井上雅彦のレビュー一覧

  • 蠱惑の本~異形コレクションL~

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    異形コレクションついに50巻目。そしてテーマが「本」って。あまりに魅力的すぎる一冊です。まさしく本好きのための一冊。いろいろと恐ろしい本も登場したりしますが、それはそれでやはり魅力的。読んでみたく……なる?
    お気に入りは澤村伊智「恐 またはこわい話の巻末解説」。これ自体の物語としての魅力ももちろんなのですが、ここで解説されている架空の物語たちのなんて魅力的なことか。読みたい。これ全部読みたい。
    倉阪鬼一郎「蝋燭と砂丘」も、じっくり浸りたい一編。たぶん、怖いといえばこの作品が一番怖かったと思います。俳句もじわじわときました。
    斜線堂有紀「本の背骨が最後に残る」も惨いながらも素敵な物語で印象的です

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    2021年04月13日
  • 発達障害&グレーゾーンの小学生の育て方

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    小1の子を持つ親としては、「学校生活で困るかもしれないリスト」として役に立った。今後新たな困り事がでたら、目次で探して読んでみるのも良いかも。1つずつ深掘りとまではいかないが、広いジャンルをカバーしてると思う。
    また学校の先生へ子供の困り事を伝える時に、簡潔にまとめる伝え方の参考になるなと個人的に思った(トピックごとのタイトル等)
    小学校入学前でも読むとイメージが付いて良いと思った。

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    2021年01月19日
  • ダーク・ロマンス~異形コレクションXLIX~

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    「異形コレクション」復活! そしてテーマの「ダーク・ロマンス」ってどういうのだろう、と考えてみましたが。案外と「ロマンス」の概念は広いものなのですね。だけどどの作品にも魅了されてしまうことは間違いなしです。
    お気に入りは井上雅彦「再会」。一番最後に収録されているのだけれど、これってシリーズ再開のファンファーレにも思えて、どうしようもなく気分が高揚してしまいました。豪華絢爛なイメージの美しさに圧倒されます。
    図子慧「ぼくの大事な黒いねこ」は猫好きにとっては外せない一作なのですが。しかもこの猫ってあれですか! 読む人にとっては恐ろしく感じるのかもしれませんが。しかしそれでもやはり猫は可愛くて魅惑的

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    2020年11月30日
  • 保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック 子どもの行動を「ありのまま観る」ために

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    忘備録 ? 立ち止まって考えてみよう。「何のためにその子に対して指導しようとしているのか」
    ? 行動を理解するということ=そのこを理解するということ

    ? ABA的に子供を理解するということは、
    ? こういう風に関わる(その場の状況を含める)と、この子はこのように行動する。こういう風にかかわると、この子はこんなにうまく行動することができる。
    ? ? そんな「こういう風」の内容が一つずつ増えていく=子供のことがどんどん理解できる、ということ。

    ? ABAを学ぶ一番のお得は、「なぜ子供がそのような行動をしているかがわかる、その理由に基づき、具体的にうまく子供と関われる方法が分かる=子供が理解でき

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    2026年02月21日
  • 夜会 吸血鬼作品集

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    耽美な吸血鬼短編集。映画だとグロテスクなB級じゃなくて、カトリーヌ・ドヌーヴ&デヴィッド・ボウイの「ハンガー」とか、トム・クルーズとブラピの「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」とかって感じ。

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    2017年12月02日
  • 夜会 吸血鬼作品集

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    吸血鬼テーマのホラー短編集。っていうとワンパターンかと思いがちですが。それがなかなかバラエティに富んでいて、読み飽きません。「吸血鬼」という解釈がかなり広くもあるので、かなりいろいろなテイストの作品が楽しめます。
    お気に入りは「祝杯を前にして」。正直なところ、すべて理解できなかったのは残念だけど(ひとえに知識不足)。それでも最低ブラッドベリの「集会」を読んでいればある程度はわかるでしょうか。何とも豪華で、わくわくして、そしてほんの少し切ない作品です。
    「吸血魔団」もいいなあ。実に華やかなサーカスの世界が色鮮やかに浮かぶようで。これも怖いというよりは、わくわくして楽しめてしまう作品でした。

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    2017年10月05日
  • 夢魔の幻獣辞典

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    ネタバレ

    妖怪、幽霊、怪物、幻獣…。そんな言葉にときめいてしまう僕にはまさに夢のような作品でした。続編出して。

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    2014年08月19日
  • 家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46 自閉症の子どものためのABA基本プログラム

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    療育というと何をしたらいいんだろう・・・と悩む方も多いかもしれませんが、この本は題名の通り「家庭で」「無理なく」「楽しく」できる課題がたくさん掲載されています。

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    2011年01月06日
  • ホラーセレクション 平成都市伝説

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    「都市伝説」テーマのホラーアンソロジー。「都市伝説」そのものがもともとホラーなんだから、このテーマは面白くないはずがない!
    ユーモアの効いた梶尾真治「わが愛しの口裂け女」、異形テイストがとことん溢れる井上雅彦「飢えている刀鋩」などなどどれをとっても逸品ぞろいかなあ、という気がするけれど、個人的に気に入ったのは北原尚彦「怪人撥条足男」。「ばね足男」についてはあまり知らなかったのだけれど、このラストでやられたなあ、という思いがいっぱい。

