高橋璃子のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
・本書は、周辺化された人々が手にとっても、権威の中心にいる人々が手にとっても違和感なく読める、とおもう。
せっかくなら、「無意識に差別をするすべての人たち」がこれを読んでくれ、という気持ちと、「そういう人」はこれを読んでも自省に結びつけたりはしないんだよな(これは偏見)という諦観を抱きながら読んだ。
・取り組みの例、どれも胸にぐっとくる。警察とギャング街の例、MITの例などは、泣けてくる。
・本書で挙げられるバイアスの例のどれか一つくらい、誰しも晒されているのではないか。それくらい多様な、隅々までの例が挙げられていた。どれもこれも身に覚えすぎて、納得せざるを得ない。
加えて、あらゆる解決方法が -
Posted by ブクログ
私が会社員生活に不安を感じるのは、女だから?
上司との飲み会についていけないと思うのは、女だから?
今後のキャリアに不安を感じるのは、女だから?
女であることを理由にすると、逃げることになる。
逃げたところで、幸せになるわけじゃない。
逃げたい、嫌だと思う理由を、女だから、で片付けて良いのだろうか?
自分が苦しいと思うのは、資本主義が原因かもしれない、と最近気づいた。
女だから、で苦しむのは、そのひとつなのだと思った。
女だから、失敗しても許してもらえる。
その後ろには、女は失敗するものだと見下されている構図がある。
女だから、大事にしてもらえる。
その後ろには、女は男より弱いというスティ -
Posted by ブクログ
80歳までの人生 わずか4000週間
時間=ベルトコンベアで運ばれてくる容器 それを埋めることが効率化
「時間の体験」 中世、タスク中心型の生活リズム ほかのタスクと比較した時間
「今」という時間 =未来のゴールへたどり着く手段
数人以上での仕事から時計が生まれた →時給制
効率化の罠=すべてをこなすと大切なことが先延ばしに →やらないことを決める
便利さ=手軽さ 便利になると便利でない部分が苛立たしく感じる
効率や便利さでは忙しさを解決できない
有限性 自分は限られた時間である。=存在の本質
タスクを減らす
1.まず、自分の取り分を取っておく →大事なことを今すぐ始 -
Posted by ブクログ
ネタバレ性別役割分担の解消について語るとき、〜男性が「まともに取り合ってもらう」ために花柄の服を着るべきだ、と主張する人は見かけない。〜でもビジネスの世界で活躍する女性に対しては、控えめな格好をすることが未だに求められている。〜ニュートラルな服装、つまり、男性っぽい服装だ。男性の身体に合わせてつくられた世界に、女性は自分を合わせなくてはならない。
〜
ところが男の子の服装については、なにもいわれなう。ピンクのバレリーナみたいな服装に顔をしかめる保育士も、男の子がサッカー選手の格好をするのは問題ないと考えているようだ。
p.210-211
すごい。目から鱗が落ちた。少し読みにくいところもあったけど、 -
-
-
-
Posted by ブクログ
ここに書いてあることの全てが真実かどうか、僕には分からない。
けれど、これが事実であると考えた方が、対戦後のアメリカの振る舞いが、あるいはアメリカに対する他国との反発が、あるいはロシアの西側諸国に対する言動が、説明しやすくなるような気がする。
そういう意味で興味深い本だと思う。
翻訳本ならではというか、そもそもの歴史的共通理解がないが故の読みにくさがあり、星4つ。
アメリカが、いや、列強諸国が、他国民や平和のために、(ひとりひとりの自国民のためにさえ)政治的決断をすることなど無いことを、改めて思い知らされる。
それは、列強諸国になろうとして列強諸国のまねをした、かつての日本を見ても明らかで -
-
Posted by ブクログ
ミクロ編と合わせて読みました。
ミクロ編を読んでからマクロ編を、とのことでしたがどっちからでも変わらないかな…。むしろ日々のニュースをより深く理解するならマクロの知識があれば十分なのでマクロ編でも良いかも。
ミクロ編では基本一つの国の政策や補助金・給付金、お金の巡り方について語られていましたが、マクロはもっと大枠の金融政策・財政政策の話、貿易・為替が絡んできます。
よくニュースで目にする公定歩合とかそういったところです。
ざっくりとした考え方でも日頃のニュースの読み解き方が変わると思うので一度読んでおいて損はないと思います。
特に今の円安状況でネタには事欠かないかと。 -
Posted by ブクログ
マクロ編と合わせて読みました。
ミクロはマクロのような大きな枠組みよりも視点を個人に近づけたもので、政策やそれを受けた公共事業・福祉(とそれにまつわる補助金)など。
良くニュースの感想等でよく聞く「もっと困っている人に金を使え」的なコメントが、実は的外れだったりすることがなんとなく分かった。
仮にそうしたら補助金・給付金をもらった人は努力することをやめてしまうのでは?それに、政府がばら撒いた金はスピード感を持って市場で回されなければ意味がない。貯金に回されたら循環が止まり誰の利益も生まなくなってしまう。
世の中を豊かにするには、ビジネス上(技術であったりサービスであったり)の進化はさせ続け -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレコロナ禍である意味当たり前になったテレワークを、かなり以前から行っていた著者による”リモートワーク礼賛”の本。
テレワークは個人的にはとても良いと思っています。
会社までドアツードアで40分と割と恵まれた環境に住まいしているものの、結局、通勤に行く前の準備や会社から帰宅して着替えやら、何やらやっていたら、結局、それぞれ+1時間くらいはかかっているということが分かりました。つまり、仕事に行くという行為だけで1日当たり3時間も費やしているんだなぁーと。
テレワークを反対する人は、結局、目の前で見ていないと仕事をちゃんとしているか判断できない、という理由をあげることが多いと思いますが、まったくの