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アダム・スミスが研究に勤しむ間、身の周りの世話をしたのは誰!? 女性不在で欠陥だらけの経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する21世紀の経済本。20カ国で翻訳、アトウッド絶賛。
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Posted by ブクログ
この本の1番お気に入りのポイントは? 経済学を全く知らない人でも、経済学のこれまでであったり、今の考え方を知ることができるところがすごく良かったなと思う。 この本を選んだきっかけ 女性と経済ってあまり結びつくところがないイメージだったが、どういうふうに結びつけているのか関心が湧き、手に取った。 ...続きを読むこの本を他の人に勧めるとしたら理由はなんですか? 経済学に全く触れなかった人にまず読んで欲しい。 この本があなたの視点や考え方を変えた部分はなんですか? いまの経済構造のまま発展していくことが、多くの人を豊かにすると言う考え方であることに疑問を感じるようになった。 普段私が感じた違和感を感じたり、嫌だなと思った事象を体系化、整理したものが本書だった。生きづらい。しんどい。と感じている人すべてに手を取ってみてほしい。今の経済のあり方が本当にこれで良いのか考えるきっかけになりそう。
経済人のモデルに女性が含まれていない事から始まり、新自由主義で拡がる格差の悪影響を大きく受ける女性について、経済学が女性の視点が欠落した不完全な学問として書かれている本。 原著が2012年に出版されているので、少し古い感じはするが、経済的にも心情的にも保守派の日本だとタイムリーでライブな内容だと思う...続きを読む。 あっと言う間に読めました。面白い。
このタイトルを思いついただけで勝ちでしょう。 本書の骨子は「経済人」偏重の市場経済に女性の存在が無視されているという、社会のあり方に異議を申し立てる。フェミニストは上野千鶴子のようなもっと狭義のジェンダーの違いから受ける不利益にフォーカスするものであるという先入観があったので、経済との関連で論じる...続きを読むものはとても新鮮。新しい社会のあり方、寛容さへの期待みたいなものを感じる。(今ちょうど観終わった「不適切にもほどがある」と共通するテーマ) 少し具体的なところでは2008年金融危機への解説が秀逸。デビット•ボウイの逸話との絡め方と専門用語なしの人間の情動的な反応による説明が、腹落ち度高い。ここだけでも読む価値あるかな。
経済学は「愛の節約」を研究する学問になった。社会は利己心で成り立っている。アダム・スミスの見えざる手から経済人は生まれた。愛は私的な領域へと追いやられた。社会に漏れださないように、しっかり管理しなくてはならない。そうしないと、愛が枯渇してしまうから。 経済学は愛を節約しようとした。愛は社会から隔離さ...続きを読むれ、思いやりや共感やケアは分析の対象から外された。そんなものは社会のとみとは関係ないからだ。
タイトルが秀逸です。アダム・スミスの食事を誰が作っていたのか、誰も真剣に考えたことがありません。実はアダム・スミスは生涯独身だったので、彼の食事は実の母親が作っていたそうです。 結局、スミスの経済学では女性は完全に無視されています。合理的な経済人とは完全に男のことが想定されています。家事や育児を担...続きを読むっている人間のことは閑却されています。 著者のマルサルさんはスウェーデンの出身だそうですが、スウェーデンでさえやはり女性に不平等な制度、慣行が多いそうです。 男女平等度が特に低い日本は真剣に女性の地位向上に取り組むべきであると痛感しました。
産休育休時短勤務を通して感じた社会の理不尽について、気持ちよく言語化されていました。 あのとき感じた無力さや、怒りを思い出すと共に、自分たちが少しずつ変われば、次の世代の人々はあんな目に合わずに済むかも知れない、といつ希望も感じられました。 就活に勤しむ学生の皆さんや、出世・昇給に目が眩んでしまう...続きを読む人、とにかくいろんな方に読んで欲しいです。
「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」kawade.co.jp/sp/isbn/978430… さすが河出だぜ。経済学からこぼれおちる労働資本と具体的な生産性の話。よくある家事の経済価値の話やフェミ論じゃないところがいい。経済の成り立ち自体を疑う姿勢はとても好きだな。なおタイトルから妻を想像した...続きを読むけど違ったw
経済学で自明のものとされる"経済人"とそれを当たり前だと思っている社会に対して、フェミニズムの観点から問い直しをしていて、とても面白かった。 難しそうな印象だったが、文章はとても読みやすい。
この社会の歪みを的確に、そして執拗に問い詰める一冊。「アダム・スミスの夕食作ったのは誰か?」という出発点のユニークさがあまりにも秀逸で、この時点でまんまと著者の掌の上に乗ってしまった。 確かに同じテーマについて繰り返し記述される部分はあり読む人によってはくどいと感じることもあろうが、むしろそのくどさ...続きを読むこそ女性が置かれているしんどさを表すひとつの指標になっているのではないか。簡潔に、スマートに、シンプルに、女性が現在進行形で置かれている苦境を述べよ、などというのは全くのエゴなのではないか。
素晴らしい本 フェミニズム関係の本で探して読んだが、経済学の本だった。 現在の格差社会、競争社会がなぜそうなのか。 現状分析の新たな視点と考え方の必要性を順を追って分かりやすく解説している。 人間にとって何が大切か、社会はそのためにどんな風に進めて行くか、経済と共存する社会の為に何を考え行くべきか提...続きを読む示してくれているとても素晴らしい本でした。
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アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話
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カトリーン・マルサル
高橋璃子
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