高橋璃子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■不完全主義 限りある人生を上手に過ごす方法
『限りある時間の使い方』の著者による一冊。
1年ほど前に購入したものの、一気に読む本ではなく、読んだり閉じたりを繰り返しながら、ゆっくり読み進めてきた。
今振り返ると、以前の自分は「どうすればもっと良くなれるか」「どうすればもっと成果を出せるか」という視点で本を読むことが多かったと思う。
だからこそ、この本が語る内容を頭では理解できても、本当の意味では受け取れていなかったかもしれない。
この本の中心にあるのは、
「人生は不完全なまま進む」
という考え方だった。
やるべきことが全部片付いてから人生が始まるわけではない。
完璧な習慣が作れてから人生が良くなるわけでもない。
未来のための準備だけを続けるのではなく、
「今この瞬間をどう生きるか」
に目を向けること。
特に印象的だったのは、
#人生を変えられるタイミングは、つねに「今」だけだ
という言葉。
そして、
#「だいたい毎日やる」
という考え方。
毎日欠かさず続けることよりも、人間が不完全であることを前提に、それでも続けていくほうが現実的で優しい。
その視点にとても救われた。
読んでいて何度も感じたのは、
自分は長い間、「もっと頑張らなければ」という内なる監視者と一緒に生きてきたということだった。
仕事でも、健康でも、学びでも、
できていないことや足りないことばかりを見ていた。
でも本書は、
#甘えているとすれば、大声で叱りとばすだけであなたを思いどおりに動かせると思っている内なる監視者のほうだ
と言う。この言葉は強く残った。
また、
#「完璧な人」の仮面をかぶらなくていい
という考え方も印象深い。
完璧になろうとすると、人と比べる。
でも不完全な自分を認めると、人は競争相手ではなく仲間に見えてくる。
最近、自分自身も少しずつそんな感覚になってきた気がする。
そして、この本を読んでいて一番好きだった表現。
#時間の川は容赦なく流れつづける。
#そして何かわけのわからない素敵な偶然によって、僕らはほんのひととき、その流れでカヤックを楽しむ機会を与えられている。
人生をコントロールすることよりも、
人生という川を味わうこと。
今の自分には、その考え方がとてもしっくりきた。
「もっと良く生きる方法」ではなく、
「もっと軽やかに生きる方法」を教えてくれる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
エッセンシャル思考|実践まとめ
本質
* より少なく、しかしより良く
* 重要なものはごく一部だけ
* 選ばなければ他人に人生を選ばれる
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判断の軸
常に自分に問う
「これは本当に重要か?」
補助の問い
* 今ゼロからでもこれを選ぶか
* これをやらなかったら後悔するか
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思考のルール
① 大多数は不要
* ほとんどのことは重要ではない
* 全部やることは不可能
→ 少数の重要なものに集中する
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② 所有・過去に騙されない
* 持っているものを過大評価する
* サンクコストに縛られる
→ 判断基準
「今からでもやるか?」
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③ 目的が曖昧だと崩れる
* 社内政治に流れる
* 何でも屋になる
→ 明確な目的を持つ
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行動ルール
① ノーと言う
* 嫌われたくない気持ちは判断を鈍らせる
* 短い不快と長い後悔なら前者を選ぶ
→ 重要でないことは断る
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② 削ることが改善
* 良くすることは足すことではない
→ 何をやめるかを考える
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③ 境界線を引く
* 何でも受けると価値が下がる
→ 自分の時間とエネルギーを守る
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生産性の考え方
① 睡眠は投資
* 睡眠を削ると生産性は下がる
* 睡眠で思考力と成果が上がる
