高橋璃子のレビュー一覧

  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

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    話題になったのは3年も前。
    気になっていた本書をようやく読むことができた。

    タイトルにあるように、おもに女性が担ってきたケア労働が無償ゆえに経済学の中で無視されてきたことについての本。

    面白かった。
    しかし後半はちょっとダレてしまい、ズルズルと惰性で読んだ。
    アダムスミスの母、従姉妹、偉いよなあ…
    女性たちがあげ始めた声、発展途上国の躍進、世界はもっといい方へ行こうよ。

    大学でほんのわずか経済をやったとき、えー、ニンゲンはこんなことしないよー、と思った不満を思い出す。
    みんな同じことを思っていたんだなと安心できた。

    以下、印象に残った箇所を引用。

    ある人は1日に200回手を洗い、ある人は車を運転するとき何がなんでも左折を避ける。スポーツを10時間連続で見つづける人もいれば、バスルームの床を15時間磨きつづける人もいる。あなたの頭は応援するチームの勝ち負けでいっぱいになり、あるいは床のばい菌でいっぱいになる。人生に苦しんで自殺する人もいる。それは経済の合理的なロジックにおさまらないできごとだ。鍵のかかった箱に入れられ、誰からも見えないところに隠されるできごとだ。
    精神疾患がある人の多くは、自分だけが正気なのだと考えている。私の強迫行為は狂っする正常な反応だ。病棟の明かりが消え、あなたは恐怖に叫びだす。喉の奥から絞りだされるその音は、しかし単にひとつの要求である。世界は決められたコースに沿って進んでいく。悪魔の回転木馬は回りつづける。費用対効果を考えろ、無駄なことをするな。一列に並び脇目も振らずに行進する軍隊のなかで、あなたはひとりぼっちだ。ひとつのロジック、ひとつの世界、誰にも顧みられずにひとりで死んでいく人。
    これが私たちのすばらしい世界だ。

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    2024年07月10日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

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    マクロ経済学の復習がてら通読。池上彰の訳だからか、分かりやすい表現が多く高校生とかでも全然読めると思う。

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    2024年06月19日
  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

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    経済には心がないという言葉に衝撃を受けた。確かにそう思うと、自分を取り巻く理不尽な環境に納得がいく。
    女性が排除された経済の世界。自分が漠然と思っていたことを論理的に説明がされていて、世の中の捉え方について勉強になった。

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    2024年05月21日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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    具体例が多く分かりやすいが、理論的な話はほぼ出てこないため、理論を学びたい人には向かない。
    あくまで「考え方」を学ぶための読み物という印象。

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    2024年04月23日
  • マンガでよくわかる エッセンシャル思考

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    部屋の片付け方の本を読んだ時に、生き方そのものにも通じるなと感じたが、エッセンシャル思考はまさに思考の片付け方だなと思う。
    自分にとって本当に必要なものを見極めて、不要なものは思い切って捨てていきたい。


    [覚えておきたいこと]

    ☆エッセンシャル思考の3つの基礎
    ①選択
    「やらなくては」→「やると決める」
    ②ノイズ
    「どれも大事」→「大事なものはめったにない」
    ③トレードオフ(何かを選ぶために何かを捨てる)
    「全部できる」→「なんでもできるが、全部はやらない」
    「何をあきらめるか?」でなく、「何に全力を注ごうか?」と考える!

    ☆正しく「減らす」技術
      =「見極める」→「捨てる」→「仕組み化する」

    ☆「見極める」ために集中して物事を考える時間をつくる。一つの問題を考え続けるのでなく、視野を広げて多数を検討する。

    ☆遊びはストレス軽減だけでなく、脳の柔軟性と順応性を高め、創造的にしてくれる。

    ☆他人や偶然によって決められたり、仕方なく消去法で選ぶのではなく、自分自身で選びたいから選ぶ。90点以下だと思うものはノー。

    ☆本質目標(シンプルで具体的、刺激的、測定可能な目標)を定める。

    ☆人は自分が所有しているものを実際より高く評価しがち(授かり効果)。
    →「もしまだこれ(このチャンス)を持っていなかったら、手に入れるためにどれだけのコストを払うか?」と考えてみる!

