井上雅彦のレビュー一覧

  • 発達障害&グレーゾーンの小学生の育て方

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    困りごとに、具体的な解決策が記載されているので読みやすく実践しやすい。また複数人からの実例があるのでありがたい!

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    2025年12月14日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    綾辻行人の「再生」が読みたくて購入。もちろん面白くて(すごく怖い!)他の作品もどれも読み応えありました。ホラーは初心者ですが、だんだん好きになってきました。

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    2025年11月04日
  • 屍者の凱旋~異形コレクションLVII~

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    ネタバレ

     ゾンビ大好き人間として大満足の作品集でした。多種多様な屍者たちに歓喜。どの作家さんの作品も素晴らしかったです。1番のお気に入りは「ゾンビはなぜ笑う」です。激しい戦闘シーンも良かったんですが、あやはさん、湊さんの想いとかに悲しくもすごく切なくなりました。

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    2025年01月02日
  • メロディアス~異形コレクションLVIII~

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    異形コレクション、音・音楽がテーマということで今回初めて読んだのだが、どの作品も面白くて好きなネタしか流れてこない回転寿司かよ。になった。様々な角度の切り口の話が並んでいることもそうだが、収録話の並びも秀逸。個人的には平山夢明「楽庭浄土」、空木春宵「h〇le(s)」、芦花公園「ヨナにクジラはやって来ない」の並びが特によかった。
    にしても、芦花公園先生の書く日常からシームレスに「異常」になっているあの感じ、「あぁ、もうこれは最悪なことにしかならない」という文章のグルーヴ感が最高すぎる、、、好き、、、
    あと、篠たまき「軸月夜」、木犀あこ「蜻蛉の眼鏡は」に出てくる額田先生が癖に刺さって情緒がめちゃく

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    2024年12月29日
  • メロディアス~異形コレクションLVIII~

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    ネタバレ

    音楽や音をテーマにした物語たち
    音は耳から入ってくるものだが、それを文字で聞かせてくれる。匠の技、お見事です
    この一冊に流れてる音は、文字の世界だからこそ感じられる怖さ、痛さ、心地よさなのだろう

    【不思議】合唱中に謎の声が聞こえる!?音楽史に残る不思議な話「天使の声」について解説【恐怖】.mp4 『梨』

    作者の名前の短さに反比例したタイトルの長さ
    束の間、この一文をタイトルと認識できずにいた。ネット動画のタイトルを紙の上でみると結構場違い感ある
    後で読んだ井上さんの解説で、「ホラーを作るよりも恐怖や気持ち悪い感覚を志向する作家である」に、納得した
    動画配信の会話で、

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    2024年12月22日
  • 屍者の凱旋~異形コレクションLVII~

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    今回も全編ハズレなし、大満足の一冊でした!

    上田早夕里「ゾンビはなぜ笑う」、久永実木彦「風に吹かれて」が好きだなぁ。グロと美しさが同居した情景が浮かんでくる。

    空木春宵「ESのフラグメンツ」ゾンビに意志はないものとする、という暗黙の社会通念に抗うように、ゴスロリゾンビちゃんの一人称がどんどん大きくなっていく視覚効果も含めて面白かった。

    芦花公園「ラザロ、起きないで」かつての憧れの美少女が自分より醜い腐乱死体のままでいることを望んでしまう心理に込められた色々な醜い部分が……なんていうか、イヤ!(ほめてます)

    澤村伊智「ゾンビと間違える」ゾンビがいるのが当たり前の社会になったら、まぁ当然こ

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    2024年11月15日
  • 屍者の凱旋~異形コレクションLVII~

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    背筋「ふっかつのじゅもん」
    近畿地方の〜によく似た文体。短編で読みやすかった。妻が生き返った、という突拍子もない出だしと、話の具合から、また薄気味悪いラストなのかと思いきや、ちょっと涙出た。面白かった。

    織守きょうや「ハネムーン」
    変態の純愛。狂気の愛。そんなもん納屋に隠して見つかったらどうするんや(笑)最初から狂ってたんか。
    コロナ禍ならぬゾンビ禍。
    面白かった。

    上田早夕里「ゾンビはなぜ笑う」
    せ、切ないっ!殺伐とした始まりからは予想もつかない終わり方で、上の作品とはまた違う意味での純愛だった。彼女は湊を見て笑ったに一票を投じたい。

    篠たまき「粒の契り」
    めっちゃ気持ち悪かった!!!

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    2024年06月26日
  • 乗物綺談~異形コレクションLVI~

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    今回もまた、最高の短編がギュッと詰まってて最初から最後まで面白かった!
    これもまたいつものことだけど各作家さんのテーマの活かし方が千差万別で発想力に驚かされるのと同時に、そもそものテーマ立て自体が上手いなーと感心しちゃう。

    芦花公園『カイアファの行かない地獄』、空木春宵『新型白縫譚』、久永実木彦『可愛いミミ』、篠たまき『天眼通の夢』、柴田勝家『電車家族』が特にお気に入り。

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    2023年11月27日
  • ギフト~異形コレクションLIII~

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    『痛妃婚姻譚』がめちゃくちゃツボです。大好き。
    なんて残酷で美しい物語なんだ……。

    他の作品は『死にたがりの王子と人魚姫』『もう一つの檻』『Cursed Doll』が特に好きだけどどれもハズレなしで全編面白かった!