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② 見積もりは1.5倍
* 人は時間を過小評価する
→ 余裕を前提にする
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③ ボトルネックを潰す
* 応急処置では解決しない
→ 本当の原因を特定する
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④ 小さく早く始める
* 最後にまとめてやるのは非効率
→ すぐに小さく始める
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習慣の作り方
習慣の構造
* トリガー
* 行動
* 結果
→ 行動ではなくトリガーを変える
例
* 店を見る → 別の行動に置き換える
* 目覚まし → 読書する
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補足の考え方
* 失敗を認めることは成長
* 完璧を目指すより削る
* 考える時間を意図的に作る
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明日からやる3つ
① 今日の最重要を1つ決める
「これだけやれば十分」と言えるもの
② 即答しない
一度考えてから返事をする
③ やめることを1つ決める
追加ではなく削除する
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最後の一文
「本当に重要なこと以外はやらなくていい」 -
Posted by ブクログ
やりたいことやせねばならんことに集中できずスマホをさわってしまう
頻発するこの現象
集中できない理由は コントロールできない不快からの逃げ なので
デジタルデトックスなどしたとしても昼寝とかまた別のものに逃げてしまう
なので逃げたいという欲求そのものをどうにかせねばならん 解決策はというと、、ない
現実に向き合って覚悟しろ
ってな事が書いてあった
あと しわあせ について
人生の「本当の意味」が「未来」にあると信じ「今この時」を生きることから逃げている
しかし「今を生きる」ことが幸せへの近道
そのための最善のアプローチは
今に集中しようと努力することではなく
「自分は今ここにいるという事実」に気づくこと
☆いまを生きるとは今ここから逃げられないという事実を静かに受け入れることかもね
「幻想にしがみつくことをやめて、現実をしっかり見つめた時そこに現れるのは無力さではなく溢れんばかりの活力だ
今までずっと身構えてきた恐ろしい事態は既にもう起こってしまった、だからもう肩の力をぬいていい」
ってな事です
なんかすごい
人生は未来の準備期間じゃないよ
今だって人生よ
時空がゆがむような気持ちになった -
Posted by ブクログ
『限りある時間の使い方』に続き、期待に違わず本作も素晴らしかった。
刺さるポイントがいくつもある。
やるべきことを後回しにしてしまう、タスクが多すぎて終わらない、やりたいことが山積している、いつも時間に追われている…。こうした私の状況を見事に言い当てて、その原因と対処法を教えてくれるのだ。
ベースとなるのは『限りある時間の使い方』と同じく、人生は短い有限の期間であって、その間に成し遂げられることなど対してないという残酷な現実を直視し、絶望するところから始まることだ。
「身もふたもないが、とにかくやる」これが全ての基本になる。
10代の頃はその場その場のことしか考えていなかった。
20代の頃は、この人生は夢だらけで、学んで、動いて、頑張れば何でも叶えられると思っていた。
30代に入ってからは、基本的には何もうまくいかないものだと理解した。
望み通りの環境なんて手に入らない。
バンドでプロになるための腕を鍛えるには山ほどの練習、実践経験、ツテ、マーケティングが必要で、そのためには山ほどの時間とお金が必要で、そのどちらももう残っていなかった。
恋人は去り、親は死に、試験には落ち、やりたい仕事は手に入れられず、額は後退する。
それでも出来得る最善のことをただ淡々と積み上げるだけだと分かった。
20代後半以降、うまくいかないことへのフラストレーション、ストレスは希望のフィルターを汚し、常に汚い曇りガラスのように、世界をぼやかしている。
幸いというべきか、30代半ばを過ぎた頃から、徐々に手放すことが楽にはなりつつある。
その最たる要因は妻子を得られたことだと思うが、同時に、年齢を経ることによって情動・欲望の馬力が落ちたことにもあると思う。
希望や期待へのエネルギーが減ったことによって、反作用を感じにくくなっただけだと。
