高橋璃子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
note空色書店さんで知った本
スローワーキング
持続可能かつ有意義なやり方で知的労働に取り組むための仕事哲学。以下の3つの原則に基づく。
1.削減しやるべきことを減らす
2.余裕心地よいペースで働く
3.洗練ークオリティにこだわり抜く
1大きな仕事を制限する
・無報酬の仕事はしない、
「自分の明確な職務以外の仕事は手に出さない」と決め、実行したところ、何も問題は起きなかった
・ミッションは2〜3個に絞る
・仕事を振る側に仕事させる
2小さな仕事を手なずける
3仕事はプル方式で
・仕事はプル方式で
(=自分が本当に集中すべき重要な仕事にだけ、自分の意思で引き寄せる)
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Posted by ブクログ
「我々が食事を手に入れられるのは肉屋やパン屋の善意のおかげではなく、彼らが自分の利益を求めた結果である」というアダム・スミスの、そして現在経済理論の根幹に対して「ところで、そのステーキは誰が焼いたんですか?」という極めてシンプルかつ衝撃的な問いで始まる本書は、長年に亘って無視されてきた経済における女性の存在に目を向ける。
子育てを含む主婦労働をサラリーマンの給与にすると年収二千万円に相当するというような記事が出回った時期があったが、金額の多寡は別にして、それだけの労働と生産が GDP にも編入されず、経済理論にも登場せず、したがって経済政策にも反映されないというのは確かにおかしな話だ。結果と -
Posted by ブクログ
ネタバレマンガでよく分かるシリーズ、パッと読めて内容をざっくり理解できるのが良かった。
エッシェンシャル思考とは…
99%の無駄を捨て1%に集中する方法
・✖️やらなくては→やると決める
・✖️どれも大事→大事なものは滅多にない
・✖️全部できる→何でもできるが全部はやらない
⭐︎認められたいという気持ちが邪魔をしている
エッシェンシャル思考が出来ると…
自分の時間を大切にする人生が選べる
《選択をする時》
・なぜやるか?(正しい理由)
・いつやるか?(正しい時期)
・何をやるか?(正しいこと)
⭐︎この3つが重なると最高の成果を得られる
*目標が刺激的でなければ人を動かすことはできない
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Posted by ブクログ
・本書は、周辺化された人々が手にとっても、権威の中心にいる人々が手にとっても違和感なく読める、とおもう。
せっかくなら、「無意識に差別をするすべての人たち」がこれを読んでくれ、という気持ちと、「そういう人」はこれを読んでも自省に結びつけたりはしないんだよな(これは偏見)という諦観を抱きながら読んだ。
・取り組みの例、どれも胸にぐっとくる。警察とギャング街の例、MITの例などは、泣けてくる。
・本書で挙げられるバイアスの例のどれか一つくらい、誰しも晒されているのではないか。それくらい多様な、隅々までの例が挙げられていた。どれもこれも身に覚えすぎて、納得せざるを得ない。
加えて、あらゆる解決方法が -
Posted by ブクログ
私が会社員生活に不安を感じるのは、女だから?
上司との飲み会についていけないと思うのは、女だから?
今後のキャリアに不安を感じるのは、女だから?
女であることを理由にすると、逃げることになる。
逃げたところで、幸せになるわけじゃない。
逃げたい、嫌だと思う理由を、女だから、で片付けて良いのだろうか?
自分が苦しいと思うのは、資本主義が原因かもしれない、と最近気づいた。
女だから、で苦しむのは、そのひとつなのだと思った。
女だから、失敗しても許してもらえる。
その後ろには、女は失敗するものだと見下されている構図がある。
女だから、大事にしてもらえる。
その後ろには、女は男より弱いというスティ -
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ブロックチェーンの初心者として本書を手に取りました。技術的な面も比較的容易に書かれているので読みやすく好感を持ちました。ブロックチェーンの本質は分散で、「誰のものでもないが皆のもの」ということで、ケビン・ケリーが別の本で述べていたように、コモンズ的な要素が強くあると思います。そして本書でも著者が述べているように、これまでの資本主義とは違う新たな経済形態を創出できる可能性があり、さらには資本主義におしつぶされそうになっている民主主義の回復ということも実現できるのかもしれません。
個人的な意見ですが、ブロックチェーンがその本来目指しているコモンズ的な機能を純粋に実現できるかどうかは、現在我々の社 -
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ネタバレ性別役割分担の解消について語るとき、〜男性が「まともに取り合ってもらう」ために花柄の服を着るべきだ、と主張する人は見かけない。〜でもビジネスの世界で活躍する女性に対しては、控えめな格好をすることが未だに求められている。〜ニュートラルな服装、つまり、男性っぽい服装だ。男性の身体に合わせてつくられた世界に、女性は自分を合わせなくてはならない。
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ところが男の子の服装については、なにもいわれなう。ピンクのバレリーナみたいな服装に顔をしかめる保育士も、男の子がサッカー選手の格好をするのは問題ないと考えているようだ。
p.210-211
すごい。目から鱗が落ちた。少し読みにくいところもあったけど、