あらすじ
40万部突破のベストセラー『限りある時間の使い方』著者、
オリバー・バークマンの待望の最新全米ベストセラーが
早くも日本上陸!
「完璧」を目指すほど、人生は息苦しくなる。
本当に大切なのは、不完全さを受け入れ、自由に生きること。
オリバー・バークマンが、生産性の常識を覆し、
もっと自由で充実した人生を手に入れる方法を示す。
生産的に生きるとは、
単に多くのことをこなすことではなく、
本当に意味のあることに時間を使うことではないか?
「もっと効率的に」
「もっと頑張らなければ」
そんなプレッシャーに追われていないだろうか?
しかし、本当に充実した人生とは、
すべてを完璧にこなすことではなく、
不完全さを受け入れることから始まる。
オリバー・バークマンの「不完全主義」は、
あなたの生産性の常識を覆し、
自由で満たされた生き方へと導く。
「完璧じゃなくても大丈夫」
私たちはいつも
「もっと効率的に」
「もっと完璧に」
と追い詰められがちである。
しかし、本当に充実した人生を送るためには、
むしろ「不完全さを受け入れること」が
大切なのかもしれない。
オリバー・バークマンの「不完全主義」は、
理想の自分を追い求めるのではなく、
今いる場所から始める生き方である。
本書は、一気に読んでもよし、
4週間の「心のリトリート(静養)」として
じっくり味わってもよい。
ただし、ただの読書体験では終わらない。
心を軽くし、より自由で充実した人生を歩むための
新たな視点をもたらす一冊である。
ダニエル・ピンク、カル・ニューポート他が
大絶賛!
「鋭いウィットと反直感的な洞察で、
完璧主義者の苦しみを吹き飛ばしてくれる」
ダニエル・ピンク(NYTベストセラー著者)
「無限に頑張り続けるのではなく、
有限な人生を楽しむ方法を教えてくれる。必読」
カル・ニューポート(NYTベストセラー著者)
「これほど予想外で的確なアドバイスをくれる本は他にない」
マーク・マンソン(NYTベストセラー著者)
「生産性のために最適化された生活に
息苦しさを感じるなら、手放すタイミングは今だ」
ジョシュア・ロスマン(ニューヨーカー誌)
「心の奥の価値観を揺さぶり、変化へと導いてくれる一冊」
ジェームズ・マコナヒー(タイムズ紙)
「現実から目をそらさず、その『廃墟』で遊ぶために」
エレイン・ムーア(フィナンシャル・タイムズ紙)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
完璧を目指すほど、毎日が息苦しくなる。
どんなに効率化しても課題は一向に減らない。
完璧にできない自分を欠陥品だと感じてしまう。
でも完璧を手放すのは、自身の存在価値が揺らいでしまうようで怖くて出来ない。
…
そんな効率重視、完全主義による焦りやプレッシャーを日々感じる人には是非読んでほしい一冊です。
自分の能力が有限であるという現実を受け入れるのは辛いですが、「完璧でなくても大丈夫」という安心感や癒しを得るためのアドバイスが数多く紹介されています。
day10のライフタスクの章で、
人生の岐路で悩んだ場合は、「自分がどうしたいか」ではなく、「人生が自分に何を求めているか」と問う。
という視点は面白かったです。
Posted by ブクログ
再読に耐える本だと思います。なんでベストセラーになってないんですかね?
まあ、普通に生きている人というより、なにかを拗らせた人にブッ刺さるような内容だなとは感じました。優等生タイプに効果抜群かと。僕には刺さりました。有限性を受け入れて生きていきたいですね。
Posted by ブクログ
「世界は思い通りにできる」という思い込みを手放すことを教えてくれる一冊。なかなか実現は難しいが、「どこに行っても問題は必ず起きる」と腹をくくれば却って気が楽になるというのはその通りだと思った。雨が降るかどうかヤキモキするのではなく、土砂降りの中でもずぶ濡れになって進めばいい。
Posted by ブクログ
人生は予測不能だからこそ面白いんです。
時間を有意義に使うには、とにかく行動すること。準備ばかりして人生を終えないことです。
完璧な状況というのはなかなかやってこない。
質より量に目を向けていきましょう!