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    2023年09月15日
  • ヴァケーション~異形コレクションLV~

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    今回もハズレなし・全編最高に面白いアンソロジーでした。
    「ヴァケーション」というテーマひとつでこんなにも幅広い物語が生まれるとは!
    そしてここまで多彩な短編を最大限楽しめる収録順に編集してお出ししてくる井上雅彦先生の手腕、さすがです。
    『サグラダ・ファミリア』→『あの幻の輝きは』の流れとか感動して涙出ちゃいますよもう。

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    2023年06月05日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    表題作の『再生』、過去に読んだことある作品だけどやっぱり何度読んでも大好き。
    最愛の妻の首なし死体と共に暮らすって構図が恐ろしくてグロテスクだけど美しすぎるよね……好き……
    結末の救われなさもほんとすき……

    他の作品もどれも面白くてハズレなし。流石!って感じでした。
    井上雅彦の『よけいなものが』と福澤徹三の『五月の陥穽』が特に好きかな。

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    2023年03月20日
  • 超常気象~異形コレクションLIV~

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    全編ハズレなしで素晴らしい!
    「気象」という人の手に負えないものが怪異になる恐怖、切り取り方の違いでこんなに多彩な作品群になるなんて。

    柴田勝家『業雨の降る街』、篠たまき『とこしえの雨』、平山夢明『いつか、やさしい首が……』が特に好き。

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    2023年02月19日
  • 狩りの季節~異形コレクションLII~

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    テーマが『狩り』というのが魅力的。伴名練の短篇目当てだったが、面白い短篇が多かった。

    以下、覚え書き
    柴田勝家「天使を撃つのは」
    黒木あるじ「哭いた青鬼」
    上田早夕里「ヒトに潜むもの」
    澤村伊智「えれんとわたしの最後の事件」
    牧野修「ブリーフ提督とイカれた潮干狩り」
    平山夢明「ゲルニカ2050」
    伴名練「インヴェイジョン・ゲーム1978」
    斜線堂有紀「ドッペルイェーガー」
    空木春宵「夜の、光の、その目見の、」

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    2023年01月04日
  • 超常気象~異形コレクションLIV~

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    『金魚姫の物語』、「三種の低気圧」、「とこしえの雨」がお気に入り。
    「地獄の長い午後」は妙に明るい血なまぐささと釈迦のポップさ、阿弥陀が世俗的で読んでて楽しい。
    「いつか やさしい首が……」はちょっと吐きそうになったけど好き。リアルな絶望……

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    2022年12月19日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    色々な作家さんの作品が読めるホラーアンソロジー。
    怖かった…!
    特に今邑彩さんの「鳥の巣」、小池真理子さんの「ゾフィーの手袋」は、後半にかけて恐怖がヒタヒタと迫り来てゾッとした。
    岩井志麻子さんの「依って件の如し」は、怖さよりも文章のリズム感と情景描写が美しすぎて感動させられた。
    もっとこの人の作品を読みたいと思った。
    もちろん田舎の陰鬱とした雰囲気漂うホラー要素もあるのでしっかり楽しませてくれた作品だ。

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    2022年07月16日
  • ダーク・ロマンス~異形コレクションXLIX~

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    恥ずかしながら、異形コレクションが復活していることを、最近知った。編集序文を読むにつれ湧き上がる胸の高鳴り。開始12pを読んだだけで星5。
    ‥‥感謝。

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    2022年04月04日
  • 狩りの季節~異形コレクションLII~

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    ネタバレ

    初めて読む「異形コレクション」楽しかった!
    読書ってこんなに楽しいものだったのね!と感じさせてもらえた15篇でした。

    名前は知ってだけど、初めて読む作家さんばかり。きっと順番も配慮されていて、真ん中あたりにキャラの立ったお話が集中。ここは続きを!是非ともシリーズ化を!の宝庫でした。特にお気に入りは、南北朝時代の妖怪ハンター凸凹バディもの「七人御先」、都会を住処にするの吸血鬼の「昼と真夜中の約束」と「ブリーフ提督とイカれた潮干狩り」(笑)
    SFっぽい「ヒトに潜むもの」も、久美沙織さんのも、最後の空木春宵さんのも素晴らしくて良かった。

    ホラーでちょっとグロい描写もあるので苦手な方は注意!です。

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    2022年03月10日
  • 狩りの季節~異形コレクションLII~

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    好みの作品が後半尻上りに集まっており、「いやー、読書って、本当にいいですね」と、読後一人感慨に深く浸った。星7個。

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    2022年01月11日
  • ファーブル君の妖精図鑑

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    『ファーブル君と真亜梨の妖精謎解きミステリー』

    他の人が見ることのできない妖精を、観察し記録しているファーブル君。そのノートを元に妖精の絵を書くことができる真亜梨。二人の力で、身近で起きた事件を解決していく、ファンタジー風ミステリー。二人合わせてコナン君、そんな雰囲気がよかったです。

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    2021年06月11日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクション。というだけのことがあって、本当にもうどれをとっても大傑作のホラーアンソロジーです。お気に入りがどれかだなんて選べません。もう全部大好きすぎる作品でした。
    ほぼ既読だったので、雰囲気に浸りながらじっくりと再読。福澤徹三「五月の陥穽」だけ未読だったかな。これ、凄まじく怖かったです。リアルな恐ろしさというのでは一番だったかも。こんな状況には追い込まれたくないものです。

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    2021年04月15日