられる内容です。
サラリーマンということもあり、本で勧められていることを全て参考にできるわけではありませんが、考え方 -
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ネタバレ生産性」とは定義が不明確であること。それはまさにその通り。知的生産の仕事をしている人を対象に書かれた本。
仕事の減らし方として以下3点。
①削減。
ミッションは2〜3個に絞る、安易に仕事を引き受けない、ゴールは1日1つ。
スケジュールを開ける、短時間の会議で終わるなら関係者を集めて話す、仕事を振る側に考えさせて自分が着手したらすぐ走れるようにする、有料版を使う。
スケジュールを余分に見積もり予め今の忙しさと着手時期を伝える。
②余裕。
スケジュールは2倍の期間を見積もり、1日の作業量は半分にする。
オフシーズンを人知れずつくる。
心地よい作業空間をつくる。
③洗練。クオリティにこだわり抜 -
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2014年出版ながら、コロナ禍を先取りしたリモートワークの本質を語る一冊。
本書は、ソフトウェア開発会社Basecamp(旧37signals)の共同創業者である著者たちが、リモートワークの可能性と課題、成功のためのポイントをまとめた実践的な書籍です。2020年以降、世界中でリモートワークが急速に普及しましたが、本書が書かれた2014年時点ですでに、そのメリットとリスクを的確に指摘し、解決策を提示していたことに驚かされます。
1. リモートワークの課題と解決策
本書では、リモートワークのよくある課題――コミュニケーション不足、生産性の管理、チームの結束など――に対し、著者らの経験をもとに -