しかしそれでもまだ、理想と現実の摩擦が耳障りな音を響かせる。
そこに本書が処方箋になる。
DAY3:覚悟を決めて代償を支払うこと。
「そんなことはできない」ではなく、「それをした場合の代償を支払いたくない」ことが多いのだ。
DAY 5:読まなければならない本はない。川に流れる本からその時気になった1冊手に取るようなものと思うべし。(支倉凍砂の『少女は書架の海で眠る』を彷彿とさせる)
DAY 9:始めたことを終わらせる。始めるのは夢いっぱい、終わらせるのは沼地を歩くようなもの。小さくていいから1歩1歩あるくべし。
DAY 19:予測可能な人生はつまらない。これは思い当たる節が多い。世界一周でも、キツかった国や頭を抱えたトラブルほどいい思い出になっている。
DAY 21 集中力を高めない。没頭するほどに偶然に囲まれた今を味わうことが出来なくなる。キラキラと輝く子供の奇跡の瞬間はすぐに過ぎ去ってしまう。
世界を変えるのではない。世界を捉える解釈を変えるのである。
幸福感はこのマインドによって変わるのだから不思議だ。
本棚に欲しい1冊である。 -
Posted by ブクログ
前著の『エッセンシャル思考』は「何を」やるか、今回は「どのように」やるか。これだけだといかにもhowな本のようにも思えるが、実際の手段や手法の話ではなくその前に考えることが個人的にはどれも納得しやすく共感できるものだった。
重要なことをいかに楽しくするか
「習慣」と「儀式」
ゴールは仕事を終わらせるためだけではなく、最初の一歩を踏み出すためにも必要
無駄に難しい言葉を使わない「セサミストリート効果」
チェックリストの本当の意味。
「誠実さ(Integrity)」と「知性(Inteligence)」と「自発性(Initiative)」の「3つの"I"の法則」 -
Posted by ブクログ
働き過ぎは決して名誉ではない。
一番大事なことを一番簡単にする。
どうすれば簡単にできるだろう。と考えて頭をリセットする。
難易度を下げれば、力を入れなくても前に進む。
楽をするのは悪いこと。という思い込みを捨てる。
嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探す。
何をやるか。という習慣の視点だけでなく、どのようにやるか。という儀式の視点も大切。
不平不満を言うことがあまりにも簡単なので、多くの人が不平不満を言うことが日常になっている。不平不満を続けると頭の中に無価値なゴミが溜まり、自由に使えるスペースが減る。
今あるものに目を向けると、足りないものが手に入る。
感謝は強力な触媒。
一つ不満を言ったら、一つ感謝。見つける習慣を作る。
人は商品やサービスをただ購入するのではない。特定のジョブを達成するために雇用している。その考えに足すと、怒りは何のジョブのために雇用しているか。と考えることもできる。そしてその怒りは投資に見合った効果は得られない。つまり、怒りを解雇した方が良い
現実を受け入れると自由になれる。
無理な期待をするよりも、現実を受け入れた方が良い。
雨の日にできる最善の事は、雨を降らせておくことだ。詩人ヘンリーワーズワースロングフェロー。
リラックスも仕事のうち。
今この瞬間に集中する。
ゴールを明確にする。その際、いつまで手を入れ続けては、完成しないことを覚えておく。
また、ゴールを描くことは終わらせるためだけでなく、始めるためにも有効。
はじめの一歩を身軽に踏み出す。まず始めることが大切。と理解した。
手順を限界まで減らす。
どんなに小さな一歩も、0歩よりは煩雑。
完了するために最低限必要なステップは何か。を常に考える。
成功したいなら、まず終わらせる。
やらないことを最大限に増やす。
よい失敗を積み重ねる。
不完全さを受け入れて、ゴミを作る勇気を持てば、始めることができる。そして一度始めれば、だんだん良くなる。
早く着くために、ゆっくり進む。
全力疾走はリスクが大きい。
また、やることの上限を決める。
テコとなる事柄。
学ぶこと、教えること、自動化すること、信頼を作ること、問題を防ぐこと。
読書はこの世で最もレバレッジの高い活動。
全てを教えようとすると、何も教えられない危険がある。最も重要なメッセージを明確にし、それを単純化すれば、たやすく累積的な結果を残せる。
人に教えることは、自分自身が学ぶこと。
人の習慣を取り入れることも新鮮。時刻を読み上げる。というのは面白い。
勝手に回る仕組みを作り、脳のメモリを無駄遣いしない。つまり、できるだけ多くの重要な行動は自動化すべきである。
信頼はチームのオイル。摩擦を減らし、スムーズに機能し続けるための潤滑油。つまり、信頼できる人材は価値がある。
ウォーレンバフェットが用いている信頼を測る3つの基準。誠実さ。知性。自発性。
予防。問題が起こる前に解決する。