仕事に集中する時間は3-4時間程度で十分パフォーマンスを発揮できる。知的労働は特に。
Posted by ブクログ
「限りある時間の使い方」と内容は重なる部分も多かったが、やはり意識しなければならない重要なことばかり書かれていた。
読んで損はない。
完璧主義で何も成し遂げられていない人
時間をうまく使えないと感じている人
におすすめしたいです
Posted by ブクログ
本書を読む目的:
自身が完璧主義気味であるため、有限性を楽しめる考え方を学びたい。
個人的まとめ:
問題の後には違う問題が発生するという「不完全」な人生を受け入れることで、自分にとって"今"大事なコトに向き合うことができる。
感想:
表紙に心のリトリートとあるように、「完璧」を求めて荷物を背負いまくっている人々のための、休憩所のような本だと感じました。
僕個人としては以下のような学びを得ることができたかなと思います。
1. 人生はいつまで経っても「不完全」
・問題の先に待っているのは新たな問題であり、"解決しきった状態"というのは幻想であると受け入れることで、良い意味で肩の力を抜くことができる。
2. 問題のない世界はつまらない
・問題は悪いことと捉えがちだが、考えてみれば問題のない世界というのはひどくつまらないのかもしれない。(問題がないことが問題になるとも考えられる。)
3. 確かに存在している"今"すべきことをする
・不確実な未来のことばかり考えず、目の前にあることにしっかりと向き合うことが大事なのではないか。(そもそも"今"の連鎖が未来となるのでは?)
Posted by ブクログ
一通り、高い意欲で取り組み続けた上での伸び悩み時期におすすめ。
完璧主義はゴールがなく,首をひたすらに高い基準で締め続けるだけ。
なるようになる。
気付けば努力し続けるため、このメンタルを根底に持ちながら並行稼働。
啓発3、本書立ち返り、のサイクル。
Posted by ブクログ
★人生を変えられるタイミングは、つねに「今」だけだ!
時間は限られているのに、すべてをこなそうと日々奮闘して疲れ果てていますよね…
著書はそんな勝ち目のない戦いに対して「不完全主義」という言葉で、本当に大切な目的に注げるように説いています。
完璧主義→不完全主義の大切さを学んで、自分の人生を豊かにしていきませんか?
■心から大切に思うことを選び、そしてわずかな時間、15分ほどでいいから、そのことに手をつける。今日から始める。それだけだ。とてもシンプルな答えだが、これがほかの何より難しいのもまた事実である。
■「やったことリスト」を作ってみる
■ルールに縛られない
毎日やる→「だいたい毎日やる」
■集中力を要する仕事を3~4時間に絞ると、仕事がもっともよく進む。
▲まとめ
自分はいつか死ぬという現実。
人生は瞬間の連続であり、ひとつの瞬間の過ごし方はほかの無数の選択肢から選びとったものであるという現実。
その選択は痛みをともない、選ばなかった道はどんなに惜しくても捨てるしかない。
心が傷つかなくなる日は訪れないし、物事はいつだって思いどおりに進まない。
Posted by ブクログ
学びたいこと、やりたいことが、なかなかこなせずに重荷になってしまい、そのことにいつも苦しんでいる、そんな私に特効薬の一冊でした。とくに私に響いたのは、
- DAY2 頼りないカヤックで漕ぎ出す
- DAY5 読まなければならない本はない
- DAY6 自分の戦うべき戦いを選ぶ
- DAY11 物置小屋に行ってみる
- DAY13 仕事は3〜4時間で切り上げる
- DAY15 「難しい」を「簡単」に変える
- DAY21 集中力を高めない
でした。
これまで何度も耳にしてきた、今を生きるという言葉をより深く理解できた一冊でした。少し心が軽くなりそうです。
Posted by ブクログ
僕はどちらかというと完璧主義者(頑固者?)です。変なこだわりが強く、自分が思っているとおりに事が進まないとイライラしてしまうし、やる気をなくしてしまいます。たちが悪いのは「自分のせいではなく周りのせいだ」と考えてしまうことがあること。
本書を読んで、自分の中で一番変化したのは、うまくいかないことがあっても「そういうもんか」と思えることが増えたことです。すべてに対してそう思えるわけではありません。イライラすることもあるし、落ち込むこともあります。しかし、ふと立ち止まって、「何でイライラしているんだろう?」「僕はどうしたらよかったんだろう?」と思えるようになりました。
ちょっとした変化ですし、そもそも子どもみたいな思考だったので救いようがないですが、僕にとっては少し気持ちが軽くなった気がします。
