高橋璃子のレビュー一覧

  • 強いチームはオフィスを捨てる 37シグナルズが考える「働き方革命」
    原題"Remote office not required"だけど日本語版タイトルが"強いチームは〜"なせいか、できる人にはできる話に読めた。そして決してリモートで働けば強いチームになるわけではなく、釣りタイトルぽくて残念。翻訳も内容も前の本の方がよかったかも
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
    「長引く不況、さらにはグローバル化や高齢化への対応など、日本は世界の先頭に立っている(p1)」とのこと。
    そんな中で「経済学を知れば、この先の経済を待ち受けている希望や、それに伴う代償を正しく理解することができる(p261)」のであれば、学ぶに越したことはない。
    マクロ経済の基本を学べるこの本はとっ...続きを読む
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏
    アメリカ史の、冷戦終了後から、現在まで。
    イラク戦争、フセイン、タリバン他テロリストに対する、アメリカ政府の対応が、一部の人々のために行われてきた、その側面を語っています。そしてそれを引き継いだオバマ政権が、何も出来ていない現実。非常に衝撃を受ける内容です。
    どんな人々、政権にも、良い面と悪い面があ...続きを読む
  • ブリングリング こうして僕たちはハリウッドセレブから300万ドルを盗んだ
    映画を観る前にと思い読みました。ブリングリングのメンバーの証言や弁護士の話…興味深い点が多々ありましたね。この本が元になってどんな映画になったのか、観に行くのが楽しみです。
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
    アメリカ視点だが、ある程度読みやすい。用語補足も随所にあるのは好感。ただ、内容が頭に残り辛い。保護貿易には否定的。前半は、歴史とツールの説明。後半は、現状と解説。将来の見通しは、最終18章。時間が無い時に読み直すなら、この章だけでも良い。
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1 2つの世界大戦と原爆投下
    オリバーストーン監督による輝かしいアメリカ史の裏側。冷静な目でそのときアメリカはどうだったのかについて書かれています。この1巻では2つの世界大戦と原爆について。冷静なアメリカ人の目線の内容があり、今までの日本人としての目線で見ていたものに新しい気づきを与えていただけました。とはいえ、おおよそ想像のつ...続きを読む
  • ウォール街の物理学者
    クオンツについて、経済系のジャーナリストや学者で書かれたものはいくらかあるが、これは珍しく物理学者の手によって書かれたもの
    とはいえ、著者からの経済へのアプローチは表面的なものに留まっているし、経済から物理へのアプローチもまるで満足できる内容ではない
    異なる分野を横断しようとした蛮勇は評価できると思...続きを読む
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏
    「オリバーストーンが語る…」全三巻を読み通した。
    第一次世界大戦から始まる二十世紀=戦争の世紀から二十一世紀のオバマ政権まで、世界においてアメリカの果たした役割でありながら、アメリカ国内における歴史認識とはいささか異なる面を語る。

    日本人にとってわかりやすいのは、ヒロシマ、ナガサキの原爆投下の話だ...続きを読む