    ☆いつもやっているからという理由でやめられない(現状維持バイアス)ことをゼロベースで見直し、試験的にやめてみてから本当にやめる。

    ☆少しずつでも進歩しているという手応えが、意欲的に前進するために最重要。

    ☆過去や未来のことにとらわれず、「今、この瞬間」に集中する。
    「今、何が重要か」を考え「今すぐやるべきことリスト」の優先順に一つずつ集中してする。



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    2024年03月22日
  • アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

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    もっと若い時期に読んだら一面的だと反発していたかも。おっさんになった今なら素直に読めました。思春期の子どもに読ませるのに良いかもしれません。

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    2024年03月09日
  • 強いチームはオフィスを捨てる 37シグナルズが考える「働き方革命」

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    コロナでリモートワークが当たり前になる
    前からこのような本で提唱されていたことは
    驚きでした。

    システムが整っているのになぜ企業は導入しないのか
    いささか疑問に感じました。

    リモートワークの活用で社会がもっと
    働きやすくなったらいいのにと思いました。


    メモ
    部下は怠け者だという前提でマネジメントしていると
    部下は本当に怠け者になる。

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    2023年09月16日
  • 無意識のバイアスを克服する 個人・組織・社会を変えるアプローチ

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    「子どもが真面目なつもりでおかしなことを言ったとき、けっして笑わないようにしている」

    大事ですね。
    自分でも意図しない無意識のバイアス、
    乗り越えたい。

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    2023年08月16日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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    ミクロマクロ共通して、初版が2010年代前半のため、各種データが古い点はあるものの、instant economistという観点では、色褪せていない。

    例えが平易で非常にわかりやすい。
    自分の場合、恥ずかしながら大学でも経済を学ばず、診断士試験で初めて学んだレベル。

    合格のための知識ということで、偏ったインプットを解消すべく読んでみたが、幅広に、かつ小難しくなく書かれている。タイトル通り入門書。

    ---------
    ・経済は、トレードオフ。報道の裏にいる報道されていない人にも想像を広げるセンスが大事。

    ・福利厚生は一方的なプレゼントに感じるが、会社の行為ではなく、労働者が生み出すものの価格である。
    →出井さんの住宅補助不要論

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    2023年08月13日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

    Posted by ブクログ

    ミクロマクロ共通して、初版が2010年代前半のため、各種データが古い点はあるものの、instant economistという観点では、色褪せていない。

    例えが平易で非常にわかりやすい。
    自分の場合、恥ずかしながら大学でも経済を学ばず、診断士試験で初めて学んだレベル。

    合格のための知識ということで、偏ったインプットを解消すべく読んでみたが、幅広に、かつ小難しくなく書かれている。タイトル通り入門書。

    ---------
    ・経常収支が黒字であることの1つの理由は、国民の貯蓄率が高いこと。

    ・新古典派は、供給が需要を生むという主張。供給が増える→売れて会社と従業員にお金が入る→そのお金が消費に回る。

    ・ケインズ派は需要がそれ自身の供給を生むという主張。なぜなら不況になっても潜在的な供給力は低下しないため。なので、財政政策で需要を増やす。

    ・供給は比較的安定しているが、需要はアニマルスピリットによる非合理的な判断が介在することで、不規則に揺れ動く。

    ・デフレによってもたらされた不況には、金融政策が効かない。例えばデフレ率が5%の状況で、仮に名目金利を0%にしたとしても、0-(-5)で実質金利が5%までしか下がらないため。

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    2023年08月13日
  • エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

    購入済み

    仕事に追われている人へ

    自分のことを言われている気がした。毎日、何もかもやろうとして、結局全部中途半端になってしまう。一度でも例外を許したら、その後は例外だらけになってしまう。まさにそのとおり。将来後悔しても、今このときに戻ることはできない。それだったら今やるべきことを絞って、それ以外は何もやらない。自分の心と時間は自分にしか守れないのだから。実際に行動に起こすことは難しいけど、少しずつ、積み重ねていけばいつかそれが定着してくる。そう思って流されずに生きていこうと思える本だった。

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    2023年08月11日
  • あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

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    冷戦が終わって、社会主義は間違っていた「資源の再配分に市場原理より良いものはない」、とされるが本当に資本主義の一人勝ちなのだろうか?農業社会的倫理が衰退する20世紀以降「労働力の商品化」による人間疎外が避けらないのではないか?、ロシア革命後、「女性部」が設立され女性閣僚となったコロンタイは女性の労働参加のための様々な施策を提案したが、’24年レーニンが死にスターリンが権力を握るとノルウェー大使に左遷され、女性抑圧は復活した/産業社会の一員として自由競争するのはシングルマザーは過酷だが、結婚しての出産にしても男ばかりが得する感がある/ではどうするか?かつて東ヨーロッパの社会主義国にはそれぞれ独自の性倫理があって、いずれも資本主義国よりは女性に優しかった…

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    2023年08月02日
  • マンガでよくわかる エッセンシャル思考