もう一つ、クライアントワークの中で、「こう言ったら相手はどう思うか」「連絡ないけど怒っているかな」といつも不安を感じていましたが、「返事がきてから考えよう」と思えるようになってきたことです。
本書は決して「なんとかなる」や「頑張っても意味ないよ」という投げやりなことを伝える本ではありません。でも力の入りすぎた肩を、少しだけ楽にしてくれる、そんな優しい本です。
Posted by ブクログ
うん、不完全主義か。
わりと実践できてるほうかな〜って感じやけど、言語化されるとなるほどと思いました(小並感)
どっちかというと前作(限りある時間の使い方)の方がツボかも。
Posted by ブクログ
完璧主義は、得てして人生を陳腐なものに変えてしまう可能性がある。そもそも、人生とは楽しいものなのに。
完璧主義の人の特徴を的確に捉えており、そして単純な助言をするような、自己啓発系のよくある言葉は控えており
一貫して人間の心理的な見地から話が進んでいく。逆に、一貫しているあまりに、内容は反復しているところはあった。
Posted by ブクログ
不完全主義という、現代の常識とは真逆の提案をする本。
仕事において完璧であることが正とされて、不完全は正しくないと考えられる風潮がある。
いわゆるミスを許さないという考え。
SNSが普及をして、企業の失敗に対して、世間から厳しいバッシングがあることも影響している。
このような世の中において、不完全でも良いという、世間の常識に対して一石を投じる本。
Posted by ブクログ
読み終えると心が軽くなる。冷静に考えてみると人間は寿命があるので有限な生き方をするのが当たり前。うちなる自分を外面の他人と比べるのはおかしいと学んだ。
Posted by ブクログ
不完全主義という考え方
今まで学んだことの逆をいく考え方に感じた。
その一方で少し考え方や仕事や人生について
楽に考えていけるきっかけをもらえた気がする。
Posted by ブクログ
出来もしないのに完璧主義なところがある私。
まさに自分のような人に向けられた本だった。
元々怠け者体質な人が読むと、自分を肯定出来て、さらに怠け者になってしまうかもしれない。
まず、全てを完璧にこなすということ自体に無理があるよなとつくづく思う。
完璧にしたい!と思うあまり、なかなか一歩が踏み出せなかったりするのも本末転倒。
目の前のことをひとまずやる。だいたい毎日やる。他人の問題を横取りしない。
このあたりが、今の私に必要なことかな。
Posted by ブクログ
限りある時間の使い方を予習で読んでいると内容の理解は進みやすい。前回著書が内容とまとまりに優れていた分、本著はセクションごとに取り扱うテーマが分かれているのでやや読み進める流れが掴みにくい感じありました。もう一度読んでみた方がいいかな、とは思ってます。
Posted by ブクログ
結局は完璧な自分には永遠になれない、その事を理解することが人生を楽しむため、より良くする為にに大切なことなんだと思った。理想通りの未来ではなくても今を楽しむ余裕を持った生活をしていきたい。(それ自体が理想の自分になってしまうのだけど)
Posted by ブクログ
とにかく読みやすい本だった。無理にあがかないこと、ついつい完璧を目指す態度をみなおせば、もっと人生を楽しめるんじゃないかと提案してくれる。
『だいたい』で良いんだ。全力を出し切ったことが奨励されている中で生きてきているが、力を抜く方法も自分流に模索して、メリハリをつけることが大事。でも、とにかくやり続けることは必要。
Posted by ブクログ
前著の「限りある時間の使い方」で衝撃をうけたオリバー・バークマンの最新作。ビジネス書の類で著作者を決め手にして購入したのはこの方が初めて。
本書では「不完全主義」というキーワードをもとに、完全主義では人生は困難であったり、完璧でないからこそ豊かな人生を歩めるのだと説いている。
著者の表現で気に入った点は「人生はカヤック。スーパーヨットに乗っているわけではない」である。
自己啓発でよくある「〇〇を実践したら夢が叶う」「〇〇で人生が変わる」などは、水上を颯爽と滑り、乗っているだけで目的地につくようなスーパーヨットのように思える。しかし、実際はただ浮遊しているだけで、進んだと思ったら元の位置に戻っているような意味のないこと。
現実は自身でオールを握り、目的地も全く見えない大海原を漕ぐ感覚であること。時には素晴らしい景色を見れるかもしれないが、波に飲まれ自身を見失うこともあるということ。その全てを受けれることが大切と本書で学んだ。
