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ユーザーレビュー

  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

    Posted by ブクログ

    この本の1番お気に入りのポイントは?
    経済学を全く知らない人でも、経済学のこれまでであったり、今の考え方を知ることができるところがすごく良かったなと思う。

    この本を選んだきっかけ
    女性と経済ってあまり結びつくところがないイメージだったが、どういうふうに結びつけているのか関心が湧き、手に取った。

    この本を他の人に勧めるとしたら理由はなんですか?
    経済学に全く触れなかった人にまず読んで欲しい。 


    この本があなたの視点や考え方を変えた部分はなんですか?
    いまの経済構造のまま発展していくことが、多くの人を豊かにすると言う考え方であることに疑問を感じるようになった。


    普段私が感じた違和感を感

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    2025年10月24日
  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

    Posted by ブクログ

    経済人のモデルに女性が含まれていない事から始まり、新自由主義で拡がる格差の悪影響を大きく受ける女性について、経済学が女性の視点が欠落した不完全な学問として書かれている本。
    原著が2012年に出版されているので、少し古い感じはするが、経済的にも心情的にも保守派の日本だとタイムリーでライブな内容だと思う。
    あっと言う間に読めました。面白い。

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    2025年08月16日
  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【身体を持たない経済人、人間社会全体を語れない経済学】

    母親を視界から消した結果、アダム・スミスの思想から大事なものが抜け落ちてしまったのではないか。

    アダム・スミスは、
    市場経済の「見えざる手」で有名ですが、
    実はその言葉は彼の著書『国富論』に一度しか出てこない。
    でもそこから端を発し、新自由主義のロジックが社会を支配するに至っているとも言えるので、
    とにかくこの強固な経済理論がいかに男性という人間を想定して作られているか、
    順を追って述べられています。


    ・・・

    経済の第一原理、利己心が世界を動かす。
    人間の原動力としての利己心は尽きないし、信用できる。
    一方、愛は、みんなに

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    2024年06月23日
  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

    Posted by ブクログ

    このタイトルを思いついただけで勝ちでしょう。

    本書の骨子は「経済人」偏重の市場経済に女性の存在が無視されているという、社会のあり方に異議を申し立てる。フェミニストは上野千鶴子のようなもっと狭義のジェンダーの違いから受ける不利益にフォーカスするものであるという先入観があったので、経済との関連で論じるものはとても新鮮。新しい社会のあり方、寛容さへの期待みたいなものを感じる。(今ちょうど観終わった「不適切にもほどがある」と共通するテーマ)

    少し具体的なところでは2008年金融危機への解説が秀逸。デビット•ボウイの逸話との絡め方と専門用語なしの人間の情動的な反応による説明が、腹落ち度高い。ここだけ

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    2024年04月07日
  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

    Posted by ブクログ

    経済学は「愛の節約」を研究する学問になった。社会は利己心で成り立っている。アダム・スミスの見えざる手から経済人は生まれた。愛は私的な領域へと追いやられた。社会に漏れださないように、しっかり管理しなくてはならない。そうしないと、愛が枯渇してしまうから。
    経済学は愛を節約しようとした。愛は社会から隔離され、思いやりや共感やケアは分析の対象から外された。そんなものは社会のとみとは関係ないからだ。

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    2024年03月20日

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