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    1日で読めるところが良い。ある程度仕事できる人が陥る罠はあるあるだが、そこで絞り込むのか、やり切る方法を考えるのかは職種状況により異なるかなーと思った。

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    2023年07月05日
  • マンガでよくわかる エッセンシャル思考 【無料試し読み版】

    ネタバレ 購入済み

    漫画でサクッと

    99%の無駄を捨てろ――
    99%とは言わんけど、都会で働きたい! 結婚もしたい! 子供も都会で! 保育園落ちた日本〇ね! みたいな強欲な人はあれもこれもって、他人ん我慢させ、他人から奪ってばっかりだな……と思っていたけども。
    簡単に捨てられるというか、捨て続けたらもう解脱しそうな気がする。

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    2023年05月27日
  • マンガでよくわかる エッセンシャル思考

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    ノリが「進研ゼミ」なのは読んでて吹いた。

    まあでも結局何でも安請け合いする人って、一定のライン超えると目に見えて負債抱えてるように見えるからこういう考え大事だよなぁ。
    グレッグ氏の本を機会があれば読みたい。

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    2023年03月09日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

    Posted by ブクログ

     ミクロ編では、企業間の競争や技術の発展によって、市場がどのように動いているかを学んだ。マクロ編では、経済成長や国際収支など国レベルに範囲を広げて、市場と政府の関係について述べられている。ミクロはより身近な話題を、マクロではニュースなどで議論される内容を取り扱う。

     経済成長のためには、金利やインフレ・貿易による資金の移動など様々な原因が絡み合っており、誰もその動きを完璧に読み解くことはできない。しかし、その傾向を知ることはできる。

     お金の価値は、儲けが出ることを見越して、投資される。それは、銀行を通すことで行われるのでデータ上で金銭の移動が発生する。そして、貸した側はリターンを利子付きで返済してもらうことで、お金の量は増えていくのである。そのような取り組みが結果的にインフレやデフレとなり、経済成長に変化を起こすのである。

     インフレ率が高くなりすぎると、物価が上がりすぎてしまい、商品を買うことがでいなくなってしまう。そのときは、金利を引き上げることで投資の意欲を引き下げる。すると、インフレの上昇を食い止めることができる。

     また、国レベルでの投資が行われると、投資された国は資金ができる反面、儲けを出さなければならない。この現象が如実に表れているのがアメリカである。アメリカは財政赤字を減らすか、国民に貯蓄をしてもらうなどして投資されることによる赤字をいずれ減らす必要がある。

     また、経済の発展および縮小についての一定の傾向であるセイの法則、ケインズ派というものがある。セイの法則は供給が需要を生む、ケインズ派は需要が供給を生むとされる考え方である。ただ、実際では短期的にはケインズ派、長期的にはセイの法則が重要になるとされている。

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    2022年11月27日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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     アメリカの経済を中心にしているからか、知らない用語が多いためか気軽に読むのには向かないと思った。ただ、普通に生活していれば経済学の大まかな概念を知ることは無いので、読んで損はない。

     本書では、需要と供給、貧困や福祉、情報の非対称性が経済にどのように影響をもたらすのかを事実を基に述べている。

     経済学は、何をどうやって社会が生み出し、誰が消費するのかを軸に考えることが大事である。さらに、物事にはトレードオフがあるので、全てを一方向のみに進めることはできない。コストがどこにかかるかを順を追って考えることが大切だと思う。

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    2022年11月27日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

    Posted by ブクログ

    自分も経済知識がある方では無いけれど、それでもなんとなく元々知っていることが多かった。広く浅く取り扱っている感じで、大学生くらいが読むにはちょうどいいかも。

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    2022年11月03日
  • あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

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    少し冗長的だが、性を経済学的からみたアプローチや、参政による政治的影響がわかりやすかった。良い意味で内容はちょっと古い感はある。怖いもの見たさであえて社会主義の本を読んだが、私にとっては新鮮だった。ただ物事はイチゼロではなく濃淡があるものなので、どちらが良いと言う意見に対しては懐疑的。

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    2022年08月11日
  • リモートワークの達人

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    「面接の時の適性検査は要らない」という主張はその通りだなと。そのかわりに仕事の成果となる作品等などを見せてもらう。理にかなっていると思いました。
    リモートワークの利点だけでなく、きちんと区切りをつけないとかえって働きすぎる危険があることなども指摘されていました。
    意外だったのは、リモートワークの職場こそ、ポジティブな考え方が出来たり、人とうまくやっていくコミュニケーション能力の高い人が求められるという点でした。
    翻訳も上手なので、読みやすい一冊です。挿画も可愛い。

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    2022年07月19日