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アダム・スミスが研究に勤しむ間、身の周りの世話をしたのは誰!? 女性不在で欠陥だらけの経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する21世紀の経済本。20カ国で翻訳、アトウッド絶賛。
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アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話
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カトリーン・マルサル
高橋璃子
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Posted by ブクログ 2022年03月28日
経済学を、そもそもの根本から捉え直す試み。フェミニズムが問題なのではなく、問題とすること自体が問題なのだ。このテンポの良い語り口、経済学の歩みの俯瞰と現状への警鐘が分かりやすく述べられ、なるほどと腑に落ちた。 「世界を所有するかわりに、世界に居場所を見つけることができる」筆者のいうそんな社会を実現で...続きを読むきる経済学であってほしい。
Posted by ブクログ 2022年05月08日
アダム・スミスが研究に勤しむ間、身の周りの世話をしたのは誰!?女性不在で欠陥だらけの経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する、スウェーデン発、21世紀の経済本。格差、環境問題、少子化――現代社会の諸問題を解決する糸口は、経済学そのものを問い直すことにあった。 アダム・スミスは経済学の授業で習ったけれ...続きを読むど、そこにジェンダーの問題を組み合わせて考えたことは一度もなかった。でも言われてみるとここまで女性の存在が無視されていること・主に女性や貧困層が担っている『家事労働』の価値が非常に低いことは経済学者たちが定義してきたことで、根本的に変えていく必要がある。具体的にどうしたらいいのか、この本が書かれた当時(2012年)から10年たつにも関わらず明確な答えは出ていない。だけど、経済人にならないために、ひとりの力は小さいとしても今後も声を上げ続けたい。
Posted by ブクログ 2022年05月05日
すごい考えさせられる本だった。 たしかに、昔から経済は男性視点での話ばかりだったし、歴史的に見ても、男性が国や地域を占めるということがほとんどだった。 それが現代経済でも引き継がれていて、その経済に率直な疑問をぶつけたのがこの本だと思う。 僕は今、雇い主が女性で、その方は企業で活躍されて、今は...続きを読む独立している。「女性だから〜」とかそういう一言で片付けるのは大変失礼だし、女性だからこその魅力をたくさん持っている。 「家事や育児は女性がやるもの」という考えは古い。確かに、身体の大きさや腕力といった部分は男性のが強いのは明らかだけど、頭の良さやリーダーシップ、人間性は男性も女性もフラットだし、男性よりも優れた能力を持つ女性はたくさんいる。 そして、「女性が首相になったら戦争が起きなかったのではないか?」という疑問は、僕は激しく同意する。女性が核兵器を作って、国を破壊し合うというのが僕には想像できない。それこそ、激しい口論で、バチバチとやって解決するのではなかろうか。 今の世の中を見るための、新しい視点をくれる本でした。
Posted by ブクログ 2022年04月06日
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰なのか。スウェーデン出身女性ジャーナリストによる、ジェンダー視点の経済論。
Posted by ブクログ 2022年03月22日
最終的な解法については世の学者の領分になるが ジャーナリストによるウィットに富んだ語り口で 経済とフェミニズムの結びつきに関しての視座を得られる。
Posted by ブクログ 2022年03月08日
経済の本というよりも、社会への抗議書、エッセイに近い。 経済は男性、それも経済学のために作られた合理的で孤立した個人としての男性しか想定していない。 その裏にいるはずの、家事労働、ケア労働をしてきた女性は経済的には価値のない存在として無視されてきた。
Posted by ブクログ 2022年02月18日
今まで経済書の類は全く読んだ事がなく、新聞の読書欄にて興味を持ち購入 このジャンルは初読であるも、変わった視点からの書き方なのだろうなというのは感じ取れた 深く考えずに受け入れているが、よく考えると確かに変だという事柄は経済以外でもよくあることかなと 翻訳本という共通点だからかもしれないが、若き日に...続きを読む読んだ沈黙の春を思い出した
Posted by ブクログ 2022年02月10日
アダム・スミスの経済論には、食事を作ったり洗濯したりは入っていない。夕食は利益の追求によって手に入れると彼は言ったが、どうもそうでもないね?彼の母親が作ったから、彼は夕食を食べることができたのだ。 前半は、バリバリのフェミニズム?とも思ったが、それだけじゃない。子どもを育てたり食器を洗ったり病人を...続きを読むケアしたり…お金にならないことは労働にカウントされず、見ないことにされてきたのだ。でもそれはあり続ける。 誰がやるの? ナイチンゲールが、看護師の待遇改善に生涯をかけて取り組み、善い行いと金銭的な豊かさは両立しうると考えていたこと、これは覚えておきたい。
Posted by ブクログ 2021年12月27日
産めよ、育てよ、働けよ、、、。 無理だよ!!!! 男性視点で作られた経済の仕組みに女性を入れてかき混ぜても女性の負担が増えるだけ。 なるほど、そりゃそうだ。女性を潰す気か。 女性が働きやすい環境は、男性が働きやすい環境でもある。
Posted by ブクログ 2022年06月12日
最初はとても引き込まれただけど、翻訳ものにありがちな、同じような内容の繰り返しが多く。。 著者の視点の鋭さやジェンダーに対する論理はすごく納得いくものの、じゃあどうすれば?っていうのがなく、ふーんなるほどね!で終わった。 そういう意味では勉強になった。 特にデビッドボウイの話が面白かった。
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