根本原因を叩く。
小さな行動を今やっておけば、将来の大きな問題を防ぐことができる。
エフォートレスの仕組み化
学習。一生モノの知識を身につける。
強化。一番シンプルに伝える。
自動化。勝手に回る仕組みを作る。
信頼。不信のコストを削減する。
予防。問題が起こる前に解決する。
やらないこと。できないことを決める。自分を追い込むべきではない。
僕らはいつだって、よりシンプルで簡単な道を選ぶことができる。
私のくびきは負いやすく、私の荷は軽い。
マタイによる福音書。11章30節
この言葉で本書は始まり、締められている。
しばらくベンチで本を読んでいた。ららぽーとに本の取り次ぎ場があることを思い出し、つづきの本箱で本を返却。 -
Posted by ブクログ
『限りある時間の使い方』の著者が贈る、自身の有限性を受け入れた先の世界の捉え方を語る一冊。
仕事や日常で、つい完璧主義を目指して疲れてしまう人にオススメしたい。
本書は、ポスト自己啓発本とでもいうべき構成を採っている。具体的には、全28章の内容を1日1章ずつ4週間にわたって読み続けることを推奨しているのだ。
これには、これまでの自己啓発本によくある「読んだ直後だけ世界が変わって見える方法がわかった気になる」現象を和らげる狙いがある。長年の自己啓発本ユーザーを自認する著者ならではの試みが見てとれる。
本書の内容は、1週間ごとに4つのテーマにまとめられている。この中で、“握った手を緩める”というテーマが個人的に気に入ったので、まとめておきたい。
“握った手を緩める”とはつまり、肩の力を抜くということだ。現代人は「現実をより制御可能にして、よりよい未来を選びとりたい」と考えがちだ。たしかに、技術の進歩に従って現代では昔より多くのことが制御可能になった。
だが、以前として把握することもコントロールすることもできない物事は目の前にあるし、将来の不安もなくなる様子はない。ならば、現実は思い通りにいかないものということを前提に考えよう。人生の操縦桿を握る手を少し緩めて、ある程度流されるままに進んでみようではないか。 -
Posted by ブクログ
最近、目の前のことに追い立てられる生活をしていた。新しく任された仕事、家族の問題、役所とのやりとり、税理士・弁護士への相談など。かなり精神的にきていたが、このタイミングでこの本を手に取ったことによって、気持ちが楽になった。
1番のポイントは、「頭の中のゴミを捨てる」というもの。この学びは一生使っていきたい。
・ネガティブな感情や記憶→自分にとって、プラスに作用しないものなので、さっさと捨てる
・やらなきゃいけない仕事→リスト化して、頭で考えなくて良いようにする
・将来への不安→何事も、完璧を求めずゴミから始めればいいので不安になる必要がない
その他、生活で役に立ちそうなところは、
・頭のガラクタを片付けて、余裕を出す。思いついたもの、感情に対しては、「これは将来の自分にとって役に立つものか?」を自問自答する
・苦労するのが美徳、ではない。楽して成果を出すのが美徳。どのようにすれば楽になるかを考える。
・一歩を決める。プロセスを極限まで減らす。成果物はゴミから始める。
・一生物の知識を身につけ、それを横展開する
・物事が勝手に回る仕組みを作る
★タスク管理表
★社内の見積資料
★顧客の提出物 -
Posted by ブクログ
1作目もすごく良かったし、今回も素晴らしい。
以下は読書メモの書き起こし。
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手段と目的の本当の意味。
その欲しいものを使って本当にあなたが手に入れたいものは何か、それをひとまずやってみる。
自分には選択肢などないという思い込みは、ひそかな慰めを与えてくれる。何かに縛られているふりをしていれば、自由であることの責任から逃れられる。
「やったことリスト」
どんな本も自分の中に痕跡を残す、意識して思いだせなくても、それはたしかにそこにある
ノンフィクションを読むときの知識や洞察をしっかり頭に入れなきゃいけない→わけではないんだ
今は関心がビジネスに、消費社会と情報社会へと変貌 それに囚われてはならない 怒りを感じなくていい 情報をとりすぎなくていい 自分の容量を見極めてそこに最大限使っていく
我々は今ここにある現在からその本来の価値や静けさを剥ぎ取ってしまう。そのようにして、未来は現在を破壊する
すがすがしい困難と、目先の快適さよりも自分を広げる方向性
嫌なことから目を背けたくなるけど、まずは心理的に「そこに行く」ことが大事
☆day15「事態をもっと簡単に捉える、複雑に捉えないように」
☆day19「予測可能な人生はつまらない」
★day20質よりも量に目を向ける。10個思いつかないときは20個考えてみる