カルニューポートの作品一覧
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
ある程度裁量を持って働いている人向け。
むちゃくちゃ簡単にまとめると、ゆとりを持って仕事をするということ。
無理だろうと思っていたことが、少しできるかもしれないと思った。
・ホワイトワーカーにとって生産性という言葉には、一貫した定義すらないのではないか。
・スローワーキングとは、削減、余裕心地よいペースで働く、洗練クオリティにこだわり抜く
・やるべきことは減らせる。その方が成果は増える
・急いでいないときのほうが、脳はうまく機能する
・どんな軽いタスクでもかならず間接コストがかかる
・余裕があるうちは仕事を増やすというスタンスで働いていたら、仕事の負荷は常に危険域をさまよい続けることになる
・1日にひとつの目標にコミットする方が、ぶれずに着実に成果が出せる。多くのプロジェクトに手をつけて全部同時に進めるの効率的ではない
・多くの場合脳のリソースを奪うのは作業そのものではなく、タスクを記憶し、やらなければと気にかけ、忙しい中で時間を捻出するなどの、間接的な認知的負荷である
・上記の負荷を取り除くためには、同じ曜日、同じ時間、同じ場所で決まった課題に取り掛かり自動運転モードにする。リアルタイムの会話に置き換える。
・仕事を振る側に仕事をさせる。相手の手間を増やす。
・重要な仕事にたっぷりと時間を割り当て、時には集中し、時には休みながら、無理のないペースで働く
・心地よいペースに落ちつくための目安は、最初にこれくらいかかると感じた期間のちょうど2倍の期間で見積もる
・打ち合わせや電話など他人との予定は、1日の半分以下に抑える
・会議フリーの日を作る。何も予定を入れない時間を作る。
Posted by ブクログ
【熟考する時代がやっときた】
ついつい目先の業務に追われて、気づけば細切れな時間しか残っていない状況は往々にして起きます。
細切れ時間も合計すればかなりの時間を捻出することができますが、細切れ時間の場合、読書すらする気になりません。YouTubeを見るか、SNSを確認するなど簡単にできるものに手を出し、じっくり考えて行う行為は避けてしまいます。
じっくりと腰を据えて考えるにはその前に準備を行う十分な時間が必要になります。日々の生活にゆとりがないと熟考はできません。
例えば、じっくり1日かけて考えなければならない問題であれば、その前に最低1~2日のゆとり時間が必要で、トータルすると3日程度のまとまった時間が必要となります。じっくり考えるための1日だけを用意された状態であれば、この1日で熟考作業は行われません。つまり、何かよく考えて行う作業にはその作業に要する時間と同じぐらいの準備期間が必要となります。
人は狩猟採取民族であった198万年間考えるという行為を避けてきました。人は脳みそという考えるに適した臓器を持ちながら考えることを避けてきたのです。考えるという行為は膨大なエネルギーを要するうえに狩猟採取民族にはそれほど必要ではなかったといえます。それよりもエネルギー消費を抑えることの方が重要でした。
198万年もの長い歴史で考えないようにして、今になって考えろと言われても、そう簡単に体は変化しません。したがって、人は反射的に考えない方向へ行こうとします。
脳内にいつまでも考えなければならない事柄をおいておくことができない。それだけの耐久力がありません。
タスクが次から次へと降りかかる状況で、実際に脳みそが奪われるリソースはそのタスクにかかる作業そのものではなく、「やらなくては」と気にかけることに奪われているという趣旨が述べられていましたが、タスクが多数になってくるとそれが気になり1つひとつのタスクにかかる時間が長くなってきます。
あるタスクが適度な間隔をあけて訪れたときと、一気に訪れたときでは同じタスクでもそのタスクにかかる時間は一気に訪れた方が長くかかってしまいます。