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    2010年02月02日
  • くらら 怪物船團

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    『海』と『サーカス』と『クララという名の少女』を軸とする小説。
    ホラー世界の海というものが好きな方におすすめ。

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    2009年10月04日
  • 夢魔の幻獣辞典

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    こうした短編集の手法で魅せてくれたら、井上雅彦氏に並び立つ人はそうそういないのではないでしょうか。
    今回の短編集も美しく切なく哀しくて、一つ一つ素敵でした。
    この書き口がたまらないのです。

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    2009年10月04日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    読みやすいホラー短編で読みやすかった!
    個人的に好きな作品は
    ●綾川行人の「再生」
    テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
    人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。

    ●福澤徹三の「五月の陥穽」
    窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
    サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公

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    2026年03月07日
  • 屍者の凱旋~異形コレクションLVII~

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    ホラー。短編集。
    テーマは屍者。大体はゾンビ。
    テーマが好きすぎて、どの作品も面白い。
    グロイ作品から緩い雰囲気の作品も。
    基本はグロが好みだが、コミカルなホラーも結構好き。
    今読むべきホラー作家の顔触れが分かるのもありがたい。
    ビジュアル的には上田早夕里「ゾンビはなぜ笑う」、作品の構造的には空木春宵「ESのフラグメンツ」が印象的。
    特に好きなのは以下2作品。

    久永実木彦「風に吹かれて」
    風に吹かれるし死体。どうしたらこんな発想ができるのか…。『わたしたちの怪獣』でも思ったが、この著者のアイディアは凄い。

    斜線堂有紀「肉霊芝」
    臓器のなる木。相変わらずエグイ世界観、実はいつもより控えめか?

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    2026年02月21日
  • 屍者の凱旋~異形コレクションLVII~

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    ネタバレ

    生ける屍=ゾンビ…と一くくりにはできないようだ。
    いわゆる古典的なゾンビパニックものはなく、どれも工夫がなされている。個人的な話のほかは、いずれもシステムとしてゾンビ化を描いているのが、コロナ禍を経た今流だろうか。

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    2025年11月05日
  • 屍者の凱旋~異形コレクションLVII~

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    異形コレクションアンソロジーLVII
    墓地から這い出るもの、闇を彷徨い、群れ集うもの……。多種多様なゾンビが跋扈する世界。
    生ける屍を巡る15篇。


    ゾンビをテーマにしたアンソロジー。
    一言でゾンビと言っても、ホラーからSF、ファンタジー。いわゆる一般的に想像する動く死体というグロテスクなものから、死者との恋や近しい人を亡くした喪失感を描いたもの、ゾンビになった後の自我を描いたもの、ゾンビの存在する世界での人間の醜さを描いたものなど千差万別、15話それぞれの「生きる屍」の物語を楽しめます。
    どれも外れなく面白い。

    印象的だった話をいくつか紹介。
    『ESのフラグメンツ』空木春宵
    実験的なペー

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    2025年10月21日
  • 発達障害&グレーゾーンの中高生の育て方

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    具体的な対策がためになった。
    ⚪︎片付け
    とにかくわかりやすく、具体的指示を、スモールステップで。
    ⚪︎勉強
    勉強スペースを遊びスペースと分ける。好きな科目から。ホワイトボードなどで見える化。スケジュール管理や、忘れ物をしない仕組みづくりを。

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    2025年08月25日
  • ダーク・ロマンス~異形コレクションXLIX~

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    知人に勧められたホラーアンソロジー。
    私でもしっている著名な作家陣の作品を一冊で楽しめる豪華仕様です‼︎
    他のシリーズも読みたい‼︎

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    2025年08月24日
  • ギフト~異形コレクションLIII~

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    短編集って短すぎて話が軽かったり、
    反対に詰め込まれ過ぎてよく分からなくなってしまったりと
    あんまりいい印象なかったんですが、
    異形コレクションはどれも1話1話の分量がいい!
    話の濃さと1話の長が絶妙!どれもいいって凄い。

    斜線堂さんの「痛妃婚姻譚」が話好きすぎる…

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    2025年08月04日
  • ヴァケーション~異形コレクションLV~

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    ネタバレ

    これだけ短編入ってて
    どれも興味深いのは本当にすごいことですよね。
    たまに意味が分からない、そもそも理解できないものも…
    もちろんそれも異形コレクションの楽しさ笑

    私は「記憶の種壺」の世界観と
    自己犠牲の愛が好きでした!

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    2025年08月04日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    8篇のホラーアンソロジー。
    どの作品もすんなりとその世界に連れて行ってくれてとても楽しめた。
    「よけいなものが」(井上雅彦)では、短い会話文の中に違和感をするっと埋め込んできていて凄かった。気づいたときには役割がひとつズレて堂々巡り。抜け出せるきっかけが見つからない。
    「依って件の如し」(岩井志麻子)はバラバラに思えた話がひとつに繋がってゾッとさせられ、読後に余韻を残す話だった。
    「ゾフィーの手袋」(小池真理子)は主人公が何ひとつ悪くないのでひたすら気の毒だったのだが、あっさりした文章が好みだった。

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    2025年05月16日