自身の思いは仕事やプライベートにおいて、境界はなく一つの人生であること。何かを手に入れようとすれば、何かを失う。誰かに認めてもらいたいと思って完璧に物事を進めようとすると、どこかでしわ寄せがやってくる。
人生を豊かに生きるためには、諦める部分があってもいいし、完全体を目指して何かに打ち込んでもよいと思う。その全てが自身の人生であり、充実感を味わえるのだと思う。人生を良い意味で「割り切る」というスタンスを大事にしたい。
Posted by ブクログ
自分の中にうず高く積みがったタスク(本・漫画・ゲームなどなど)をすべて解消しようと今まで頑張ってたが、すべて解消される日なんか一生来ないという記述を読んで、なんだか肩の荷が降りた気がした。
Posted by ブクログ
特に可もなく不可もなく
4週間で人生を変えようという、著者もできる人はいないであろうというていで書いてあるが、生き方を簡単に変えることはできないのは間違いない
むりに4週間でどうこうではなく、今生きるのに厳しいと感じている人が、重荷を下ろすためのヒントとして読むのがよい内容
不完全主義というタイトルの通り、時間には限りがあるし、完璧には自分をコントロールできないし、コントロールできないことこそ良い、みたいな内容
1.自分の有限性を受けとめる
2.不完全に行動を起こす
3.握った手をゆるめる
4.人生は今ここにある
Posted by ブクログ
自分の不完全さを認めてよく生きることをテーマにした本。ある種の自己啓発本とは真逆にいくのだけれど、それほど新鮮さはなかった。
印象に残ったのは以下。
やっていないことばかり目に入るが、やれたことを理解できていない、だからやれたことリストを作ろう。
自分の戦うべき場所を決める、解決できないグローバルや社会課題を無駄に追わない。できることを解決すれば良い。
自分が人生に求めている目的のため、努力と困難を伴うライフタスクを探す。それは壮大な使命ではなく、目の前に起きる課題だ。
だいたい毎日でいい、週5くらいできたらOKと考える。
思い通りにいかないほうが満足度が高いこともある。思い通りにいかないことを前提にする。
過去をまっさらにして新しくスタートなんてできない。なぜならすでに今の自分があるから。ここから何ができるかを考える。
などなど、ある種あきらめというか、そう言うもんだよね、と受け入れるための本なのかなと思った。
Posted by ブクログ
「自分を大切に、力まず力を抜いて、今を生きる。
自分の感性を信じて楽しもう。
不完全さを受け入れて、自分の選んだ今を味わおう」
内容はこんな感じなのかなぁと思いながら読み終えた。始めは、ネガティブな内容だなぁってなかなか頭に入ってこなかったけど、ジワジワと効いてきた。
「あなたがこの世界に生まれてこない可能性はいくらでもあった。
それでも運命は、このめちゃくちゃな世界にあなたを放り込んだ。
あなたはここにいる。今、この瞬間に。」
当たり前の様に生きてるけど、確かにこの世に生まれていない可能性もあったんだよなぁ。
Posted by ブクログ
やることが次々と出てくる状況を受け入れ、少しずつでも手を付けていく。
すぐ片付くことをやっていっても、やることはどんどん出てくる。そんな状況で大きなタスク、自分がやりたいことにどう向き合うか。 結局、完璧になることはないと受け入れてやっていく、それで気持ち的にも楽になると本書は話す。自分は世界の中でほんの小さな存在だと自覚すれば、そんな自分のやりたいことはなんだろうかとも考えることもできる。
ちょっと悲観的に感じるかもしれないが決してそのようなことはなく、個人的にとても納得感を感じながら読み進めていけた。
前著も名前は聞いたことあるが、こちらも読んでみたくなってきた。
Posted by ブクログ
自分の不完全さや、面倒ごとや困難も
ありのまま受け入れなよ、
そうしたら楽になるよと
たくさんの偉人たちの言葉とともに解く、人生哲学の本。
直訳っぽくて読みづらい部分もあるが、
悩んでいる時に読むと染みる。
Posted by ブクログ
完璧を目指したところでキリがなくて不幸だから、不完全を受け入れて今を重視して生きようという考えを説いた本。
とんでもなく膨大な量の引用を元に、誰々はこう言ってる、こう書いてる、なのでこう、みたいな展開に終始する。
体感的には、1/3~1/4くらいは引用だが、とはいえ、とても自分で目を通せる量ではないので、まとめ集的な価値は高いかもしれない。
”今起こっていることの価値は、いつかのために取っておくことよりも、その場で体験することにある。”
出先で写真撮影に夢中になったりすることを思い浮かべて、ハッとさせられた。