アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

アダム・スミスが研究に勤しむ間、身の周りの世話をしたのは誰!? 女性不在で欠陥だらけの経済神話を終わらせ、新たな社会を志向する21世紀の経済本。20カ国で翻訳、アトウッド絶賛。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本の1番お気に入りのポイントは?
    経済学を全く知らない人でも、経済学のこれまでであったり、今の考え方を知ることができるところがすごく良かったなと思う。

    この本を選んだきっかけ
    女性と経済ってあまり結びつくところがないイメージだったが、どういうふうに結びつけているのか関心が湧き、手に取った。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    経済人のモデルに女性が含まれていない事から始まり、新自由主義で拡がる格差の悪影響を大きく受ける女性について、経済学が女性の視点が欠落した不完全な学問として書かれている本。
    原著が2012年に出版されているので、少し古い感じはするが、経済的にも心情的にも保守派の日本だとタイムリーでライブな内容だと思う

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    このタイトルを思いついただけで勝ちでしょう。

    本書の骨子は「経済人」偏重の市場経済に女性の存在が無視されているという、社会のあり方に異議を申し立てる。フェミニストは上野千鶴子のようなもっと狭義のジェンダーの違いから受ける不利益にフォーカスするものであるという先入観があったので、経済との関連で論じる

    0
    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    経済学は「愛の節約」を研究する学問になった。社会は利己心で成り立っている。アダム・スミスの見えざる手から経済人は生まれた。愛は私的な領域へと追いやられた。社会に漏れださないように、しっかり管理しなくてはならない。そうしないと、愛が枯渇してしまうから。
    経済学は愛を節約しようとした。愛は社会から隔離さ

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    タイトルが秀逸です。アダム・スミスの食事を誰が作っていたのか、誰も真剣に考えたことがありません。実はアダム・スミスは生涯独身だったので、彼の食事は実の母親が作っていたそうです。

    結局、スミスの経済学では女性は完全に無視されています。合理的な経済人とは完全に男のことが想定されています。家事や育児を担

    0
    2024年02月05日

    Posted by ブクログ

    産休育休時短勤務を通して感じた社会の理不尽について、気持ちよく言語化されていました。
    あのとき感じた無力さや、怒りを思い出すと共に、自分たちが少しずつ変われば、次の世代の人々はあんな目に合わずに済むかも知れない、といつ希望も感じられました。

    就活に勤しむ学生の皆さんや、出世・昇給に目が眩んでしまう

    0
    2023年11月22日

    Posted by ブクログ

    「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」kawade.co.jp/sp/isbn/978430…
    さすが河出だぜ。経済学からこぼれおちる労働資本と具体的な生産性の話。よくある家事の経済価値の話やフェミ論じゃないところがいい。経済の成り立ち自体を疑う姿勢はとても好きだな。なおタイトルから妻を想像した

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    経済学で自明のものとされる"経済人"とそれを当たり前だと思っている社会に対して、フェミニズムの観点から問い直しをしていて、とても面白かった。
    難しそうな印象だったが、文章はとても読みやすい。

    0
    2023年08月02日

    Posted by ブクログ

    この社会の歪みを的確に、そして執拗に問い詰める一冊。「アダム・スミスの夕食作ったのは誰か?」という出発点のユニークさがあまりにも秀逸で、この時点でまんまと著者の掌の上に乗ってしまった。
    確かに同じテーマについて繰り返し記述される部分はあり読む人によってはくどいと感じることもあろうが、むしろそのくどさ

    0
    2023年03月21日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本
    フェミニズム関係の本で探して読んだが、経済学の本だった。
    現在の格差社会、競争社会がなぜそうなのか。
    現状分析の新たな視点と考え方の必要性を順を追って分かりやすく解説している。
    人間にとって何が大切か、社会はそのためにどんな風に進めて行くか、経済と共存する社会の為に何を考え行くべきか提

    0
    2022年11月26日

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す